室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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悩ましい終わり方
私は、踊る大捜査線シリーズが大好きなので、この評価は苦しかったのですが、★2.5と評価としました。
感動的なドラマとしては、とてもよかったですし、確かに感動しました。
しかしながら、こんな終わり方でよかったのか?という思いがあります。
家族愛もあったり、口下手な父親がいたりで、なんだが『北の国から』を想起するような感じでした。
その上で、たしかに、感動はしました。泣かされました。
踊る大捜査線とは、別物としてありつつも、終わり方としては、これでよかったのかなぁ?という思いが強いです。
感動する家族愛映画としては、★4つ
踊るとしては、★1つ
結果、2.5としました。
前編で、「生き続ける者」としての意味合いも果たしていたので、2部作にしなくても良かったのではという思いもあります。
正直、日向杏の成長、森貴仁の失恋も唐突だったし、最後、犬を探しに行って、そうなる?(むしろ。利口な犬なので、外で待っているでしょ?)という、全てが急な終わり方に思えて、何とも言えないというか、
伏線回収にしても、無理やりな感じがしました。
将来に向けて、踊る大捜査線があるのであれば、挽回を期待をお願いしたいです。願いも込めて。。。
踊るへの思いを封鎖できません!
タカもリクもかわいかったが、タカの失恋シーンは一体何の映画を観に来たのだろうと困惑した。そして大事なシーンで、一体シンペイがどこに行ってしまったのか、よく意味が分からなかった。
やはりMovie3辺りから脚本が‥。
今回で言えば、PJTを解散された室井が秋田県警本部長として、最後の勝負に出る。秋田県内で現場の刑事と上手く連携し、次々と事件を解決する。その活躍をマスコミも上手く巻き込みながら、新城と沖田が室井モデルとして草案をまとめる。そんな中、秋田で警視庁管轄の事件が起きる。捜査支援センターが活躍しながらも、青島がトラブルを起こす。青島との約束を果たすためにやっているのに、「最後までまたあいつか‥」となる。
室井のアシストもあり、結果的に青島も活躍し、事件は解決。(ラストシーンまで青島の出演は無し)。
ラストシーンに、青島が室井を訪ねる。後ろから室井が誰だと声をかける。青島が振り返り、「捜査支援センターのあおしま、」で終了。
二人のツーショットは映さず、その後の会話も描写しない。室井のテーマが流れてエンドロール。
エンドロール後、被害者や犠牲者により寄り添う室井は恩田すみれに後遺症を心配する手紙を書いていた。内容が堅く難しい内容に、すみれさんが眉間にシワを寄せて「つまんない手紙ね。こりゃ失敬。」と嬉しそうにつぶやく。
踊るのファンはこんな映画を観たかったのではないか~涙
ありがとう室井慎次
室井慎次の退職後を見届ける事が出来たかなと思う。
物語の主軸は、退職した後も青島との約束に室井さんなりに向き合う姿と引き取った子ども達との家族の姿であり、
「事件の展開が…」という意見もあるが、今回はそもそもスピンオフで『踊る』メインシリーズではないので、犯人もほぼ最初から目星が付いていて捜査や事件の真相は二の次と思って見るとそれなりに楽しめた。
ただ、ちょっと終盤の展開が詰まり過ぎではあったと思う。
特にりくの父親とのいざこざで「りくは私が預かります」と宣言してから室井さんが亡くなるまでの展開が早すぎる。
それと、サプライズの青島の登場は出てきた事は嬉しかったが、もう少し見せ方があったんじゃないかなと感じる。
室井さんとの共演が無しだとしても、あんなに早く帰らなくてもいいのに…
せめて、ロッキングチェアに何か(たとえば映画の時みたいに缶コーヒー)供えるとか、その後で電話が来て「じゃあ、仲間が待ってるんで、“現場”に戻ります」でも良かったんじゃないかなと思った。
後編で駄作となる
前編の引きの良さで室井が殺人事件、杏の起こす事件へと巻き込まれていく物語を期待していたが蓋を開けてみれば子供の恋愛話、絶対そうなるだろって思っていた本当の父親の暴力、村民の問題解決をしただけだったりで意味のわからないストーリー。
コンビニにたむろする平成初期のヤンキー
親に言われたからといった理由で好きモード全開だったのに急に付き合いをやめるサイコパスのような女
知らん外国人のちょっと情緒ある曲をレコードで流す小学生
という全てにおいてズレている脚本、演出。
それで最後に犬を探しに行って死ぬエンドなんて誰が望んでんだ?
山奥に連れてかれて捨てられたならまだしも家の外に出された程度じゃ犬は家の周り動かないだろ。飼い主が動かそうとしても動かないような犬だったのに。
あのエンディングに繋げたいがためだとしても無理矢理すぎる。
そしてこれだけの長い期間踊るシリーズとしてのメインキャラクターでもある室井を殺す意味あったか?
前編は悪くないじゃないかと思っていたけどもう踊るは触らない方がいい。最後の青島の出し方にしてもひどすぎる。君塚と本広はもう関わるな。
なんの脈絡もない松山千春も意味わからんしLove Somebodyオーケストラバージョンみたいなの流しとけよ。
ちなみにすごい気になったのは杏は色んな時代の母親の写真を持っていたけどどうやって撮ったんだ?
考えれば考えるほど本当に色々酷すぎますね。
ファイナル以上の駄作です。
合計4時間は長い
室井の物語だったはずなのに、いつのまにか里親の物語りにになっていてアレレ?
室井が死んでしまうというのも、次に繋げるための布石なのか知らないけれど無理矢理すぎる。
あんな格好でホワイトアウトしてる大雪の中に出ていくのとか、犬だってほっておけば帰ってくるだろうに。たとえ帰ってこなかったとしてもどっちだっていい。
小泉今日子の娘の役の人はきれいな方でした、
年老いたいしだあゆみさんの姿がわたしには衝撃的でした。
違和感追記
室井さんが足に使用しているハイラックスの色がマットなカラーリングでメッキ部分まで同色で塗られていて、いかにも映画関係者の友達所有の車を借りてきたのだろうな。的な趣きでした。シャレてるというか微妙に不自然とゆうか。
タイトルなし(ネタバレ)
前編が思いの外良かったので、後編も見たのだが・・・。
冗長には感じなかったが、全体としては無駄が多く違和感が残る作品となった。
私にとって一番の違和感は杏の存在。
あれは男の子じゃダメだったのだろうか。
たぶん映画に華を添えるヒロイン役ということで女の子を持ってきたのだと思うが、現実問題、中学生以上の男の子が預かられている家に女の子を預けるようなことは行政が普通に避ける。
この映画はそういう意味で最初から現実感に乏しいまま進んでいった。
後編は前半で室井を取り巻く問題が事件を含めて色々解決していくのだけど、どれも展開があっさりしすぎている。
まあ、このへんはそこまでツッコミを入れたくなるほどではなかった。
事件の構造に関しては、もう少しいつものごとく掘り下げてほしかった。
この映画がギバちゃんから室井を解放させることを目的に作られたということはわかったし、今までギバちゃんの室井がどれほど私達をときめかせてくれたのかという功績を考えると、室井がこの世から去ってしまうラストは悲しくても受け入れざるを得ないのかなと、やるせない思いで納得する。
まあ、にしても無理のあるラストの設定ではあったが・・・。
最後の青島君登場には嬉しさも当然あったが、でも、主要なキャスティングは全員がもう還暦前後だ。
「動」のドラマだった踊るを今やっても、枯れた感は否めないのではないか。
いや、そりゃ、踊るファンとしてはどんな作品でも見る気満々ですが。
室井さんの晩年は幸せで良かったし、彼の生き様がカッコいいのは否定しない。
でも、大ファンの私達の夢を奪わないでほしかった。
続編はなくても、それでも良かったーーと恨み言も言いたくなってしまう。
室井慎次の秀逸な終い方
室井慎次の死でもって物語を終いにしたのは
私は良かったと思います。
このラストは柳葉敏郎の室井を演じるのは最後にしたい
想い・意志が込められているのではないかと
愚考いたします。
前編後編通して事件を解決していく軸ではなく
あくまでも室井慎次の生き様を描いた作品であり、
里親になっている子どもたちに焦点を当てて描いた作品。
そして生き続ける者たちへ、室井慎次の意志が受け継がれ
ていくのだろうと、
そういう終い方で私は好感が持てました。
子どもたちの心の成長も観ていて清々しかったですし
室井慎次の影響を受けていく大人たちや不良少年の存在も
物語に深みを持たせていたと思います。
室井の遭難シーンになり、やっとラストを予想することが
できましたが、現実になるとさすがに涙がこぼれました。
そして伏線回収もしっかりされていき、
心地良かったです。
賛否はあるでしょうが、私は好きな作品でした。
室井慎次の物語であり、柳葉敏郎の物語でもあったかも
せれないなと、そう感じました。
最後の最後で青島俊作が登場したのはファンサービス
のみならず、この世界線での作品が続くという予告でも
ありますね。
映画界はもっとアニメに負けないオリジナル作品にこそ
頑張って欲しいです。
今後ドラマを見返すたびにこの結末が脳裏をよぎるとか...
踊る大捜査線のドラマシリーズが大好きで、劇場版は2作目以降はスピンオフ含めて基本的に蛇足だと思っているクチです。
それでも踊るが好きなので、この映画も楽しみに観に行きました。
室井さんの晩年(という歳でもないけれど)、引退後を描いた作品として、一作目は悪くはないと思いました。正しいことをしたければ... を胸にずっとやってきた室井さんが、あのタイミングで心を折られ、今回の映画で新城が選んだ道には行けなかったのもなんとなく分かる。
それよりも、あの口下手な室井さんが、新しい居候に掻き回されながらも揺るがない家族の絆を作り上げていたことに感動しましたし、最後、それでも捨てられずにとっていた仕事着のコートが燃えていく様は本当につらかった。
これをどう回収するのだろうと、期待しながらの後編視聴でした。
結論から言うと、結末で一気に冷めてしまった。
柳葉さんを解放することを優先した結果なのかなんなのか。ここまで話を家族の絆、ハートフルストーリーに振り切ったのであれば、最後ハッピーエンドでも良かったじゃん...。東大の赤門、さらに時は流れ警察庁の前で家族写真を撮るエンドロールで良かったよ。
比較的丁寧に描かれたように思えた前半と違って、後半は地元の人もなぜか急にデレ始め、児童相談所の二人に至ってはもはや罪。まさか加藤浩次のためごときで室井さんがあんなことになるなんてつらすぎる...
この先ドラマシリーズを見返すに当たっても、毎回ああなるんだよなという思いを脳裏に抱かないといけないとか、本当にひどい。
そうなってくると、細かいことは良いんだよという気持ちで見ていた前半と違って、添え物でしかなかったレインボーブリッジ事件の扱いとか過去作品のオマージュを散りばめる役回りでしかなかった松下洸平の存在意義とか余計なところまでもがあらためて目につくわけです。
青島くんもドラマシリーズは20代だからあの青臭さが許されていたわけなので、それを引きずったままの前回の映画はわりとひどいと思いましたし、このあと50代を超えているはずの青島くんをどう描くつもりなのか不安しかない。
見ますけどねそれでも好きだから。
当時のまま思い出を保存したい気持ちとのせめぎ合い。続編を描く難しさだと思いました。
「産みの親より育ての親」と言うフレーズが頭の中に浮かんできた映画デス
室井は警察を退官し故郷秋田で犯罪者の子供たちと一緒に暮らしていたが、中でも実母に洗脳された無期懲役囚の娘とも暮らすことになったが、彼女は母親の洗脳が解けず室井の居宅に放火をするが室井は何故か責めなかった。
そんな時、犯罪をおかして服役していた父親が出所し指導相談所を通じて室井が預かる小学生の子供を取り返しにくる。
ただ、その父親は服役する前に子供を虐待していた男で、室井は子供を返す条件として、父親に二度と子供に暴力を振るわないことを約束させる。
しかし、父親の暴力は止むことはなく、男の子は父親の所から逃げてきた。保護することを決めた室井の元に父親はやってきたが、室井が応じないので鉈を振りかざして取り返そうとする。
父親は結局駆けつけた警察に拘束されるが、父親が首輪を外して吹雪の中に放った愛犬を探しに山に入り遭難死してしまう。
室井は警察官僚時代の行使した公権力で不幸な家族を産み出した事を悔いており、贖罪の思いから、いつか犯罪被害者、加害者の子供たちと理想の家を作ることを夢見ていたことが子供たちから話される。
また、室井の死後、室井が子供たちの為にお金を貯めていたことも分かる。
最後に室井の元を訪ねる青島刑事が現れるが、緊急呼び出しがあり踵を返す所で終る。
違う違う、そうじゃなあーい♪
前編は後編への前フリだと思ってて
後半で一気にペースアップして事件へ!と期待していたのだが。「踊る版北の国から」のまま修了。松山千春の歌にとどめを刺された。まさに北の国からだ。
そして、
室井さんを殺してしまう理由が思いつかない。
死んで全てを良い話にして無理矢理終わりみたいな。
あと、前編で女性弁護士に「まず母親に出を合われるべき。」と言っていたのに青島は室井に手も合わさず帰るんかい!と思ってました。
途中で帰らせる演出いる??
前編が好きだっただけに
後編は期待していたものとは程遠かった。
あの死に方はねぇよ、、残念
脚本に問題あり?
里親の話がメインで踊るである必要性は?
昔の踊る大捜査線の色を出すために無理矢理レインボーブリッジ事件や日向真奈美を引っ張り出している感が強く、喜ぶ人もいるのかもしれないけど、私は全部に「今更?」と感じてしまった。
新城が秋田県警で組織改革をする、という話も「この人達今だにこんな話をしてるの?」「20年以上前から何も変わってないのか」と白けてしまった。
若者達に嫌がらせを受けたり、ナマハゲの真似をしたり、よっぱらって家族の話をする室井慎次は見たくなかった、、、
あの死に方もあまりに無念過ぎるだろう。
最後に青島が登場してシリーズはまだ続くとのことだが、登場人物がゲスト含めて皆かなり年齢を感じさせていたので、もう良いんじゃないかなって感じ。
まだ続けるもの
石田さんが出ているせいもあってやっぱり北の国からでした。
あまり盛り上がりも無く唐突に衝撃的な最期でかなり違和感がありました。
しかし新作ドラマが作られるということで、この違和感はドラマを見させるための伏線なのではないかと。
はっきりと室井さんの生死を描かなかったのもドラマに続ける為の仕掛けのように思いました。
皆持ってくるものはお供え物と言うよりも見舞いの品みたいに見えましたし、子供達に通帳を見せたくだりも昏睡状態面会謝絶の室井さんや自分らのこれからを案ずる子供達に、何かあったときの事は心配ないからいたければここに居て室井さんを待っていなさい、私達も協力するからって話してただけのシーンにもとれます(そうじゃなきゃ子供3人保護者無しであそこにとどまってるのもおかしい気がするし)。交番のシーンも病床の室井さんが激励に来たと思ったとか、新城さんが正装だったのは他の公務のついでに立ち寄ったからだとか・・・。
希望的憶測ばかり書いてもしかたないですが、新作で「勝手に殺すなぁ」とか言って室井さんが戻って来ることを願います。
ストーリーの起伏に違和感があって盛り上がりに欠けた感じがしたので星2.5で。
柳葉敏郎「室井を解放してあげたかった」 つまり…
柳葉敏郎「室井を解放してあげたかった」
この時点で嫌な予感はしてた。
予告では「胸を押さえて苦しむ室井さん」のシーンもあったし、
タイトルも「生き続ける者」だし、
なんかフラグすぎたよ…
結局、みんなが見たかったのは
「組織の中で青島との約束の為にもがく室井さん」であり、
「田舎で傷ついた子供を育ててる室井さん」ではないよ。
室井さんと言うキャラを借りて別の映画を作った感じ…
新庄さんとの絡みはもう少し見たかったかも…
途中の詐欺グループ摘発シーンと
最後にサプライズのあいつが出て来るシーンは「踊る大捜査線」に戻るのから、余計にチグハグしてる。
エンディング終わる→あいつの後ろ姿
(うーん…織田裕二に似てるな…声もおそらくライブラリーか?…いや本物じゃねぇか!!!!)とはビックリしたが…
なんじゃこりゃ
前編の時は、途中からもう早く終わってくれ、と思っても、続き(後編)があるし、なんなら、後編の予告編で、「続き、観たい」と思いながら映画館を出た。
後編も途中から、早く終わって結末見せろや、ってなって、まさかの迷子の犬を追いかけて、、、、イヤイヤそれはないわ。、しかも、こんなに大勢の人間に迷惑かけてって思ったら、完全に冷めた。啜り泣きしてる人もいたけど、こっちはポカーン。
最後、出てきたのも、本物、偽物?、よくわからんけど、期待できんやろうし、歳とったなぁ。
もう、やらん方が良いんでは。
もう、踊れません。
生き続ける者ってそういう…
え、ほんとに死んじゃうの…?
「今回が最後の室井慎次」「柳葉敏郎を室井から解放してあげたい」そういう記事は読んでて、これが最後なんだなと思ってはいたけど、こういう事だとは…
室井さんを死なすにしても、もう少し方法はなかったのだろうか。
普段もほぼ放し飼いだったシンペイが遠くまで逃げちゃうのも違和感だし、リクを預かるって言ったそばから亡くなってしまうのも、慎重な室井さんが雪山で遭難するのも何かしっくり来ないんだよなぁ。
唐突すぎて、室井さんを死なす為に映画作ったとしか思えない。
とりあえず児相はちゃんと仕事して。
室井さんの遭難までは面白かったんだけど。最後が急展開すぎて心が追いつかない。青島登場というサプライズも素直に喜べないのよ。
タカ、東大は諦めてしまったのかな…。
学歴で苦しんだ室井さんの子供が東大から警察官を目指すの感慨深かったのだが。。
すみれさんも結局警察を辞めたというし、これから室井さんの死後の踊るが始まるのか…。喪失感が大きすぎてしばらく受け入れられないかもしれない。
映画館に小学生くらいの子供が観に来ていて、ラストの青島に対して「この人誰?」って親に聞いてて面白かった。
【ネタバレ】がっかりした
前編は見ましたがレビューしてません。★4.5ってとこでした。
そのためかなり期待したのですが、後編はがっかりでしたね。
途中までは★4ぐらい楽しめたのですが、まさかの室井死亡。しかも死んだ理由が犬のためという、何の伏線も無い突然すぎる展開。脇役の犬のためにですよ。(さらに、室井が行かなくても犬は生還できたであろうから無駄死にと言える)
100歩譲って室井死亡は良いとしても、せめてリクのために死ぬとかしてほしかったね。そういうアホな死に方も含めて室井ってことなのか!?
ハッピーエンド風でしたが、室井が死んだ時点でハッピーエンドはありえないし後味悪すぎる。次回作で室井が絶対出演しないって絶望感もな~。
他のレビューや予備知識も一切なしで素直な感想を書きましたが、同感していただける人はいるかな?
現時点では…
私も一応人の親なので、父親目線として見れば色々考えさせらるシーンも多く内容は良かったと思う。
しかし全体的に、果たしてこれは「踊る大捜査線」というフォーマットでやる必要性があったのかと疑問に感じた。
ストーリーとして室井さんを死なす意味も全く理解出来なかったので、他にもレビューで書いている方がいたが
最後に子供達3人が室井さんの車に乗ってるシーンを見ると実は生きてるんじゃないか説を推したい。
ラストに示唆されていた次回作に向けて
第一作「踊る大捜査線 THE MOVIE」ラストシーンの
青島が刺されて室井さんが病院に送る車内で
死んだと思ったらイビキをかいて眠り出したところの
室井さんのセリフ
「……死んだんじゃないのか。」
これをこの映画を観た観客にセルフオマージュしてるのではないだろうか。
いや、そう信じたい。
それこそ私がずっと好きだった踊る大捜査線だから。
シリーズファンに向けたファンサービスとしては合格
「室井慎次はその後どうなったのかが知りたい」というファンの期待に対するファンサービスとしてのドラマとして観たら、十分合格だと思った。
前編がスローテンポな人間ドラマだったので、後編は事件の方にフォーカスを当てた刑事ドラマになるのかと思いきや、後編もスローテンポな人間ドラマだった。予想とは違っていたが、これはこれで良かった。
もちろん、ツッコミどころが無いわけではない。というか後編はかなり多い。
怒涛の改心パートも、登場人物たちに一体どういう心境の変化があってああなったのかはさっぱり分からない。が、スタッフが「室井さんに幸せになってほしい。そしてそのために室井さんと関わった周囲の人達にも幸せになってほしい」という思いだけで理屈抜きでそうしたのなら、僕は今作に関してはそれでいいんじゃないかと思う。
逆にこれは明確にマイナスだと思ったのは日向真奈美の役回りである。
これは今作に限らず、日向真奈美が出てきた作品全般に言えるのだが、はっきり言って日向真奈美というキャラクターは制作側が思っているほど魅力的なキャラクターではないので、なんで彼女に大量の信者がついて相手を自在に洗脳してコントロール出来るのかもよく分からないし、「相手を洗脳して意のままに操る」という能力が、犯人の動機や行動の理由を考えないための言い訳にしかなっていない。「日向真奈美がそうしろって命令したからそうしました」で片付けられても困る。
日向真奈美の娘が登場するのは本作のテーマにも沿っているのでそこに異論はないのだが、今回の殺人事件の犯人が日向真奈美の信者だったという設定は個人的にはいただけなかった。
ラスト、青島俊作がついに登場しましたけどすぐ戻っちゃいました。戻る大捜査線でした。
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