マミー

劇場公開日:

マミー

解説

1998年に日本中を騒然とさせた和歌山毒物カレー事件を多角的に検証したドキュメンタリー。

1998年7月、夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入し、67人がヒ素中毒を発症、小学生を含む4人が死亡する事件が起こった。犯人と目されたのは近所に住む林眞須美で、凄惨な事件にマスコミ取材は過熱を極めた。彼女は容疑を否認しており、2009年に最高裁で死刑が確定した後も獄中から無実を訴え続けている。

最高裁判決に異議を唱える本作では、当時の目撃証言や科学鑑定への反証を試み、保険金詐欺事件との関係を読み解いていく。さらに、眞須美の夫・健治が自ら働いた保険金詐欺の実態を語り、確定死刑囚の息子として生きてきた浩次(仮名)が、母の無実を信じるようになった胸の内を明かす。

監督は、「不登校がやってきた」シリーズなどテレビのドキュメンタリー番組を中心に手がけてきた二村真弘。

2024年製作/119分/日本
配給:東風
劇場公開日:2024年8月3日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
石川朋子
植山英美
撮影
高野大樹
佐藤洋祐
オンライン編集
池田聡
整音
富永憲一
音響効果
増子彰
音楽
関島種彦
工藤遥
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映画レビュー

3.5「空気」の支配とドキュメンタリーの臨界点

2024年8月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

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マユキ

2.0なぜ今

2024年10月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

和歌山毒物カレー事件をテーマに事件の真相を追求したドキュメンタリー。最高裁判決に異議を唱える本作ですが果たして冤罪なのか、不可解で謎の多い事件であり真相は闇の中といった印象。

2024-172

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隣組

4.0死刑判決から15年

2024年10月14日
iPhoneアプリから投稿
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Oyster Boy

5.0タイトルなし

2024年10月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

見てよかった。訴えられそうになりながらも 執念で撮っている監督はすごい。マルゲキで見ていたので、ますみさんが無実だろうことは知っており、もう映画は見なくてもいいかと思っていたけど、ちゃんと見て良かった。夫のリアリティが伝わる。ますみさんの長女が自分の子供を殺して死んでいたことは知らなかった 。ますみさんがその予兆夢も見ていたということは 衝撃だった。 この夫婦のやっていたこと自体が相当レアケースで普通には理解しづらい 。自分の詐欺のいきさつをとうとうと 語る 夫の存在自体も強烈だ。親戚中が警察官で、排除されていた青年が このうちに出入りしていたことも、まるでドラマのようだった。最初に鑑定をした学者はパーソナリティ的にも変だと見てわかる。ますみさんが悪女とされてきたけど、本当に悪いのは夫の方ではないのか? とはいえ、夫が自分が使い込んだ金を返そうとヒ素を飲もうとしたのをますみさんは止めなかったのか? 本当の悪女なら離婚届を送る優しさ?はないのでは。

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えみり