室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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ラストのサプライズで救われた
前編に引き続き鑑賞しました。
後編は事件要素がほとんどなく、人間ドラマになっていました。
事件要素をなくすなら、もう少し各登場人物の心情を丁寧に描いて欲しかったです。
前編で対立構造がくっきり描かれていたのに、すぐに室井さんの味方になっていることに違和感を覚えました。
里親制度の印象も悪いですし、別の展開ができなかったのかな、とも感じました。
乱闘のあとのストーリー、全く感動できなかったです。
全体としては楽しめない内容ではないので、3.5としました。
うーん…
エンドロール後の数秒ありきの踊る復活とキバさんの意地
レイトショー『室井慎次行き続ける者』
敗れざる者から1ヶ月、鑑賞して10日くらいたったのでネタばれレビュー
踊る復活、やはり青島次第って事を確信するエンドロール後の数秒
ってか、手を合わすシーンあった方がグッときたと思う。。。
柳葉さんも室井復活は、死を前提だったんでしょうね
ただシンペイではなく、リクを追って雪山に行きその2人をリクがって筋書きの方が間違いなく泣けた
前作との差が凄い駄作
え、なんでそうなるの?
この一言に尽きます。
ほぼ総てのキャラの行動・言動が極端で不自然。シンペイ含む。
とにかく雑で薄っぺらい印象。
打ち切りエンド感満載。
設定とキャラの無駄遣い。
前作「敗れざる者」が予想外に良かっただけに裏切られた。
フジテレビの商業戦略に敗れた。主に私が。
そもそも。
私が好きになった「踊る大捜査線」は、
お馴染みのテーマ曲の数々に合わせてテンポ良く展開するストーリーの緩急の素晴らしさと「こういう状況に置かれたら人はそう行動するよね」と共感できるキャラクターの自然さが魅力だった。
初めて観た歳末スペシャル、大好きなTVシリーズと映画第一作はそれがあるから惹き込まれて夢中になるほど好きだったし、何度見直しても今でも感動する。
良く出来た落語みたいに、オチがわかってても毎回笑って泣いて楽しめるのはそのリアリティある丁寧な人物像と展開のせいだとつくづく思う。
反対に。大ヒットしたフジテレビのドル箱作品としてだらだら作られた二作目以降の映画や、よくわからないスペシャルにはそれがなかった。
いちいち薄っぺらくて唐突で不自然。
キャラや設定はそのままな分、下手な同人作品見せられてるみたいで「これじゃない」感が凄くてどうしても好きになれなかった。
それが今回また繰り返された感じです。
前作「敗れざる者」でその後の室井さんの人生、成長した彼が出会う人たちとの交流が丁寧に描かれていて、ああ、ちゃんと室井さんだ、帰ってきた!と感動した分、後編にあたる今作でそれら総て台無しになったなあという印象。
まあここのネタバレ観てて嫌な予感はあったけど、とにかく自分の目で見て決めようと一旦リセットして観てみたけど。
え?なんでそうなるの?
秋田犬シンペイ。
首輪掴んで外に押し出されただけで(別に乱暴に放り出されたり暴力受けたわけでもないのに)あんな賢い番犬が吹雪の中、そのまま家から出てって迷子になるか?
普通家の裏とかに隠れてるでしょ。
その辺から出てきそうってどなたかがコメントしてたけど私もそう思う。
それを探しに行った室井さんが遭難して死亡って何なのwww地元ですよね、秋田。
なぜそこで遭難?
クソ親父とバトった直後に?
狭心症の前フリどうした?
犬が側を離れません、じゃないよwww
なんだそりゃ。
しかも離れなかったわりに暫く経ってから泥んこになって首輪も無くて帰ってくるし。
え、葬式後にもっかい行方不明になってたの?
街のわかりやすく不良グループな問題児くんたち。
お店で暴れて棚めちゃくちゃにしたり、
他人の車の荷台にいきなりゴミぶち撒けるようなロクデナシが急に改心して街のイベントにも参加する好青年になるって何で?
室井さんの「お菓子を棚に戻そう」リピートだけで改心したの?そんな簡単に?
前作で風評被害レベルであり得ないくらい感じ悪かった村の人たち。
いきなり良い人になって素直に昔語りし始めるのは不自然。
牧場の家出してた息子さん。
室井さんが昔のコネ使って探し出してくれたのかな?凄いけど唐突だね。
そんな凄い力持ってる人なのね室井さんて。
不自然さが凄い。
いきなり現れて良い子の皆にプレゼント渡すサンタさんレベル。
タカくんのガールフレンド。
数分前まで彼に気がありそうな風で、
家行きたい!とかだったのにいきなり別の男の子に鞍替えするのも唐突でわけわからん。
タカ。
室井さんに憧れて警察官を志すのは良いと思うけどそこに至る経緯が書かれてなくて唐突に感じた。雪乃さんが婦警になる経緯と真逆だね。
リクもなんでいきなり万引き?
杏ちゃんに盲従し過ぎでは?人を信じられなくて警戒してたんじゃないのか。
その割に、殴られまくってた親父が迎えに来たら怯えもせず嬉しそうに即甘えに行くのは違和感ありまくり。
まずは固まるでしょ。
で、引き取られてから数シーンで帰ってくるのも唐突なら、それを追いかけてくるクソ親父もいきなりキレて刃傷沙汰は無理がある。
結局あの紙袋の中身は何だったんだ。
あんだけ思わせぶりで、絶対何か裏がありそうで何もなかった杏ちゃん。
あのモンスターを母に持つ以上歪んでるのは間違いないし洗脳されてるのも解るけど、それにしては中途半端。
何で放火した?試し行動にしては極端だし動機がわからん。何がしたかったのかな?
彼女を諭すために銃を撃たせて、傷つけるためでなく人を守るために使えって、なんじゃそりゃ。
警察官でさえ拳銃所持許可されても「撃たれても撃つな」なのがリアリティあって良かったはずなのに。
サイコパス日向の小泉今日子が、本当は美人なのに老けメイクでちゃんとイカれたクソババアになってたのは凄いなと思ったけど。
でもこれもなんか違う。薄くて浅い。
映画初登場時、それこそ≪羊たちの沈黙≫のレクター博士みたいな迫力と底知れない不気味さが魅力だったのに。
あんな安っぽい頭悪い言葉で洗脳するとか底が浅すぎて小物感満載でガッカリ。
もっと頭良くてイカれてて人を巧みに操るタイプだと思ってたけど。
常人には理解できない、言葉が通じない怖さがあった。雪乃さんとのチャットのシーンは未だにトラウマなのに。
「幸せそうにしてる人を攻撃するのが邪悪な者」ってそんな小学生もびっくりな薄っぺらい言葉に集約されても観てる側は全く共感できない。
劇場版第2作の犯人。
室井さんの「犯罪の裏には苦しむ家族がいるんだ」でアッサリ説得されて素直に自供し出すのも不自然。
犯人グループの検挙も唐突。
リクくんのクソ親父との関係もなんかいちいち微妙。
背景が描かれてないから総てが唐突に感じる。子役の子が双子な理由はわかったけど。回想シーンとそれを見てる自分、一度に撮れるもんね。
ネグレクト常習犯で暴力振るいまくってる毒親なのに実の父だからとアッサリ子供を親元へ返し、里親には二度と会わないでくれと通告する児相は色々酷過ぎるし。大丈夫かこの国。
そもそも端から生活保護受けたい、その為に子供引き取ると言ってるような親のところに返すものなのか?
それでまた虐待されて死んじゃったらどうするんだろう。こんなにいい加減でいいのか。
虐待されても子供は親を求めてしまうものだし、洗脳されてしまうのはあるけど、それにしてはその部分があまりにも掘り下げられていない。
杏とリクの毒親からの解放や自立はテーマの1つだし、そこに青島との出会いから成長した晩年の室井さんの「目の前で苦しむ人を助ける」姿勢が影響を与えて少しずつ変わっていくのは良かったけど。
もっと丁寧に描けばタカの時みたいに自然に感情移入できたと思うけど、やたら端折られてる感覚でイマイチ共感出来ず。
役者の演技が良い分残念過ぎた。
この辺りの難しいテーマも、
私の好きだったかつての「踊る〜」ならもっとエグくうまく描いた筈。
前半だけ君塚さんが書いて後半はゴーストライターが書いたのかと疑いたくなるくらい総てが唐突で雑。
名優を集めた壮大な二次創作のようだった。
とにかくいちいち不自然で薄っぺらい。
キャラか何がしたいのかがわからない。
いやいやいや。なんでそうなるの?
それおかしくない?
の連続で、置いてけぼり感が凄い。
シンペイがやたら賢くて可愛かった。
改めて、私の好きな踊る大捜査線はもう完全に終わってたんだなと思いました。
前作とくっつけて1つの作品にしてくれれば前半当たりの後半大ハズレで済んだのに。
わざわざ前後編の2部作にしたのはそういうことか、さすが汚いフジテレビだな!と益々嫌いになりました。
鑑賞料金2倍になるもんね。
頭いいなぁ(#・∀・)まんまと引っかかりましたよ。
とまあ、愚痴しか出てこないwww
当然ながら最後に青島くん出てきても全然感動できなかった。あ、元気なんだ、相変わらずこのコートなのねーとは思いましたが。
室井さんの家のまん前まで来てて電話1本で挨拶もせず踵を返す。
これまた超不自然www
ちょっと挨拶するくらいの時間あるよね普通。
え、遥々秋田まで何しに来たの。
死を悼む風でもない通常運転だし。
単にフジテレビが青島健在を出したかっただけか。
まあ、室井さんを早く卒業させたかったのかな。柳葉さんからは元々殉職希望も出てたみたいだしね。淋しいけど前半で変わらない姿を見せてくれてありがとう。
お疲れ様でした。その意味で☆0.5です。
「踊る〜」なら何でも良いという方、劇場版第2作以降が好きな方向けだなと思います。
前半の室井さんの在り方、子供たちとの交流は素晴らしかった。ウザい駐在さんや人々とのやり取りに見られる絶妙な間、シリアスな中にも思わず笑えてしまうようなテンポの良いギャグ、何かが起こりそうな不穏な気配は相変わらずの面白さだったのに。
室井さんがやりたかったことを秋田県警でモデルプランを創ることで継ぐという新城の役どころも良かったのに。
ちゃんと室井さんだったのに残念。
面白くなりそうな材料は揃っていただけに、それを活かすことなく雑に終わらせたのは酷い。
劇場内も笑いはもちろん涙も無かった。
前回は所々で笑いも起き、鑑賞後感想もチラホラ聞こえてきたのに。
今回はしーーーん。
これで泣けと言われてもね。。。
パンフレット買う気にもなれなかった。
(前回は買った)
観てて疲れました。いっそ寝れるかも。
ステキな映画でしたよ
なにやら酷評されているようですが、私は大満足でした。
踊る大捜査線のワチャワチャ感とは違った路線。
予習をした方が満足感は高いです。
室井さんの静かで穏やかな優しさや家族•仲間との愛が溢れた作品でした。
もう中盤からは観客席のあちこちから鼻をすする音が•••。私も涙涙でした。
最終的には温かい気持ちで映画館を出られる、素敵な映画でしたよ。
いろんな意見がありますが、
感動しました。
犯罪に巻き込まれた家族達は、苦しんでる事、良く伝わりましたね
。
りくが、虐待から逃げて戻って来たところも、涙が出ました。無事で良かった。設定上、いろんな感想があるかと思いますが、室井さんに奥さんの存在が欲しかったのは、私だけでしょうか?残された3人、無事に大人になって欲しいです。青島くんがエンドロールに出てきたので、何らかの続編が期待できますね。
ネタバレありのレビューです。
室井慎次とはなんだったのだろうか。
この映画を観終えたあとの感想だ。
踊る大捜査線において、彼はとても重要な人物だった。
キャリアでありながら、落ちこぼれ。
現場の刑事とぶつかりながら、現場の刑事の大切さに気付いていく。
いつしかそれは絆へと変わっていく。
現場のベテラン刑事が言っていた言葉。
「やりたいことをやりたいなら、上にいけ」
そして仲間との約束。
「必ず上に行って変えて下さい」
それを果たせなかったところから物語は始まる。
バックボーンは申し分ない。事件に携わってきたからこそ、被害者や加害者の家族に思い至ることもわかる。
約束を果たせなかったから、その償いのために、未来につながる何かがしたかったということなのだろう。
だけど、そこから踊るの続編は絶対に違う。
個人的に思うこと、順番が逆なのではないか。
メインの続編を作る。その端役でもいいが、今回室井さんが預かった子どもたちがなんらか事件に関わる(悪い意味ではなく)
例えば、たかひと君がキャリア警察官になって青島と対面するでも良い。
そこに室井慎次がちらつきさえすれば、この作品につながってくる。
メインの続編のあとに、この作品ならまだ納得できたかもしれない。
室井慎次を続編のための踏み台にしたとしか思えない。
そういう意味で悲しかった。
おっさんのロマン
点数を付けるのが非常に難しい。
ただ、いい映画でした。
踊るシリーズとして、室井さんの描き方として、
正しいのかどうかなんてことは置いておいて、
シンプルに良い作品だなぁと思いました。
北の国からみたいな。
ただ、滲み出る制作サイドのおじさんたちのロマンが
ところどころで爆発しまくってて、
いいんだけど、なんか、クサイ、、、
前編の室井さんがボロい空き家をせっせと改造していくシーンで壮大な音楽がかかってたり、
後編で長男(と言っていいのか?)が失恋したシーンでレコードかけちゃったり、
室井さんが発見されるシーンで捜索隊の「犬が離れません...!犬が...!」の台詞を入れちゃうとことか。
おっさんのロマンが爆発しちゃってんなぁ、と思いつつも、それも受け入れざるを得ないほどのあの雪景色と室井さんの存在感でしたね。
ただ、もうちょっとうまくやってボロボロ泣かせて欲しかったなぁとは思っちゃいました。
おっさんはボロボロ泣くんでしょうが、あれで泣けるのはおっさんだけです。
良くも悪くもフジテレビって感じの、要素の多さと最後に無理やり全部まとめてくる感じが、昔のドラマっぽくて懐かしさはありました。
色々ツッコミどころは満載ですが、子供たちは可愛いし、犬もいい仕事してるし、ところどころ感情が動かされる良い映画なんじゃないかなと思います。
矢本くんがずっと頑張ってましたね。
にしても、室井さん老けたなぁ...と思いながら観てましたが、それよりもなによりも、青島、老けたなぁ...。
もし続編やるなら、ファイナルのようなつまんない青島は観たくないので、カッコいい青島をお願いします!
室井さん、お疲れ様でした。
色々あってもOKです。
長かったり、テンポが遅かったり、泣かせに来ようとしている意図とか…もう全部ひっくるめて良い。とにかく感動したし泣きっぱなしでした。また事件に巻き込まれる子どもたちの里親を引き受けるというのが室井さんらしい。踊るシリーズの警察官として彼もカッコよかったけれど、子どもたちそれぞれの複雑な感情をまるごと受け止める父親としての姿を見られたことが何とも痺れる。あったかい映画だったぁ。こんな風に年をとりたい。そう思わせてくれました。とにかく子役たちがうまいですね。斎藤潤さんも含めてこれからがとても楽しみな役者さんたちです。ラストの主題歌も良かった。あえてこの曲を使うのかぁ…素敵だったわ。とても沁みました。
泣き所が、若干ゴリ押し感があって、しつこかったような気もしたけれど…それも時代ですよね。当時のドラマってこんな感じだったなぁと懐かしくなりました。テンポが速いことが受け入れられる今の時代には受け入れ難いかもしれないけど、ファンとしてはゆっくりと堪能できる作品でした。本当に続編を作ってくれて嬉しかったです。配信されたらもう一度みようと思います。
全体的に薄くて広いがそれも良さ
良い幕引き。
そう来たかぁ、って感じです。
巨悪ドンパチ期待しちゃった人には申し訳ないが私はカッコ良いと思った。こりゃ「北の国から」だな。
もちろん残念な所もある。前半子供ブロック時間かけてる割には演出が深部に到達出来なかった。殺人事件もなにやら動機が稀薄、住民との和解もあっさりし過ぎ、、、脚本と演出の相乗効果が無かった気がする(大人の事情で後編から撮ったらしい)
柳葉氏は素晴らしい。福本莉子もTOHO系前説でお馴染みだが前任の山崎紘菜より度胸があるのか初めから目が決まってて、こいつヤルな、、と思っていだが予想通り出来る子である。
あと加藤浩次のダメ父がすごく良い。
まあまあ室井氏の晩年のひと頑張り、そして彼の思いは静かに伝わって次の世代に受け継がれたのであった、、、で、次が大トリ(^ω^)
よかったけどなぁ
ネタバレあるからね。
これはさ…賛否分かれるよねぇ…
「踊る〜」ってさ、個人的に「シリアスな展開の中にあるユーモア」の緩急の使い分け抜群に上手い作品だと思ってて、どこか軽妙な、それでいてズバッと熱いとこ突いてくるのが大好きだったのに…
最後死なせちゃ、泣かせっぱなしぢゃん…
今までも青島が刺されて「死んじゃうの?」ってみんなを泣かせておいて、室井さんの「死んだんじゃないのか?」って、泣き笑いさせたり、すみれさんが撃たれても真下が撃たれてもちゃんとみんなが生きてるからこその踊る「シリーズ」なんじゃないの?
しかも青島をあんな出し方して…
もっと「ここで青島登場かよ!」って鷲掴みにする演出あったんじゃないの???
二部作の前編で期待させてたこと全部裏切ったよ…
ただ室井さんに罪はない。
最後まで室井慎次を貫いてくれてありがとう。
あんた最高だったよ(T ^ T)
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