「映像が掛け値なしで、素晴らしいです。」ライオン・キング ムファサ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
映像が掛け値なしで、素晴らしいです。
前作(2019年のライオンキング)から、
超実写版・・・と言う言葉が使われるようになりました。
超実写版?
とは、早く言えば、物凄くリアルなCG映像のこととか。
本当にライオンなら毛並みから光沢から写真のようです。
象も麒麟も何10頭も集団で動く様子は、アフリカのサバンナに
行ったとしても、こんなにたくさんを身近に見られないから、
それだけで十二分に大満足でした。
この映画は兄弟のように助け合って大きく成長したムファサと
タカ(後のスカー)が、仲違いした理由に迫っています。
両親からはぐれて、川に落ちて溺れかけてる幼いムファサ。
すぐ後ろには鰐が口を開けて迫ります。
それを助けたのがタカ。
兄のいないタカはムファサを群れに入れて、
一緒にじゃれあい本当に仲良しでした。
でもタカの群れに、ホワイトライオンが現れて、
タカの母ライオンを殺してしまいます。
タカたちの群れを皆殺しにしようと追ってきます。
そしてムファサとタカは群れを離れて、理想郷の“ミレーレ“を、
目指すアフリカ縦断の旅に出るのです。
驚いたことに山岳地帯では雪も深くて、
“アフリカに雪??“って思いましたが、実際に高い山では、
アフリカでも雪が降るのですね。
ムファサとタカの違い?
うーん、器かなぁ~。
ムファサには迷いがありません。堂々としています。
タカは気が小さくて策略家です。
タカが好きだったメスライオンが、実はムファサが好きだっことが、
大ショックで、ホワイトライオンに脅されると、簡単にムファサを裏切っちゃう、
・・・そんな信念のない所は“王の器“とは言えませんね。
それからもう一つ。
気のせいかも知れませんが、楽曲が平凡で、名曲がなかった気がするのですが、そんなことありませんか?
前作やそれまでお馴染みだった名曲が今回使われないのも
寂しかったです。
現在パートのシンバやキアラに、ミーアキャットのラフィキが、
昔話を聞かせる構成で、過去パートが殆どですが、
時々、現在パートのシンバやキアラが出てきて、
面白いんですね。
(佐藤二郎が演じる陽気なイボイノシシのプンバアは、
声だけ聞いても、笑ってしまいますね)
琥珀糖さんどうもです。僕も今日鑑賞してきました。圧巻の映像で本当に素晴らしかったですね。中身の話でいうとムファサの力強い勇気とスカーの臆病者でずる賢さが上手く出ていたと自分も思いました。音楽に関しては僕は「ハクナマタタ」をもっと聞きたかったですね笑笑