室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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お約束に裏切られました
前編【敗れざる者】で疑問だった瀬川の遺棄現場は、国見達が崇拝する日向真奈美の指示だった。─は理解した。
杏の不可解な言動も、真奈美に洗脳されていたから─ってのも無理矢理飲み込んで納得しよう。
が!何故固執していた青島では無く、退職した室井さんの所へ?
先ずそこがモヤっとした。
前作の弁護士や、今作の児童保護施設の職員が「全く子供の事を考えていない人達がこう言う職業に就いている」のが風刺となっている。
所で田舎のヤンキー達は結局何だったの?
根気よく向き合えば分かってくれる?結局商品を片付けていたのはきぬさんだった。
最後にカップ麺を置いていたけど、室井さんの好物知っているの?そんな付き合いしていないのに?
ラストの室井さんが吹雪の中へ居なくなったシンペイを探しに出るシーンも、普段から外で放し飼いにしているのに急に行方不明になるのは不自然。
例えば柳町に蹴られたり鉈で追い立てられたのならば兎も角、首輪を掴んで外に出しただけで呼んでも来ない程遠くへ行く?
室井さんの死因も、雪崩に巻き込まれたのか崖から落ちたのか心臓発作なのかも解らない有耶無耶状態だし、そもそも踊るお約束の「死んだと思ったら実は生きていました」じゃ無いんかーい!
心肺停止って言っていたので遺体は引き上げられた筈なのに、デッキチェアに報告書や花を手向けるのって遺体が発見されていない人の場合じゃないですかね?
もしくは病室へ行くには人数が多くて迷惑だからとか。
だから私は生きていると信じていたのに、パンフもネタバレ─って書いてあったから「やっぱり生きている」と思っていたのに…
「室井さんが生きていたらまた出したくなるから死なせました」にはガッカリしました。
確かに柳葉さんご自身も「室井のイメージが…」と、視聴者が勝手に「室井と言えば柳葉さん」では無く「柳葉さんと言えば室井慎次」とイメージ付けてしまっているので仕事がやり難いとおっしゃっていましたが、だったら尚更あんな突然死は悪手だと思います。
実際に雪崩で亡くなる方も転落死する方も心筋梗塞で亡くなる方も存在しますが、リクの事も杏の事も方が付いてこれからって時に支えが無くなる3人の子供の精神面は考えなかったのかなぁ?
幾らお金が残されていても、村人達が助けてくれても、高校生と小学生の3人で生きるのは無理があるでしょ。
後、最後に青島が現れて家にも入らず帰るのも不自然。
亡くなっているのならば、幾ら緊急電話が入っても線香の1本も手向けずに帰る?
観賞後に後ろを歩く女性二人組も「お葬式していないから生きているんじゃない?」「青島も平然としていたしね」と話していたし、観客には製作陣の思いが伝わっていないです。
もう踊るは完全に封印した方が良いと思う。
こんな終わり方でいいの?
学生の時に踊るを観て室井慎次という漢に惚れずっと尊敬し続けてきました。
映画館に行くのも十数年ぶりでとてもワクワクしていました。前編は室井さんの哀愁をしみじみと感じる良い映画と感じました。
後編について
◯良かった所
・杏がようやく救われた(猟銃ぶっ放しは一般人の室井さんが責任を取ると言っても「?」とは思いましたが)。
・タカが警察を目指すことを決めた件。
ベタな展開とは思うがそれでも好き。本当に東大入れたら親を超えて成長できた証になるし駄目で東北大に入ってもそれはそれで良いので今後の成長が気になる、新城辺りとの絡みが見られそう。
・地域のギスギスおじさん達と和解できたこと(いきなり向こうから心開いてきたから急だなとは思いましたが)。
・最初で最後の家族旅行が切なくも温かく泣けた。
・子供達がずっと作っていた家の看板が完成したこと。
◯良くなかった所&気になった所
・唐突に出てきた不良にイライラ。前編にはいませんでしたよね、必要ですか?
・タカがフラれる描写が唐突過ぎる。
フラれて次の目標に向かわせるように仕向けるためだとは思いますがすぐに別の男に乗り換えた女の子がただただ不快です。
・殺人事件の犯人逮捕が呆気ない。一応踊る要素入れておきましたよって感じ。
・犯人が日向真奈美信者設定はしつこい。
3で散々擦ったのにまた出すのかと。娘が母親の洗脳で苦しんでいるのはまだ許容できましたがもういいでしょ。この調子だと踊るプロジェクトが続いても全て日向真奈美絡みになりそう。
・杏が母親を思い出す時にスマホに保存していた写真を見ていたが映画のワンシーン切り抜き画像で不自然。
杏はその写真どこから持ってきたんでしょうか...?母親の事件の新聞記事持っているとか信者のホームページを見ているとかなら自然だったかも。
・そもそも日向真奈美は室井さんが警察辞めて幸せに暮らしてるってどうやって知ったのか、日向と室井さんの接点なんてほぼ無いのに嫌がらせする必要はあったのかよく分からない(幸せな人に嫌がらせしたくなるとか言っていたが室井さんより幸せな人は世の中たくさんいますので謎)。
・沖田さんもっと見たかった(室井&新城&沖田トリオ好きなので)。
・リクの父親はもっと序盤から出して争わせるくらいしても良かったかも。
・児童相談所の対応がお粗末。虐待されるのなんて普通に予想できたのでもっと慎重にしてくれよと。現実でもあんな感じだと恐い。
・リクが相談所の車で連れて行かれるシーンで杏の名前しか呼ばなかったこと。
まずずっと親代わりしてくれた室井さんを呼んでくれよ。そしてタカと杏も呼んで追いかけるでいいでしょ。杏だけが玄関の中にいたから呼んだのかなと思いますが一番過ごした時間が短い彼女だけ呼ぶのは不自然に見えました。
・室井さんのまさかの最期。
一番納得いかないのがやはり室井さんのあの最期の描写です。まさか今回の主人公だし踊るシリーズとしてももう一人の主人公だと私は思っていたのでシリーズ再始動の一発目で亡くなるとは予想外過ぎました。
無線で心肺停止の男性が見つかりそのまま場面転換でこれは歴代やってきた死ぬ死ぬ詐欺だなと思い室井さんの「死んでいないが」という台詞を待っていました。新城が室井モデル草案の書類を愛用の椅子に添える所はグッときましたが正装だし皆で敬礼は大げさでしょと思い、地域の人達が献花や拝みに来て商店のおばちゃんは喪服のような黒い服だったのでここでおかしいぞと気づきそのままエンドロールに入って唖然。最後に青島が出てきてもそれどころじゃないよと感動に浸れず終了して心がぐちゃぐちゃになりました。
混乱して最後の場面の記憶が一部曖昧で間違っているかもしれません。涙も引っ込んでしまい呆然、唖然、失望の感情です。
母と見に来ており終了後に私が言ったのは「室井さん死んだの?」でした。母が「拝んでいたんだしそうなんでしょ」と言ってもモヤモヤしたままでした。ちなみに母は踊るシリーズを一応知ってるレベルで今回は感動できたと言っていました。
亡くなる設定にしたのは柳葉さんを室井慎次から解放するためと他のレビューで拝見しましたが別に亡くならなくても今回の映画で室井は最後ですと言えば解放されると思いますが私の考えが甘いのでしょうか?
余命幾ばくも無いけれど子供達と田舎で幸せに暮らしました、めでたしめでたし。で良いのでは?
亡くなるとしても犬追いかけて遭難して寒空の中一人逝くなんて悲しい最期じゃなくてもいいじゃないですか。リクの父親から子供達を身を挺して守ってその傷が原因で亡くなるとか、遭難から発見はされたけれどもう命が尽きる直前で子供達に一言残して温かい布団の中で亡くなるとか。
死ぬ展開が絶対に嫌だとは言いません。死の描写が雑過ぎるので納得いかないのです。
葬儀を行うとか、家に遺骨と遺影があって線香が焚かれている等の描写も無いので本当に亡くなったのか受け入れられない自分がいます。最後子供達が車に乗っていて運転手はまさか...とか変な希望を持ってしまいます。
映画を見終わった後にポスターを見たら遺影に見えたので「あー...」と言葉で表現出来ない気持ちになりました。
今は過去の室井さん見ても「こんなカッコいいこと言っても約束は果たされず無念の死を遂げるんだよな...」ととんでもないノイズが入ってしまい辛いのでしばらく観るのを控えようと思います。
シリーズ続ける気満々な字幕が最後にあって絶対出ないと思っていた青島が出たので彼の物語もいづれやりそうですが、織田さんを青島から解放するとか言って室井さん同様亡くなって終了しても可笑しくないかなと感じました。
どちらにしても室井さんが出ない、室井と青島コンビが見られない踊るシリーズは興味が無いので続編は期待しないです。TVでやってたら観るかもなぁ程度です。
室井さんの子供達のこれからの様子や室井モデルは実現されるのかは気になります。
p.s.入場者特典のポストカード貰ったのですがカッコいいです(悲しくなって涙も出ます)。これ最近追加されたと聞いたので初日に観に行くほどのファンはまた来てねって言ってるようなものなので酷い扱いだなと思いました。映画館のショップに室井さんの遺影...もといクリアファイルが売っていたので今までの感謝と弔いを込めて購入しました。
「すごく感動したしもう一度観てBlu-rayも買います!これからのシリーズも楽しみです!」みたいな感想をここに書きたかったなぁ...。
無念です。
前後編に分けるほどの作品だったのか?
良い作品ではあった。踊る大捜査線シリーズ内では毛色の異なる作品だが室井慎次の引退後の生き様を描いた作品としては。
ただ、現役時代の室井レポートとはあまり関連性が無いような。。ちょっと強引だと思ったけれど、室井慎次役の引退を決断した柳葉敏郎さんに対するレクイエム的作品なのだろうと納得することにした。
前編で少し不安に感じた秋田県の描き方については、きちんとフォローされていて良かった。
少し不満な点を挙げるなら、ラストの展開が少し捻り過ぎていませんか?元警察官が吹雪の夜に犬を追って雪崩に巻き込まれるというのは、ちょっと間抜けな印象を抱いてしまいました。
たかが犬、という価値観でないことは百も承知していますが、いくらなんでも良い歳した大人なんだから、もっと冷静な判断ができたでしょう?
子どもを庇って刺されて、なら安易とは思いますが納得感のあるラストだった。個人的にはそう思います。
生き続ける者の意味
ドラマ当時から「踊る」を見ています。
見終わって「生き続ける者」ってそういう意味だったの?と意外でした。
まさか室井さんがあんな終わり方をするなんて、あっけないくらいで理解するのに時間がかかりました。
前編からの伏線がいくつか回収されましたが、それでも謎は残ります。何故日向真奈美は死体を室井さんの近所に埋めたのか、何故娘杏を室井さんの元に送ったのか?
今回も日向真奈美は犯人を操っていたが、刑務所にいてもそんな何度もできるか疑問。
前編から感じていましたが、家族で食事するシーンが多かったです。あれにはどんな意味があったのか気になります。
過去の作品のような痛快さやユーモアはないですが、室井慎次の人生を描いている作品として観ればそれなりに面白かったです。東京の警視庁でそこそこの役職まで上り詰めた彼が、インターネットもつながらない片田舎で定職につかず犯罪被害者の子ども達と暮らしている姿は、隔世の感はしますが、それが実直な彼の生き方だったんでしょう。この辺りは丁寧に描かれていると思います。
そしてラストに「彼」が登場します。伝説は続くとあったので、まだ続くのでしょう。やっぱりファンとしてはまた観に行くと思います。楽しみに待っています。
生き続けてほしい…
・人付き合いの不器用な室井さんが最後に皆に理解されてよかった…これに尽きる
・杏は、後編で母親譲りの猟奇的キャラかと思ったが、全く逆の展開で、ある意味裏切られてよかった
・前編で自身を見据えたタカであったが、後編では更に警察官を目指す志がうれしかった
・オネショしたくらいで室井さんに叱られるのを畏れるリクには、ちょっとさみしさを覚えた
・シンペイ(秋田犬)を探しての遭難死は残念。4人家族になって1〜2年の短くも幸せな生活を経てから他界するくらいがよかったのでは…
・ラストの青島のとんぼ帰りは不自然すぎる。後ろ姿のみ登場で余韻を残すくらいがよかったかも
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人は二度死ぬと聞いたことがある
一度目は身体が滅んだとき
二度目は誰からも想い出されなくなったとき
「青島、君に託す。」・・・
託された者がいる限り、室井慎次は「生き続ける」ということなのだと思う
嘘だよねと思った
特典のポストカードの裏を、映画が始まる前に見てしまったので、あ、そういう終わり……?とは思っていました。
室井さんという、口数も少なくいつも眉間に皺が寄っていて、上からも下からも責められ毎回苦渋の決断をせざるを得ないキャリア管理職のキャラクターが、普通に笑って日常を過ごし、そして今でも後輩たちに尊敬され支持される姿を見られたのは、よかったなと思います。
でもまさか本当に退場させるとは思わなかった。
はっきりとそれを描いたわけではないので、違いますと撤回することはできるし、続編を作るのならそこでは明言せざるを得ないんだと思いますが(セリフで済ますとしても)。
このシリーズに限らないけど、本編を生き抜いたキャラクターが、一度終わった作品の"リスタート"で殺されるのは、本当に辛い。なんのために本編を最後まで駆け抜けたのか。もちろん人間みんないつか死ぬので、時間軸的にたまたま生きている場面を切り取ったのがこれまでの作品なだけだ(描かなかったとしてもいつか死ぬ)と言われればそれまでだけど、後出しで殺さないでほしかった。
そして本当に退場するのであれば、その幕引きはなによりもの見せ場にしてあげてほしかった。
あまりにも主張のない終わりで、それこそ人に責められても誤解されても性急に動いたりしない室井さんらしかったのかもしれないですが。
終わっちゃうんだなと…
期待を上回る展開で、胸が熱くなる映画でした。
室井慎次の人柄を前面に出した映画。
驚きの結末を迎えるが、踊るファンなら涙が数回出てもおかしくない。
息子の恋愛面の話など、サイコパスな展開もあったが、室井さんの恋愛話を引き出す伏線かと。
もう今後の作品に出てこないと思うと悲しすぎる。
思いはいろんな人に伝わっている
2部作の後編ということで鑑賞!
警察を辞めて故郷の秋田に戻り、事件被害者・加害者家族の支援をしたいという思いから、タカとリクという2人の少年を引き取り、暮らしていた室井慎次。
しかし、彼の家のそばで他殺死体が発見され、さらにかつて湾岸所を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・日向杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化していく。
かつての同僚であり今は秋田県警本部長になっていた新城に頼まれ、警視庁捜査一家の若手刑事・桜とともに捜査に協力することになった室井。
そんな彼のもとに、服役を経て出所してきたリクの父親が訪ねてくる
というのがあらすじ!
前回の火事の後から始まりましたけどそこからいろいろありましたね
タカがまさかの失恋…
りくは室井さんのところにやっぱり帰ってくるし杏は母親のことで苦しんでましたね
タカの失恋に関しては何でいきなり?って思いました笑
親の一言で変わった感じだったのかな…
両想いのように見えたの自分だけ?笑
何があった?って思いました笑
あと室井さんの家の近くで見つかった事件は結局は桜さんの考察が正しかったってこと?
犯人も誰かわからないしそこらへんは描かれた?
なんかよくわからなかったです笑
桜さんの考察が正しいかったのなら怖いですね…
獄中から操ってるってことですよね…
そしてりくの父親が取り返しに来たシーンはハラハラしましたね!
杏のおかげで危なかったけど何とかなってよかった…
でもその後に室井さんがしんぺい探しに行ってそのまま亡くなるとは思わなかった…
びっくりしたし悲しかった😔
室井さんは亡くなったけどみんなに思いは伝わってたし室井モデルという形で続いていきましたね
みんなそれぞれの道に進んでましたしすみれさんも生きてるみたい!
今後の続編とかあった時に出てきたりするのかな?
そして最後に青島さんも出てきましたね!
あの音楽で来たって思いました😊
でも電話で呼ばれたみたいて帰りましたねー
手を合わせる時間ぐらいあるだろうって思いました笑
生きて2人が再会できなかったのが寂しかったですね…
素敵な映画をありがとうございました☺️
これは「踊る」ではない(良い意味で)
先行上映初日に観賞して結末に衝撃を受け、頭の整理をつける為にしばらく間を置きつつ他の方のレビューや公式からのネタバレなど様々な情報を仕入れ、本日2度目の観賞。
潜水艦事件のポストカードも頂戴しました。
我ながら実に上手い観方をしているなと笑
ちなみに前編も2回観てます。
まずは苦言から。
これは『踊る』じゃない、と息巻いて批判してる往年ファンの方々は亀山さんら製作陣の話を聞いてないのか?散々違うと最初から言ってるのに。
大体室井さんが主人公という段階で予測つきそうなもの。『容疑者室井慎次』で学ばなかった?
フジテレビにも責任はある。あれだけ過去作を再放送などして散々煽っちゃうから、あの雰囲気を期待して観に来ちゃって違うとか言われちゃうのよ。まぁ局としてはやらない手は無かったのだろうけど…
室井さんがあまり絡む事なく事件があっさり終わってしまってつまらない、という意見がありますが…室井さんは既に警察官ではないので当然かと。寧ろ、国見の声に似ていると室井さんが証言したから解決に繋がってる訳で、それだけで充分解決に貢献しています。
ただ確かに、前編のボリューム感からすると若干尻すぼみ感があったのは否めませんが。
で、2回観て色々腑に落ちました。
確かに、ん?と思っちゃう場面はあります。シーンの繋がりをもう少し整理できなかったかな…
でもとにかく室井さんの笑顔、子供達と接する時の優しい表情が印象的で、それだけで目頭が熱くなります。
脚本の君塚さんは最初、事件など絡まずにただただ地元に帰って黙々と畑を耕すだけの室井さんを書きたかったそうな。
確かに、よく考えると事件の要素など無くてもストーリーは成立する気がします。杏ちゃんも日向真奈美の娘じゃなくて単なる里子の一人でも良かったかも知れない。まぁ、そんな感じではフジテレビが許さなかったとは思うけど笑
長年、巨大な組織で一人闘ってきた人です。そんな人が、約束を守れなかった後悔を抱えながらもリタイヤして平穏かつ楽しく暮らしている、それだけで自分には充分でした。
子供たちの成長を見守る室井さんの暖かい眼差しは今までの作品には見られなかった。それだけで本当に感無量。
エンドロール前、酔っ払いながら子供たちに夢を語る時の室井さんの表情、生涯忘れません。
でも今回のMVPは新城さんだったと思います。
「青島との約束はまだ終わっていない」
諦めて、別の形で償おうとしていた室井さんへの一言が痺れました。どれだけ救われた思いか。
室井さんが頭を下げるのも分かります。
沖田さんも含めた3人の関係性も素敵でした。
その沖田さんに電話をする桜さんがちょっと青島っぽかった笑
BGMに関して。
『踊る』シリーズはBGMとその特徴的な使い方も魅力のひとつですが、今回の武部さん作曲の劇伴群もとにかく素晴らしい。一連のシリーズとはまた違って、一つひとつの情景をじっくりと際立たせてくれる。
『踊る』シリーズからの曲は前編でも使われた「危機一髪」、そして最後の最後でまさかの…。
あと犯人である国見との接見時、室井さんがすみれの事を語るシーンで、菅野祐悟さん作曲の「LIFE(Piano ver.)」が使われていたのが印象的。曲自体はMovie3のものですが、Finalでのバス突入後に倒れたすみれを青島が抱き抱える光景が甦りました。
その青島刑事が満を持して登場するラスト。
(もう公式がネタバレしてるから良いよね笑)
実は柳葉さんに見守られながらの撮影だった事を想像しながら観るとまたひと味違いました。
そしてそこに「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUED」とテロップが出て終わりますが、これは踊るでもなければスピンオフ枠にも収まらない、『室井慎次』というひとつの独立した作品なのだ、と思いました。
2回観てようやく腑に落ちました、本当に。
伝説はまだ続くという事で、青島まで出てきちゃって否応無しに次作への期待が高まる訳ですが、現実にはまだ何も決まってはいないようで...
今回の青島の登場自体も織田さん側からの提案だったそうですし、大体室井さん抜きで今後『踊る』をどう成立させるのか?その覚悟はあるのか?というのは正直、懸念に思います。
まぁ、シリーズ自体は既に完結としてるので...無いかもしれませんが。
でも「あぶ刑事」だって何回も復活してるしね笑
最後にひとつだけ…室井さんが公衆電話で誰かに電話をかけるシーン。
「室井だ」と言った直後に国見との接見のシーンに繋がるので、あれは国見に会わせてくれるよう頼むため桜さんに掛けてたのかな?と最初は思ってましたが、実は石津夫妻の息子を探してくれるよう頼むための電話だったのではないか、と。
その電話の相手が東京にいる青島だったら良いな、というのはイチ踊るファンの希望的推察です笑
稚拙な文章を長々と読んで頂き、有難うございました。
木に竹を継ぐ?
前後編、堪能しました。
ただ、室井さんって、亡くなる必然性が
あったのでしょうか。
エンドロールの後にでてくる青島さんは、
それはそれで「踊る」の続きで、楽しみでは
ありましたが、
携帯鳴って、それ優先で秋田まで来て、
室井さんに手を合わせずに引き返すって、
約束交わした同志の距離感にしては、
理解できなかった。
この作品の中で、二人は共存してたけど
共演はしてなかったと個人的には感じました。
つまり、これって
もし「Odoru legend」が続いて、
青島さんメインの映画ができた時、
そこにはもう室井さんは 居ない設定ですよね。
仮に、回想シーンはあっても、リアル共演は
ないかもしれないですよね?
それぞれ主演の映画なのに、
共存はしたけど、共演はしないかもしれない。
その寂しさを、このレビューコメントのタイトルに込めました。
あくまで個人の印象・感想なので
ご容赦ください。
ケンミンとしては大いに楽しめた
久々にTOHOで仕事帰りに
前編はあまりにも前編で早く観たくてしようがなかった
正規料金で観るのはいつ以来だろうか
2,000円だと まぁいい楽しみなのだから
以下前編レビュー バリバリ楽しみにしてるオラ
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日曜日にイオンシネマで
本日もover55 シニア料金
ありがとうございます
踊るシリーズはほとんど観ていないのだが
最近の柳葉(地元在住)には親しみを感じている
柳葉はどことなくオラの兄貴に似た雰囲気があって…
年を重ねて益々 あ単なる秋田オヤジの共通点なのかも
いしだあゆみの引きのショットもおフクロにそっくりだった
秋田ケンミンとしては観るしかない一作
柳葉のネイティブ秋田弁 チリタンポとか… が楽しめて
佐々木希や生駒里奈といった最近の秋田ケンミンの出演嬉しい
山谷初男とか友川カズキは出ていなかったよな
チリタンポや秋田犬は県北かとも思うが許す
ここまでの前編ぶりとは思っていなかったが
踊るシリーズ初心者にはかえって良かったかも
前半で違和感があった農作業で着ているベストの意味が
なんとなく分かるみたいな構成もいい
昔を語る相手から語られるレインボーブリッジ封鎖のくだり
しつこくて好きだ
青島もどこかの部署で元気に仕事をしているそうだ
地元警官役の最近活躍の宝くじ兄弟 矢本だっけか
唯一ではないかと思われる明キャラよかった
伏線張られまくりだし 当然後編も見るべし
回収してくれな
・地元の町内会連中の不穏な空気
・火事の原因
・いしだあゆみ
・加藤浩次 などなど
こっちでは先行上映があるそうな
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結果 え…絶句
帰りにベンチで缶ビールでホロ酔いなんて計画していたが直帰
うーん これが踊るシリーズのクオリティなのか
どうやらレジェンドは続くらしいが まぁオラはさらばだな
いくら何でもそれはないわと懐かしの昭和予定調和がギリギリ
・真冬の秋田古民家のムスメ半ズボン ばがでねが ほじなしだ
・いしだあゆみの商店にたむろする若者数名 何してる人だ
・椅子に室井モデル企画書を置いて敬礼
・牧場の息子が帰ってくる
・あの日に改心したのか たむろ若造も献花
・いしだあゆみの店でムスメがバイト
・兄ちゃんの方は牧場で
・弟はクラスメイトとすっかり打ち解ける
・加藤浩次のキャラ分かりやすすぎ
・児童相談所もう少し検討するベ
・赤本…そこは東北大を目指しなさいよ
最大の違和感
秋田犬が鎖を解かれたからって逃げるのか
賢いんだから帰ってくるべと
中盤で放し飼いのシーンがあった
犬が離れませーんとか言われてもなぁ
柳葉が加藤に息子はウチで預かるといいながら
吹雪の中出かけるのにも何だか
元警察官僚がそんな軽率な行動を…
風呂沸かしておいてけれ
で あぁいう結果になったので
終わらせ方ありきだったような気になった
前作でのダークなモヤモヤの晴らし方を期待していたのに
一気に晴れすぎ しかも口頭で で結構単純な処理
深い謎なくてもなくて割とあっさり
一晩寝て振り返るとそんなに酷評しなくても…という気になった
飽きずに最後まで観れたし何より柳葉の人間力で成立した作品だった
食事のシーンとか
妙の湯温泉46ラーメン雪寄せシーンは落涙寸前
花火通り商店街も嬉しい 運動靴買える店はあるかどうか疑問だが
ケンミンとしては大いに楽しめた
シリーズを見ていないオラの疑問は
室井ってこのキャラで辻褄が合っているのか
これは秋田のオヤジ柳葉だべと
ベランダで酔っ払って空を見ながら夢を語る
面白れべな~と すごく好きなシーンだが
ナマハゲエピソードもあったし
3~4年前に観た「泣く子はいねぇが」という作品で
柳葉が演じたキャラに近いものを感じた
というわけで
直帰して風呂に入ってビール飲んで寝たとさ
やっぱり兄貴とオフクロだった…
感じの悪い役を受けた人
ややネタバレ
前編後編一貫して身寄りの無い子供の面倒見る話。正直ここまで北の国から路線に比重が置かれるストーリーだとは思わなかった。ので、賛否両論のレビューがチラホラ。個人的には兄ちゃん裏切った恋女腹立つし、加藤浩次よくあんな感じ悪い役引き受けたなと思う。ギバちゃんが殉職を望んでいたからと言っても意味深い終演を用意して欲しかった。最後に残された愛車を3人乗せて運転してたの誰だろ?次回作ありそうなのは良さげだが、室井慎次みたいにスピンオフ過ぎると興醒めする
あたしは怒っている
上映後、数時間の私の書記。
怒っている。
なんで室井さんを死なせたのか。
そりゃそうだ、踊るの続編に出ないと決めてるならこうするしかない。
でもなんで、このりくが帰ってきたタイミングで。
とにかく悲しくて悲しくて仕方がなかった。夢を語る室井さんがあまりに美し過ぎて泣いてしまった。
そして、なんで、なんで、青島をこんな最後に。
青島を最後に出しておいて、電話で呼ばれた程度で、手も合わせず引き返すなんて、信じられない。
なに、室井さんが亡くなったことを知らないとか?室井さんが亡くなる前の話とか?
知ったこっちゃない。こちらは前後編、室井さんが約束を果たせなかった事をどれだけ悔いているか見てきたのだから。
許さない。ほんとに。
理想的リーダーの引退後
暖かい物語
クールな頭脳に熱いハート
子供たちの成長を見守り、悩み、寄り添う
ただこれが楽しいと言う
そんな引退後のライフスタイルが美しい
抱えきれぬものを抱えた子供たちに
警察的解決は一切、ただの一切も出さずに
それでも芯の強さを見せつけ
周囲を少しずつ変えていく
過去のキャラクターたちはしっかり変わっていたし
何もできなかった、何も変わらなかったという本人の思いは裏腹に
言葉は少なく、眉間に皺を寄せて、
解決をするのではなく、ただ大きく包み込む
それだけで本当に大事なことはちゃっかり成し遂げていたのだ
踊るを期待していた面々には残念だが
室井慎次は踊らない
引退後の室井慎次はどんな大事件にも踊らされない
随所に出てきたレインボーブリッジを封鎖したという伝説と封鎖できなかったという事実
あの物語でテーマにされたリーダーを持たない組織と有能なリーダーが率いる組織の対決
昨今、犯罪組織はハイブリッドにアップグレードし、いまやトクリュウ型組織となって世間を騒がせている
踊る大捜査線にも期待はしている
エンドロール後のラストにわくわくが止まらない
おれは踊りたい
ラストのサプライズで救われた
前編に引き続き鑑賞しました。
後編は事件要素がほとんどなく、人間ドラマになっていました。
事件要素をなくすなら、もう少し各登場人物の心情を丁寧に描いて欲しかったです。
前編で対立構造がくっきり描かれていたのに、すぐに室井さんの味方になっていることに違和感を覚えました。
里親制度の印象も悪いですし、別の展開ができなかったのかな、とも感じました。
乱闘のあとのストーリー、全く感動できなかったです。
全体としては楽しめない内容ではないので、3.5としました。
エンドロール後の数秒ありきの踊る復活とキバさんの意地
レイトショー『室井慎次行き続ける者』
敗れざる者から1ヶ月、鑑賞して10日くらいたったのでネタばれレビュー
踊る復活、やはり青島次第って事を確信するエンドロール後の数秒
ってか、手を合わすシーンあった方がグッときたと思う。。。
柳葉さんも室井復活は、死を前提だったんでしょうね
ただシンペイではなく、リクを追って雪山に行きその2人をリクがって筋書きの方が間違いなく泣けた
前作との差が凄い駄作
え、なんでそうなるの?
この一言に尽きます。
ほぼ総てのキャラの行動・言動が極端で不自然。シンペイ含む。
とにかく雑で薄っぺらい印象。
打ち切りエンド感満載。
設定とキャラの無駄遣い。
前作「敗れざる者」が予想外に良かっただけに裏切られた。
フジテレビの商業戦略に敗れた。主に私が。
そもそも。
私が好きになった「踊る大捜査線」は、
お馴染みのテーマ曲の数々に合わせてテンポ良く展開するストーリーの緩急の素晴らしさと「こういう状況に置かれたら人はそう行動するよね」と共感できるキャラクターの自然さが魅力だった。
初めて観た歳末スペシャル、大好きなTVシリーズと映画第一作はそれがあるから惹き込まれて夢中になるほど好きだったし、何度見直しても今でも感動する。
良く出来た落語みたいに、オチがわかってても毎回笑って泣いて楽しめるのはそのリアリティある丁寧な人物像と展開のせいだとつくづく思う。
反対に。大ヒットしたフジテレビのドル箱作品としてだらだら作られた二作目以降の映画や、よくわからないスペシャルにはそれがなかった。
いちいち薄っぺらくて唐突で不自然。
キャラや設定はそのままな分、下手な同人作品見せられてるみたいで「これじゃない」感が凄くてどうしても好きになれなかった。
それが今回また繰り返された感じです。
前作「敗れざる者」でその後の室井さんの人生、成長した彼が出会う人たちとの交流が丁寧に描かれていて、ああ、ちゃんと室井さんだ、帰ってきた!と感動した分、後編にあたる今作でそれら総て台無しになったなあという印象。
まあここのネタバレ観てて嫌な予感はあったけど、とにかく自分の目で見て決めようと一旦リセットして観てみたけど。
え?なんでそうなるの?
秋田犬シンペイ。
首輪掴んで外に押し出されただけで(別に乱暴に放り出されたり暴力受けたわけでもないのに)あんな賢い番犬が吹雪の中、そのまま家から出てって迷子になるか?
普通家の裏とかに隠れてるでしょ。
その辺から出てきそうってどなたかがコメントしてたけど私もそう思う。
それを探しに行った室井さんが遭難して死亡って何なのwww地元ですよね、秋田。
なぜそこで遭難?
クソ親父とバトった直後に?
狭心症の前フリどうした?
犬が側を離れません、じゃないよwww
なんだそりゃ。
しかも離れなかったわりに暫く経ってから泥んこになって首輪も無くて帰ってくるし。
え、葬式後にもっかい行方不明になってたの?
街のわかりやすく不良グループな問題児くんたち。
お店で暴れて棚めちゃくちゃにしたり、
他人の車の荷台にいきなりゴミぶち撒けるようなロクデナシが急に改心して街のイベントにも参加する好青年になるって何で?
室井さんの「お菓子を棚に戻そう」リピートだけで改心したの?そんな簡単に?
前作で風評被害レベルであり得ないくらい感じ悪かった村の人たち。
いきなり良い人になって素直に昔語りし始めるのは不自然。
牧場の家出してた息子さん。
室井さんが昔のコネ使って探し出してくれたのかな?凄いけど唐突だね。
そんな凄い力持ってる人なのね室井さんて。
不自然さが凄い。
いきなり現れて良い子の皆にプレゼント渡すサンタさんレベル。
タカくんのガールフレンド。
数分前まで彼に気がありそうな風で、
家行きたい!とかだったのにいきなり別の男の子に鞍替えするのも唐突でわけわからん。
タカ。
室井さんに憧れて警察官を志すのは良いと思うけどそこに至る経緯が書かれてなくて唐突に感じた。雪乃さんが婦警になる経緯と真逆だね。
リクもなんでいきなり万引き?
杏ちゃんに盲従し過ぎでは?人を信じられなくて警戒してたんじゃないのか。
その割に、殴られまくってた親父が迎えに来たら怯えもせず嬉しそうに即甘えに行くのは違和感ありまくり。
まずは固まるでしょ。
で、引き取られてから数シーンで帰ってくるのも唐突なら、それを追いかけてくるクソ親父もいきなりキレて刃傷沙汰は無理がある。
結局あの紙袋の中身は何だったんだ。
あんだけ思わせぶりで、絶対何か裏がありそうで何もなかった杏ちゃん。
あのモンスターを母に持つ以上歪んでるのは間違いないし洗脳されてるのも解るけど、それにしては中途半端。
何で放火した?試し行動にしては極端だし動機がわからん。何がしたかったのかな?
彼女を諭すために銃を撃たせて、傷つけるためでなく人を守るために使えって、なんじゃそりゃ。
警察官でさえ拳銃所持許可されても「撃たれても撃つな」なのがリアリティあって良かったはずなのに。
サイコパス日向の小泉今日子が、本当は美人なのに老けメイクでちゃんとイカれたクソババアになってたのは凄いなと思ったけど。
でもこれもなんか違う。薄くて浅い。
映画初登場時、それこそ≪羊たちの沈黙≫のレクター博士みたいな迫力と底知れない不気味さが魅力だったのに。
あんな安っぽい頭悪い言葉で洗脳するとか底が浅すぎて小物感満載でガッカリ。
もっと頭良くてイカれてて人を巧みに操るタイプだと思ってたけど。
常人には理解できない、言葉が通じない怖さがあった。雪乃さんとのチャットのシーンは未だにトラウマなのに。
「幸せそうにしてる人を攻撃するのが邪悪な者」ってそんな小学生もびっくりな薄っぺらい言葉に集約されても観てる側は全く共感できない。
劇場版第2作の犯人。
室井さんの「犯罪の裏には苦しむ家族がいるんだ」でアッサリ説得されて素直に自供し出すのも不自然。
犯人グループの検挙も唐突。
リクくんのクソ親父との関係もなんかいちいち微妙。
背景が描かれてないから総てが唐突に感じる。子役の子が双子な理由はわかったけど。回想シーンとそれを見てる自分、一度に撮れるもんね。
ネグレクト常習犯で暴力振るいまくってる毒親なのに実の父だからとアッサリ子供を親元へ返し、里親には二度と会わないでくれと通告する児相は色々酷過ぎるし。大丈夫かこの国。
そもそも端から生活保護受けたい、その為に子供引き取ると言ってるような親のところに返すものなのか?
それでまた虐待されて死んじゃったらどうするんだろう。こんなにいい加減でいいのか。
虐待されても子供は親を求めてしまうものだし、洗脳されてしまうのはあるけど、それにしてはその部分があまりにも掘り下げられていない。
杏とリクの毒親からの解放や自立はテーマの1つだし、そこに青島との出会いから成長した晩年の室井さんの「目の前で苦しむ人を助ける」姿勢が影響を与えて少しずつ変わっていくのは良かったけど。
もっと丁寧に描けばタカの時みたいに自然に感情移入できたと思うけど、やたら端折られてる感覚でイマイチ共感出来ず。
役者の演技が良い分残念過ぎた。
この辺りの難しいテーマも、
私の好きだったかつての「踊る〜」ならもっとエグくうまく描いた筈。
前半だけ君塚さんが書いて後半はゴーストライターが書いたのかと疑いたくなるくらい総てが唐突で雑。
名優を集めた壮大な二次創作のようだった。
とにかくいちいち不自然で薄っぺらい。
キャラか何がしたいのかがわからない。
いやいやいや。なんでそうなるの?
それおかしくない?
の連続で、置いてけぼり感が凄い。
シンペイがやたら賢くて可愛かった。
改めて、私の好きな踊る大捜査線はもう完全に終わってたんだなと思いました。
前作とくっつけて1つの作品にしてくれれば前半当たりの後半大ハズレで済んだのに。
わざわざ前後編の2部作にしたのはそういうことか、さすが汚いフジテレビだな!と益々嫌いになりました。
鑑賞料金2倍になるもんね。
頭いいなぁ(#・∀・)まんまと引っかかりましたよ。
とまあ、愚痴しか出てこないwww
当然ながら最後に青島くん出てきても全然感動できなかった。あ、元気なんだ、相変わらずこのコートなのねーとは思いましたが。
室井さんの家のまん前まで来てて電話1本で挨拶もせず踵を返す。
これまた超不自然www
ちょっと挨拶するくらいの時間あるよね普通。
え、遥々秋田まで何しに来たの。
死を悼む風でもない通常運転だし。
単にフジテレビが青島健在を出したかっただけか。
まあ、室井さんを早く卒業させたかったのかな。柳葉さんからは元々殉職希望も出てたみたいだしね。淋しいけど前半で変わらない姿を見せてくれてありがとう。
お疲れ様でした。その意味で☆0.5です。
「踊る〜」なら何でも良いという方、劇場版第2作以降が好きな方向けだなと思います。
前半の室井さんの在り方、子供たちとの交流は素晴らしかった。ウザい駐在さんや人々とのやり取りに見られる絶妙な間、シリアスな中にも思わず笑えてしまうようなテンポの良いギャグ、何かが起こりそうな不穏な気配は相変わらずの面白さだったのに。
室井さんがやりたかったことを秋田県警でモデルプランを創ることで継ぐという新城の役どころも良かったのに。
ちゃんと室井さんだったのに残念。
面白くなりそうな材料は揃っていただけに、それを活かすことなく雑に終わらせたのは酷い。
劇場内も笑いはもちろん涙も無かった。
前回は所々で笑いも起き、鑑賞後感想もチラホラ聞こえてきたのに。
今回はしーーーん。
これで泣けと言われてもね。。。
パンフレット買う気にもなれなかった。
(前回は買った)
観てて疲れました。いっそ寝れるかも。
いろんな意見がありますが、
感動しました。
犯罪に巻き込まれた家族達は、苦しんでる事、良く伝わりましたね
。
りくが、虐待から逃げて戻って来たところも、涙が出ました。無事で良かった。設定上、いろんな感想があるかと思いますが、室井さんに奥さんの存在が欲しかったのは、私だけでしょうか?残された3人、無事に大人になって欲しいです。青島くんがエンドロールに出てきたので、何らかの続編が期待できますね。
ネタバレありのレビューです。
室井慎次とはなんだったのだろうか。
この映画を観終えたあとの感想だ。
踊る大捜査線において、彼はとても重要な人物だった。
キャリアでありながら、落ちこぼれ。
現場の刑事とぶつかりながら、現場の刑事の大切さに気付いていく。
いつしかそれは絆へと変わっていく。
現場のベテラン刑事が言っていた言葉。
「やりたいことをやりたいなら、上にいけ」
そして仲間との約束。
「必ず上に行って変えて下さい」
それを果たせなかったところから物語は始まる。
バックボーンは申し分ない。事件に携わってきたからこそ、被害者や加害者の家族に思い至ることもわかる。
約束を果たせなかったから、その償いのために、未来につながる何かがしたかったということなのだろう。
だけど、そこから踊るの続編は絶対に違う。
個人的に思うこと、順番が逆なのではないか。
メインの続編を作る。その端役でもいいが、今回室井さんが預かった子どもたちがなんらか事件に関わる(悪い意味ではなく)
例えば、たかひと君がキャリア警察官になって青島と対面するでも良い。
そこに室井慎次がちらつきさえすれば、この作品につながってくる。
メインの続編のあとに、この作品ならまだ納得できたかもしれない。
室井慎次を続編のための踏み台にしたとしか思えない。
そういう意味で悲しかった。
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