室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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全体的に薄くて広いがそれも良さ
良い幕引き。
そう来たかぁ、って感じです。
巨悪ドンパチ期待しちゃった人には申し訳ないが私はカッコ良いと思った。こりゃ「北の国から」だな。
もちろん残念な所もある。前半子供ブロック時間かけてる割には演出が深部に到達出来なかった。殺人事件もなにやら動機が稀薄、住民との和解もあっさりし過ぎ、、、脚本と演出の相乗効果が無かった気がする(大人の事情で後編から撮ったらしい)
柳葉氏は素晴らしい。福本莉子もTOHO系前説でお馴染みだが前任の山崎紘菜より度胸があるのか初めから目が決まってて、こいつヤルな、、と思っていだが予想通り出来る子である。
あと加藤浩次のダメ父がすごく良い。
まあまあ室井氏の晩年のひと頑張り、そして彼の思いは静かに伝わって次の世代に受け継がれたのであった、、、で、次が大トリ(^ω^)
よかったけどなぁ
史上最悪の後編
...え?なにこれ?なんなのこれ?
2024年もまもなく終わりを迎えようとしている今、ここに来て今年ワースト級の最低な映画を掴まされてしまった。「踊る大捜査線」って日本の実写映画史上ナンバーワン大ヒットを記録した超大人気シリーズだよ?その中に登場する大人気キャラ・室井慎次を使っておいて、なんでこんな脚本しか書けなかったの?
前編はそこそこ面白く、次に思いっきり託した終わり方していたから結構期待していたのに、何もかも酷かった。今になってなんでわざわざつくったのか、さっぱり理解できない。結局ただの金儲けだろ!?💢💢
ここからは前編の内容にも多少触れるので、今後鑑賞予定の方はご注意を。
これ、そもそもファンは楽しめるのだろうか?「踊る大捜査線」関連の映画は全く見た事がなく、思い入れどころか知識そのものが欠如している自分がこれほどまでに楽しめないということは、ファンは一体どんな感情を抱いたのかな?なんだこのクソ映画は!ふざけんじゃないよ!とめちゃくちゃ叩かれているレビュー欄を想像して見たら、意外にそんなことはなく、普通に高評価がゴロゴロ。あれ、思い入れがあれば考え方変わるのかな...。
タイトル・ロールの室井慎次が、序盤30分ほとんど出てこない。この2部作で突如でてきた養子の男の子2人と福本莉子演じる杏の陳腐でしょうもなく、マジでどうでもいい人間ドラマが繰り返されるばかり。いやいや、それいる?みたいなエピソードのオンパレード。室井さんとはなんの関連性もなく、必死に引き伸ばしている感じがあまりに見苦しい。開始早々思う。これ、前後編で分ける必要まっっったく無かった。ただただ金儲けしたいだけ。東宝シンデレラの福本莉子がこんな扱い受けていて、ものすごく悲しくなる。
てかなに?なんでみんなこんなに怒ってんの?室井さんに対する誹謗中傷があまりに酷くて、すごくやるせない気持ちになる。それなのにコロッと心入れ替えるし、登場人物めちゃくちゃ多いのに、全員深みが無さすぎて呆気にとられる。もういいて。見飽きたって。邦画の悪い所が前面に出ている。
結局事件はあっさり終わってしまうし、以降はグダグダとつまらんキャラのつまらんドラマを垂れ流すだけでとにかく疲れてしまう。伏線回収とも言えない雑な展開に、浅くてどうしようもないセリフ、そして寒気がするほど恐ろしいオチ。いやいやいや、ヤバいってこれは。観客を舐め腐ってるって。どうかしてるよ全く!!!💢
前編で面白かったところを全て消し去り、これまでのシリーズの価値も下げてしまう。こんな続編は嫌だ。そんな大喜利が出題されたのであれば完璧と言える回答だろう。お手本のようなクソだった。
柳葉敏郎。あなたは素晴らしい役者だ。大好きな役者だ。だから、ちゃんと仕事は選んだ方がいい。そして、長年演じているキャラなら尚更、もっと慎重に判断した方がいい。東宝の犬にならないでくれ。金儲けの手段にされないでくれ。お願いします...。
最初から最後まで室井慎次
音楽や登場人物が、そっくりそのまま踊る大捜査線なので、その気持ちで鑑賞すると、多分物足りない。事件もサクッと解決してしまうし。
これは完全に「室井慎次」のヒューマン作品です。
警察官を退職した彼がどう生きたかに重きを置いた作品です。
リーフにも踊る大捜査線とは、どこにも書かれてない。
なので格闘的な派手なアクションもハラハラドキドキもほぼ無い。
最後にちょっとだけサプライズがあるけど(笑)
ちょっとコミュニケーションが下手で、ぶっきらぼうで、でも判断は鋭く、その上で思いやりがあって、優しい。
そんな室井慎次の人柄が満載の作品でした。
個人的にだけど、彼の最期の姿が映像に出ていなくて良かった。
彼の発見されたときの姿を、最後に見たくはなかったので。
倒れている姿が映し出されていたら、多分館内全員が声出して号泣。
秋田犬が〜の会話だけでも涙腺が。
見て良かったよ~
今年の作品で一番好き
前編、良かったので。後編が始まるのを楽しみに待っていました。評価は低いみたいだけれど、観客動員数はかなり多いみたい。私はこの日も3作品観て、映画は好きで今年もかなり観ましたが。私は今年観た中で一番好きでした。ちょこちょこ笑わせてくれて、温かい気持ちになれて。全ての俳優さんが、あの中で役として生きていました。号泣ではないけれど、かなりたくさん泣く所があって。私は延々と泣いてしまって、すすり泣き続けて。映画が終わって、初めて過呼吸になりました(笑)今年はラストマイルや侍タイムスリッパーも好きでしたが。私の中では今年一番じゃなかったかな、と思っています。確かに踊る捜査線っぽさはありませんが。私と友人は、柳葉敏郎さんの代表作になるんじゃない?って話しました。観る方によって考え方は違うでしょうが。是非観て、いろんな方の感想が見たいです。
事件とは言っても刑事事件それ自体ではなく、事件によって傷ついたり残...
うーん…
大味だった
前編だけ、というわけにもいかず、、、つい、
なかなか見ごたえのある「後編」でした。前編のなんか
もやもやした気持ち?が、すっきり収まりました!
この作品を単なる刑事ドラマではなく、ヒューマンドラマとして
昇華しています。
柳葉敏郎の室井慎次は、室井というキャラに、柳葉敏郎という俳優が
一層の深みを与えています。警察官僚としての責務に対する硬い意志と、
事件の渦中で見せる苦悩と葛藤を、抑えた表情や低いトーンの声で、
見事に表現しました。
特に、組織の圧力に屈せず、自らの正義を貫こうとする彼の姿は、
強い共感と正義への願望、そこに感動があります。静かな怒りと孤独感が
にじみ出る演技が、まさに柳葉の真骨頂か。
田中麗奈の弁護士・渡辺陽子は、室井の弁護を担当する若手弁護士という
重要な役どころです。彼女は未熟さや葛藤、そして正義を信じて立ち向かう強さを
リアルに演じ切り、法の壁や自分の弱さに直面する場面で見せる繊細な表情や
揺れる声でキャラの人間味を深く表現している。
田中の清らかでありながら芯の強い存在感が、映画に爽やかな風を感じます。
吹越満の検察官・小原久美は、室井に立ちはだかる検察官という役柄で、
冷徹さと、計算高さを見事に表現しました。
彼の鋭い視線や抑揚の効いたセリフ回しは、観客に一瞬たりとも
気を抜かせません。同時に、冷酷に見える彼のキャラクターにも、
どこかしら人間らしい矛盾や影が垣間見える瞬間があり、吹越満の
深い演技力が際立ちます。
松重豊の弁護士事務所所長は、陽子を導きながら、時には冷静な視点を
提供する存在です。彼の穏やかでありながら威厳のある佇まいは、
映画に重厚感を与え、若手弁護士たちへのさりげない助言や、室井の立場を
冷静に分析する姿勢は、経験豊かなプロのリアリティを感じさせます。
小野武彦は室井の上司役で、組織の中で揺れる立場を
リアルに描き出しました。
佐野史郎の警視庁の上層部の冷徹な描写は、視聴者に組織の理不尽さを
突きつけます。
八嶋智人のコミカルさは物語の緊張感を和らげ、絶妙なバランスを
提供しています。
この作品は、単なる警察官僚の話ではなく、「組織の中でいかに己の信念を貫くか」
を問いかけるものです。柳葉をはじめ、俳優陣の繊細かつ力強い演技が、
このテーマを見事に伝えています。彼らの演技を通じ、私たちは「生き続ける者たち」
の覚悟と葛藤に心を打たれるのです。
この映画は、人間の尊厳と、正義を描いた傑作で、起用した俳優の力がそれを
支えていることは間違いない。
感動しました!
個人的には信じがたいほどつまらなかった。とりあえず事件のストーリー...
個人的には信じがたいほどつまらなかった。とりあえず事件のストーリーではなくなっていた。
設定や描写、ストーリー展開のあらゆる箇所の詰めが甘く矛盾や手抜きを感じたし、ドラマ当時の気持ちのいい展開をまたやりたいだけの印象で、制作者側の時が止まっていた。
ドラマのコアファンが昔を思い出すためだけの映画。面白くない。
高評価と低評価の両方とも理解できるが、、、
踊る大捜査線ではなく室井慎次
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