室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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ひどすぎて自分が室井になった夢見た
2024年劇場鑑賞298本目。
ネタバレ観たくなかったのでできれば先行上映で観たかったのですが先週観たい映画が多すぎて断念。正直青島が出るみたいなネタバレくらいました。まぁそれはある程度予想できてたのでいいのですが・・・。
前編で膨らませた伏線が全部あっさり回収されていって面白くないのはまだいいんです。やはりこの映画最大の問題点は室井が死ぬことです。しかも病気とか、誰かをかばってとかではなく、子供を俺が預かると言ったその足で、家を飛び出した犬を吹雪の中探しに行って遭難して死ぬ、というマヌケすぎる最期。これが本当の犬死にってか!死ぬシーンは明確に描かれないので「勝手に殺すな」と後から出てくる展開を期待していたのですが、何かあった時に渡してくれと頼まれたものを渡しちゃったらもうだめですね。
踊る〜は絶対殉職させないと監督が言っていましたが、だから警察辞めさせたのか!じゃすみれさんもやばいな!
結局最後に織田裕二が出てきたことで「ボクが踊る出るなら柳葉敏郎か室井さんのどっちか殺して下さい」と言ったのではないかと勘ぐらせてしまう、そんな映画を作ってしまったのは罪です。
いやいや秋田まで来たけどちょっと理由できたら目の前でも線香あげずに帰るとかどんだけ嫌いなんだよ。
仮面ライダーオーズ復活のコアメダル以来の記憶から消したい映画です。
日増しに腹が立ってきてこの前ついに自分が室井になって青島と話す夢見てしまいました・・・。
とてもよかったです。
ドラマシリーズからのファン(VHSで全巻購入)ですが、2以降のとにかく人と予算をつぎ込んだ結果ミステリーなのかコメディなのかよくわかんなくなってしまう傾向を捨てて、テーマを室井がドラマ初期では無視しがちがった犯罪に巻き込まれた家族に焦点を当てたのがとてもよかったと思いました。まっとうに生きていく人たちを小馬鹿にし、小さな幸せを奪っていくもの達に、相手の土俵に上がるのではなく、まっとうな生活とまっとうな気持ちで向き合っていくことの勇気と希望に溢れていてよかったです。(たか兄が母親殺害犯に憎しみをぶつけるのではなく、まっすぐと向き合って相手の正体を滔々と語るシーンはよかった。マーチ調のBGMも進んでいく感じがでていてとても合っていた)。最後は、え、こんな感じになるのとは思いましたが、それでも残された家族が「生き続ける者」としてまっとうな生活を送っていくシーンには涙した。
他方、「2」から感じていた底流にある女性蔑視のようなキャラが相変わらず気になった。
「2」の沖田管理官:「結局女はヒステリック」といわんばかりの最後に幻滅。沖田も沖田で男性社会で成り上がっていくには努力や覚悟があったろうに「結局最後は男じゃなきゃだめ」みたいな。真矢みきさんも「2」の後は沖田の印象で嫌なやつ思われ仕事がしずらかったとの記事があったがそうだろうと思った。制作側もさすがにまずいと思ったのか今回の映画も含めて沖田には人事上の配慮が働いたようだ(室井、新城、沖田の当時の中堅キャリアのなかで結局一番出世した)
若手女弁護士:「刑事事件を担当する勢いのよい若い女弁護士なんて結局自分のことしか考えていない」くらいの設定。
児童相談所の稲森いずみさん:経験豊かで子供と親双方のことをよく考えているし、仕事にも一生懸命だと思っていたのに、「結局女は見落とす」みたいになっている。
よく考えると「踊る」シリーズも主役というかラインとしては「和久ー室井ー青島」が中心で、すみれさんも雪乃さんも途中で脱落。制作陣もプロデューサー・監督・脚本とすべて男性なのがやっぱりこういう感じになってしまうなあという感じ。ジェンダー参画というのは形式ではなく、実質的に重要ではないかと思うもの(制作陣(声だしできるポジション)に女性がいれば彼女たちの扱いも少しは変わったのではないか)
沁みる
室井慎次 後編
前編の事件と嘘や問題が解決されていく。
バラエティに出演された際に
柳葉さんは監督へ
死なせてくれと希望したため
凍死で亡くなりましたね。
一人で三人の子供を育てている親が
帰巣本能のあるワンちゃんを
吹雪の中探しに行くのは
納得できませんでした。
無謀過ぎる(涙)
事件解決の過程よりも
巻き込まれた弱者と傷ついた人の
話に重きを置いている
と言うのが、踊るらしさかな。
平和な日々がいかに貴重かと感じる
育てられた子供たちは
室井さんの遺志を継いで
生きて行くんだろうな…と
思いたい。
最後に…
リクが友達とケンカして怪我をして帰り
室井さんと話すシーンは
リク自身が過去に虐待されていた
フラッシュバックのシーン
と共に込み上げる物がありました。
毎日の美味しいごはんと
寒さをしのぐ家と暖かいお風呂…
贅沢は言わないけど
時々誰かと笑い合えたら
最高だなと思える映画でした。
是非映画館で観てください
ラストシーンの描き方に足りないもの
刑事物、ミステリーとしてではなく、人間ドラマとして見れば、室井慎次の人生の最終章を描いた一本として、そこまで不満はない。
とはいえ、唐突な展開、理解しかねるキャラの行動は散見するが。
もちろん、青嶋との再会、タッグの再結成を期待した展開とは程遠いものではあったが。
とても残念だったのは、「最後」を明確に描かなかった点。
「生き続ける者」と言うタイトルを冠するのであれば、子供達のために、志を同じくした以前の仲間達のためにも、生き続けようとするラストシーンをしっかりと描いて、ファンに見せて欲しかった。
そうすることで、新城と沖田が進めたものと、子供の一人が意思を継ごうと目標を見定めたことに、彼が「生き続ける」という重みが加わったのではないか。
そしてファンの納得度も違ったのではないだろうか。
亀山Pは止めないつもり?
なるほど。
確かにタイトル通りの『生き続ける者』の話でしたね。でも、所謂、“踊る”の話を期待した人にとっては、ちょっと「思ってたのと違う!」という事になるのではないでしょうか。
引退した刑事の単体の物語としては、いい話で、「この人は、信念を貫く人なんだな」という印象を持って終わると思うんですが、ODORU LEGENDと言っちゃってんですよねぇ。だとすると“踊る”要素が欲しい訳で、それが、前編の『敗れざる者』と比較して、圧倒的に少なく感じてしまうので、物足りなく感じてしまうんですよね。
ってかさ、このPOSTのタイトルの通りですよ、最後の最後で。これは、次をやるという意思表示ですね。次は、2025年なんですかね。ってか、あれか、作品公開は2025年だったとしても、舞台設定は、タカが大学を卒業して、警察に入庁したころ・・・という設定だったりして。
自分の中でも何か区切りが付いた
舞台挨拶付きで見ました。
ギバちゃんのファンサービスが素晴らしかった。
踊る大捜査線の第一作が大学時代。
元々パトレイバーが好きなこともあり、このシリーズにもはまりました。
ぶっちゃけ続編で王刑事が出てきてからは、う〜んとは思っていましたが。
一人の力で組織なんか変えられるわけない。
でも室井さんの想いは、生き続ける者たちに託された。
自分もそれなりの歳になりました。
次の世代へ…ということを考えるようになりましたので心に響きました。
でもここから続編?
う〜ん…という気持ちが大きいかな。
すみれさんは幸せになっているのだろうか?
それだけは確認したい。
ラストだけがダメ
後編を観にきた時点で、あんな感じの(トトロか北の国から風な)内容は許容できるでしょう。
加藤浩次さんが再訪問してきた所まではとても良かった。
やっぱコイツダメだわ。となって「私が預かります」とか言っちゃって、すぐ死んだらダメだし、死因もダメだし。
せめて普通に発作が起きて死ぬ方がまだマシでした。伏線はあったし。
「想像するだけで楽しい。寒くねえ」って言ってほっこり終わっても良かった気がしますが。
違う意味で泣かされたわ!
踊るの歴史をぶち壊してくれたな!って見た直後に思いました。
前後編は構わないんですヒューマンドラマを見せられるのも構いません
長男の初恋相手がNTRれるのも平気
りくくんが殴られ戻ってくるも大丈夫
杏の、なぁなぁな感じで改心?するも良し
稲森いずみの勘づいた?のにスルーするとこも良し
でも最後はなんですか?
前後編で病気のフラグ立てておいて加藤浩次が犬を玄関に置いだしたら逃げて、それを追いかけて凍死?なにこれ
犬もずっとあの家に住み着いてるんだから、そのうち帰ってくると思うし、何度も犬が離れません!言わせて涙を誘うシーンに笑いがこぼれました。
それなら加藤浩次と取っ組み合いになった時の斧が原因とかにした方が良かったじゃん
なんであんな感じにしたんです?
そして最後に青島登場…。
最悪のサプライズᐠ( ^ᐤ^ )ᐟ
青島出すなら室井さん生かせょ!
映画館が明るくなった時に一番最初に口から出たセリフが、こんな酷い作品だとは思わなかった。でした。
ちなみにイイとこもあります!
沖田さんの変わらない美しさと怖さ惚れる
懐かしのメンバーのゲスト参加
すみれさんが元気でいてくれてること
過去のシーンをちょくちょく写して思い出させてくれたこと
あと長男君のNTR相手の女の子なんか可愛かった 以上です。
猟銃の場面
平均評価よりは面白く観れた。
終盤、杏がリクの父親に猟銃を放とうとする場面。
おそらく室井さんの「これは人を守るための道具だ」を受けての描写なのだろうけど、人に銃口を向けているので違和感。
たとえば、猟銃を手にするものの、室井さんに教わったときに感じた恐怖から逡巡し、しかし「皆を守るため」と室井さんの言葉を思い出し立ち向かう
そんな描写を挟むだけでも違ったのでは。
そういう端折りが随所にある点がもしかすると評価を下げている一因かもと思うなど。
あとスリーアミーゴスも弔問にきてほしかったなあ。田中麗奈とか、哀川翔とか。
でも踊る続編では松下洸平とかあの若い巡査とか出てくると想像すると、楽しみ!
踊るのスピンオフにする必要性はないし
室井慎次を登場させる必要は全く無い気がしましたが、令和版の北の国からだと思って見ると割といけます
こういう結果を求めないような、まったりとした作品は今はほぼないので、ヒーリング効果はかなりあります
ラストシーンですが、踊るフリークの見解としては、室井慎次は亡くなってはいないんじゃないかと思うので次回作にはまた出てきます
というかまだ続けるのか…
雪国の人の生活や北国の大型犬を知らない脚本
秋田出身でエリート警察だったはずの室井慎次が、雪国ではあり得ない、吹雪の中に派手じゃない色の服を着てGPSも持たずに出るという、迷惑行為をするただの愚か者になってしまった。
室井がしなければいけなかったのは、探さなくても帰って来れるしあの程度の雪なら生き延びれる秋田犬を探しにでかけることではなく、「シンペイは秋田犬だから大丈夫だ」と安心させて、怖い思いをしたばかりの子供達の側にいることだったのでは?
(そもそも電波が入らないような場所で、雪の季節に小学生の子供を1人で登下校させてること自体が昭和脳)
まさか室井ほどの男が、台風で畑や漁船を見に行って死ぬ老人ように、予測可能かつ回避可能な危険と、他人の命を危険に晒す迷惑行為で最期を迎えるとは思わなかった。
期待していた事件そのものもフワっと終わり、テレ朝の遺留捜査にでも影響受けたのか?と思うほど事件の方には焦点が当たらない。
結局この映画では、踊る大捜査線のファンを熱狂させたキャラの1人である室井慎次という男は、何もかも中途半端で、大きな夢も、ささやかな夢も、何一つ叶えられず死んでいく老人達の1人だったということしか分からない。
ささやかな夢の方は、常識があれば簡単に回避できるものぁったからこそ、唖然とさせられる。
遺体を回収したにも関わらず、葬儀をきちんと行なっていないのもよくわからない。
織田裕二で続編を撮る為に、室井慎次を作中で殺し2度と登場させない、織田裕二とは顔を合わせないという条件で柳葉敏郎に承諾させたのか?と思うほど、意味不明な2部作だった。
長年のファンが前編を観た後で、後編に求めていたのは、こんな雑な結末ではなかったはず。
自分は警察としての夢は叶えられずとも、子供達を育てる夢はきちんと叶える室井慎次の姿を求めていたし、これからも信者と母親に悩まされるであろう杏を守る為に行動し、信者達を一網打尽にする室井と秋田県警&警視庁を期待していた。
これはまったく未解決。
児相の謝罪どころか、映画内でやたらと尺を取った里子の小学生の問題が、室井が亡くなったことで法的にどうするのか、映画内で出て来ないのも判然としない。
高校生達はともかく小学生は牧場主達と牧場主達の家で同居していないと問題では。
どうせ地上波で放送するものを映画館で観に行ったことは後悔しかない。
行こうとする人を止めるレベルで無駄金である。
そもそも過去のドラマシリーズもローカル局の昼のみや、BS、フジ系列配信のみなどで若者に興味を持たれないしわざわざ契約してまで観ない。
昔のファンの多くは不満が多く絶賛してる人はステマを疑うほどしかいない。
なぜ劇場後悔したのかわからない。
番狂わせ
先月公開の「室井慎次 敗れざる者」の後編でした。「踊る大捜査線」に関しては、ドラマも映画も全く観たことがなかった私でしたが、当然刑事物であることは知っていました。しかし前編では刑事物的な謎解きやアクションの要素は非常に薄くて、どちらかと言えば本作の主役の室井慎次を中心としたヒューマンドラマに近い内容でした。それ自体かなり意外なところだったのですが、結局後編もその調子が続いたので、ひと言で表せば”番狂わせ”な作品でした。
その辺りは「踊る大捜査線」シリーズ初見だったので、特段問題はなかったとは言え、それではヒューマンドラマとして面白かったかと言えば、ちょっと浅かったかなあと感じたところ。俳優陣は豪華だし、彼らが上手く演じているのでそれなりの感動を得られると言えばそうなのですが、最後の最後で室井さんをあの世に送るという飛び道具を使ったからこそそれが有効になったように思われたので、総合的にはイマイチだったなあと思いました。
あと、終わり際にシリーズ全体の主役である青島刑事(織田裕二)を登場させ、しかも室井さんとの再会をさせずに続編があることを伝えたことは、正直悪手だったんじゃないかと思ったところですが、シリーズのファンの方はどう思われたんでしょうかねえ?
そんな訳で、本作の評価は★3とします。
スピンオフとしては……
後編として、どう纏まるのか楽しみにしてましたが……
スピンオフとしては、良いかもしれない。
すみれさんのことを知れたのは嬉しかった。
けど、「踊る」としてはどうだろう?
事件も簡単に片付けちゃうし……。
ただ室井慎次の人生としては、踊るで見せてた、渋いシワ寄せ顔ばかりの人生ではなくて
彼なりに青春があって、色があって……仲間がいて幸せ人生だったんだな、と思わせる映画だった。
最後の青島くんは、会えて嬉しいやら
次回作への期待も。
見てるモノと求めるモノの差
この作品の世界観の中に確かに湾岸署を中心とする青島刑事とその仲間たちが活躍した「踊る大捜査線」とゆー作品は存在してる。けど、室井慎次2部作において「踊る〜」は客寄せパンダでしかない。前編から過去の事件が未だに室井にまとわりつくようなフラグを立て、同時に警察のキャリア組だった時分を捨て叶えられなかった約束を違う形で果たそうとする老練な室井。
観客が観たいのは「踊る」の室井慎次。しかし描かれてるのは、踊る〜に関わっていたけどそうじゃない部分の室井慎次を描いてる。匂わせるは匂わせるだけでほぼ終わった。
とても気になったのが、過去の映画作品もだったけど、“日向真奈美”とゆーキャラを神格化し過ぎてるし、頼り(使い)過ぎる。確かにインパクトのあるキャラだが、ここまで振り幅持たせるには、ちょっと無理がある。
あと、つまらないこと言うけど前編で登場した彼と「きりたんぽ鍋」つっついてない(約束を果たせなかったって、こっちのこと?)
エンドロール後の映像…
これは書かない方がいい。
踊るファンへの冒涜
踊る大捜査線を初めて観たのは小学生の頃。
リアルタイムでドラマを観ていて、子供ながらにワクワクしていた。
シリーズが続いてもその気持ちは変わらず、映画が出る度に映画館に足を運び、FINALが公開された時は本編のタイトルバックが流れただけで“これで本当に終わっちゃうんだ”という思いで泣いた。
それから更に時が経ち、今年に入り踊るプロジェクト再開のニュース。耳にした時はとても嬉しかったし、とにかく公開が楽しみだった!
それなのに。。。
はっきり言ってこの展開はあり得ない。
室井さん死んじゃうのは絶対違う。
死ぬにしてもこの亡くなり方だけは絶対違う。
踊る大捜査線ってTVシリーズで青島と室井さんが時にぶつかりながら丁寧に築き上げてきた信頼・約束・絆が根幹にあって、彼らの役職や立場が変わってもそれがブレずに時折垣間見えるから面白いし素晴らしいと思える。
だから、「室井さん、オレはあんたを信じる」や「あいつの背中を見てろ」と言った胸熱シーンが生まれるし、ファンもそういったシーンを観たい。
けど、室井さんを退場させちゃったらそういったやり取りを見る事は二度とない。
例えどんなにシリーズが続こうがベンチで肩を並べて座る青島と室井さんを観ることは叶わないし、青島との絆を感じるシーンもお目にかかれない。
それはシリーズのファンから楽しみを奪ったと言っても過言ではないと思う。
何年もかけて繋いできた物語なのにこれではあんまりでしょ。みんなの演技は素晴らしいのに、ストーリーが酷いとしか言いようがない。
君塚さん、本広監督、亀山Pは踊るシリーズをずっと近くで描いてきたのにこれで良しと思ってるのだろうか?ドラマや映画において登場人物の命を捨てるということはある意味見せ場とも言えるけれど、この使い方はあまりにも雑。これではお金目当ての為に無理矢理作品を作ったとか言われても仕方がない。収益の為にファンがフジテレビに踊らされてるみたいだ。
ただただ残念で失望した。
FINALで華々しく終わるべきだった。
なんでや!
なんで!
なんで死ぬんだよ!
なんで死なすんだよ!
そこで死んじゃダメだって!
加藤浩次許さん!!!
丹生ちゃん男を弄びおって!!
最後、ちゃんと参らせてあげてよ!
そこはギャグじゃねぇって!
良かったけど
テレビシリーズからの「踊る」ファンも満足できたのでは。使命感で子供たちを引き取ったけど、子供たちと暮らすのが本当に楽しいと言う室井の姿は素晴らしかった。
ただね、心臓に病気かかえてたからそうなる感はあったけど、ワンちゃん探して遭難して死んじゃう、と言うのは元警察官としていかがなものか。ワンちゃんも立場ない。子供たちも残して。
犬などほっとけば家に帰ってくるもの。加藤と乱闘の最中に心臓発作起こして死亡、でよくなかった?
最後青島。主人公だからとは言え若メイクしすぎ。
これが室井慎次の生きざま
前編では、踊る大捜査線のファイナル後、室井慎次はどうしているかというところから話が始まります。早期退職して事件の影響を受けた子供タカとリクを引き取り秋田の田舎で穏やかに過ごしていました。ところが自宅近くで死体が発見されます。身元はレインボーブリッジ封鎖事件の犯人の一人、更には猟奇殺人犯・日向真奈美の娘杏が現れ穏やかな生活をかき乱します。踊る大捜査線の本編に関わるような展開を見せて前編は終わります。この展開を踊る大捜査線を再びと思っている鑑賞者からすれば物足りないものとなります。本作は室井慎次という人間がどのように生きたかというドラマとして観ると味わい深い作品と言えます。父親代わりとして子供達を真っすぐに育てようする姿に胸を打たれます。若干強引な展開はありますが、日向真奈美による策略で死体が発見され、杏が現れたという落とし方は納得しました。リクとの子別れからの再会は予想できました。その後犬を探して遭難してしまうという結末はちょっと突っ込みを入れたくなりました。室井慎次が周囲の人々に良い影響を与えていたというまとめは悲しさを誘います。そして最後の最後に青島が登場しますが、やはり室井慎次とのツーショットシーンにして欲しかったです。
そして次回、踊る大捜査線の本編再始動となっていますが室井慎次はいません。本編で恩田すみれは後遺症で退職しています。成立するのか不安です。
全291件中、161~180件目を表示







