室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
全482件中、41~60件目を表示
ネタバレなしでは書けない
前作はそれなりに楽しめた。室井さんの不器用ながらも実直なところがうまく表現されていたし、3人の里子との関係も問題提起としては十分だった。家の近くで遺体が発見されて、殺人事件として捜査本部が立ち上がったことはあくまで添え物としたのもわかる。
でも本作でキチンと解決させないのはどうなんだろう。室井さんがルールを逸脱して取調室で容疑者と面会(内容的にも取り調べではない)しても、情に訴えるだけだし。それで少しずつ自供を始めたって何だそりゃという感想になる。動機も何も明らかにならないし、解決にはほど遠い。あくまでさらなる続編を作るための布石にしているだけにも見えた。やはりメインはやはり室井さんと里子たちの関係ということ。
その関係を揺るがす事件(若干小さめではあるが)が起こってクライマックスに向かっていくのだが、これもかなり微妙な話。あんなに懐いている飼い犬がリード外したくらいで吹雪の中を見えなくなるまで逃げる?そして室井さんもそこまで危険を冒して探しに行く?ついでに言えば、商店にたむろしていた輩どもは何をもって室井さんに心を許した?一緒にお菓子棚に戻そうだけで改心するなら世の中もっとよくなる。杏のこともだ。あれで改心したのか?そのきっかけがあまりにサラッとしすぎていた。こんな流れで心は動かない。映画という物語を成立させるためのピースを感動しそうな順番に並べ替えて組み立てている感じ。そういえば後半の踊るシリーズの映画もそんな感じで冷めてしまった記憶が甦ってきた。
室井さんが亡くなったであろう展開に、近くの人が鼻をすすっている音が聞こえてきたが、個人的には前述の理由でまったく泣けなかった。しかも亡くなったことを確定させる場面は一つもなかった(と思う)し。室井慎次の表札も掲げていたし。病院か自宅で意識をなくしたまま寝たきりとかなんじゃないか。それでさらなる踊るシリーズの続編で目を覚ますとか。そんな妄想が頭に浮かんだ。青島の登場で次回作への期待が高まるはずなのだが、本作の出来を考えると期待値は下げた方がいいと思ってしまう。
爽快感なし
映画の日三連続鑑賞ニ回目。
完全に私の好みの問題ですが、登場人物にヘイトが溜まりすぎて途中からずっとうんざりしていた。
大罪人とかではないけど“嫌な人”がたくさん出てきます。
そして何より、室井慎次を死なせた意味とは…!?ショックでした。
あと犬がそばを離れませんみたいなやつ、好きな人多いよね〜まぁ私も正直ボロ泣きしてしまいましたが笑
だって動物は卑怯じゃないですか…
踊るシリーズはまだ続くみたいな終わらせ方だったけど、青島もとい織田裕二への忖度か?
室井さんはもう隠居してたんだから何も殺さなくても新作に出てこない違和感ないよ〜…
踊るシリーズをまだ擦りたいってだけのために、織田裕二をキャスティングする為に、室井さんが死んだんだとしたらこんな続編なくてよかったとすら思う…
とにかく、シリーズ人気キャラを新作映画で安易に殺さないでほしかった。しばらく引き摺りますわ…
最悪
見終わってから読んでください↓
殴り書きです。口悪いですが、中傷ではなく、シリーズを愛しているが故です。ごめんなさい。
最悪。エンドロール中ずっと、声にならない声で「は?」と言っていた。
「踊るレジェンドはまだ続く」じゃないんだよ。
生きていれば第二の人生もあるよね。そりゃ。
でも、ファンが見たかった室井さんではないんだよ。リアルじゃないんだからさ。こっちはドラマを求めているんだよ。
何でシリーズ重ねるごとに酷くなっていくんだよ。ありえないよ。
どうせ最後に青島映すならせめて途中で登場させて、「俺はもう長くない。約束を守れなくて悪かった。あとは頼む、青島」みたいなシーンいれてよ。
踊る大捜査線って、青島と室井の話じゃなかったの?
てか最後に来た意味はなんなの?製作陣の、「登場させればファンは沸くだろ?」みたいな感じ。亡くなった後に来て子どもたちにわざわざ生前の話を聞きに来たのか?なのに電話一本で玄関前まで行って結局何もせず東京に帰る感じ??なんだあの登場の仕方!ありえない。
つうか、90年代から着てきたアウターまで燃やすなよ。「捜査を立て直す!!」の室井さんに対する冒涜かよ。せめてアウター着て警察署行ってた時に火事になってました、みたいにしてよ。今までの室井さんに対して酷すぎない?あのアウターは、青島でいうカーキのコートだよ。青島コート燃やされるようなもんだよ。怒り。
祈っていたよ、最後まで。エンドロール後に、『実は生きていて、村の人たちが噂広まって勝手に死んだことになってました〜』みたいなさ。踊るっぽいコメディで締めてくれることをさ。(それでも駄作だったけど)
泣いたよ。室井さんとの“約束”これから青島が果たすとしても、そこにもう室井はいない。いるのはなぜか新庄だけ。室井は、家族を守って亡くなったけど、警察官としてではなく、一般人として亡くなった。踊る大捜査線がシリーズを通して伝えたかったことって一体なんなんだろう。演者の方針で室井が亡くなるにしても、もっとやり方あったでしょうよ。せめて、青島と会話して、託して終わって欲しかった。結局室井さんは後悔し続けて、青島は約束を果たせずに終わった。継承も無く。初期の踊る大捜査線なら絶対にやらない演出。
生きていて欲しかったけど、せめてつもる昔話して、会話して、託して、敬礼して、終わって欲しかった。
お互いに何も知らないまま、私が思い描いていた踊る大捜査線シリーズは幕を閉じた。
私の初恋、青島君を。大切な宝物の踊る大捜査線を。返してください。
そしてラスボス小泉今日子。みたいなのいい加減やめろよ。どうせ、踊る大捜査線の最後の映画もキョンキョンだして終わるんだろ?
追記
室井の代わりに秋田県警本部長に任命された新庄が正解を叩き出しちゃってるよね。
規模が小さいからこそ、本庁と所轄の連携が取れる。
改善点はブラッシュアップしていき、将来的に全国に広められるようにする、と。
それを定年まで室井がやればよかったよね?
それで青島定年前最後のドラマだか映画だかで、秋田と東京を繋げた事件作れたよね。
私にはどうしても、室井さんがあと数年のところで約束を反故して里親になる未来が考えられない。そんな逃げる男じゃない。せめて定年後でしょう。
・秋田の本部長として東京の警視庁と合同捜査で指揮を取り、秋田でやってきた本庁と所轄の連携を披露する。将来的に全国的に室井草案が拡まる。
・室井退官。青島と最敬礼でシーン終了
・エピローグで里親の話
でよかったよね。ODのラストはそんな感じだと思ってました。青島と室井の物語だと思ってました。本庁と所轄の物語だと思ってました。テーマすら見失った製作陣…どうしたの?涙
映画か、ドラマか。
前編を貯まったポイントで見ちゃったので、続きが気になって…。
一瞬シーンを見落としたのかな?
なんで犬がいなくなったのか、よく分からなかった。
そこから、なんでこの状況で犬を探しに行くの?
あのワンちゃん賢いから、待ってれば戻ってくるんじゃないの?と、ハテナが増えてしまってるうちに、なんか展開についていけなかった。
そして最後の10秒で、ドラマ好きな人は喜び、映画好きな人は…。
もともとこのテレビ局が苦手だから、なんか余計に…。
んー、柳葉さんとか俳優に文句は当然なく演技もそれぞれ良かったと思うんだけど。
続きは気になった、でもテレビドラマで良かった。これが正直な感想かな。
前編見たので、これも見たけど
前編見たので、これも見たけど、秋田版「北の国から」みたいなこの映画、劇場で前後編4時間もかけて見せるものでは、決してない。
テレビの2時間特番がピッタリな内容、レベル。
しかも、おまけ映像が、あざとすぎる。
ハラハラドキドキしてしまった
前作が個人的にダメだったので観ない気満々だったのに、観ないといけない理由ができてしまったため渋々鑑賞。
そんなわけで期待値ゼロだったが、正直思ったよりは楽しめた。
まず前作も思ったことだが画作りは素晴らしいと思った。
特に自然描写。
雄大で見応えがあった。
音楽の使い方は前作同様ウザく感じた。
観てて感じたのはとにかくテンポが早い。
5分ぐらいで新しい出来事が次々と起こる感じ。
一つ一つの話はあまり深掘りされず、トラブルは割と簡単に解決され、最後は室井(=脚本家・君塚良一)の説教がセリフで語られて、すぐに次の出来事へ。
シリアスな話の後にのほほんとした話が来たりして、テンションの乱高下が激しく、感情の持っていき方がけっこう大変だった。
ただテンポが早いのは好みではある。
前作の死体遺棄事件が高速で解決したのはなかなかの衝撃。
ここで分かったことは、この映画でやりたかったのは『踊る大捜査線』シリーズのような事件が起きてその解決を目指すような話では無く、室井慎次を使って『北の国から』みたいな人間ドラマを作りたかったのだということ。
別にそのこと自体は個人的に悪いことだとは思わない。
凛久が前山くうが・前山こうがの二人一役になっているのが前作では謎だったが、今作を観て納得。
面白いことするなあ。
まあでも映像技術で簡単に解決できることではあるが。
この映画にはさまざまなメッセージがあると思うが、「子供が悪さをしたら感情的にはならず思いやりを持って接しろ」というのは同意。
ちょっと簡単に改心しすぎで、そうだったら世の中苦労しないとは思うが、でも室井が子供と接する場面は心温まるシーンが多かったように思う。
室井が杏を抱きしめる場面はどうかと思うが…
受け入れ難いメッセージも多数。
まず、小学校での子ども同士のトラブルを暴力で解決しててそれを肯定するって、今の時代どうなのだろう。
凛久が実父みたいにならないか心配。
警察が「ルールは破るもの」みたいなこと言うのもどうかと思う。
そんなこと言ってるから、現実の警察たちは疑わしき人間に対して自白強要や証拠捏造をして、強引に有罪に仕立て上げてしまうのでは?
終盤は養子の凛久と実父の話になるが、ここが個人的に非常にモヤモヤした。
「頼む、改心しててくれ!そうでないとよくある陳腐な展開になってしまう!」と謎にハラハラドキドキしてしまった。
顛末を観て思ったことは、君塚良一から「元犯罪者や障害持ちや生活保護を受けたがるような奴は人として信用する価値無し」という、偏見に満ちた差別的なメッセージを感じた。
良いところもある映画だとは思うが、差別大嫌い人間としては許容し難い。
この映画最大の衝撃展開の引き金が「犬を探しに行ったから」というのも何だかなあ。
そもそもあの犬懐いてなかったのか。
お約束に裏切られました
前編【敗れざる者】で疑問だった瀬川の遺棄現場は、国見達が崇拝する日向真奈美の指示だった。─は理解した。
杏の不可解な言動も、真奈美に洗脳されていたから─ってのも無理矢理飲み込んで納得しよう。
が!何故固執していた青島では無く、退職した室井さんの所へ?
先ずそこがモヤっとした。
前作の弁護士や、今作の児童保護施設の職員が「全く子供の事を考えていない人達がこう言う職業に就いている」のが風刺となっている。
所で田舎のヤンキー達は結局何だったの?
根気よく向き合えば分かってくれる?結局商品を片付けていたのはきぬさんだった。
最後にカップ麺を置いていたけど、室井さんの好物知っているの?そんな付き合いしていないのに?
ラストの室井さんが吹雪の中へ居なくなったシンペイを探しに出るシーンも、普段から外で放し飼いにしているのに急に行方不明になるのは不自然。
例えば柳町に蹴られたり鉈で追い立てられたのならば兎も角、首輪を掴んで外に出しただけで呼んでも来ない程遠くへ行く?
室井さんの死因も、雪崩に巻き込まれたのか崖から落ちたのか心臓発作なのかも解らない有耶無耶状態だし、そもそも踊るお約束の「死んだと思ったら実は生きていました」じゃ無いんかーい!
心肺停止って言っていたので遺体は引き上げられた筈なのに、デッキチェアに報告書や花を手向けるのって遺体が発見されていない人の場合じゃないですかね?
もしくは病室へ行くには人数が多くて迷惑だからとか。
だから私は生きていると信じていたのに、パンフもネタバレ─って書いてあったから「やっぱり生きている」と思っていたのに…
「室井さんが生きていたらまた出したくなるから死なせました」にはガッカリしました。
確かに柳葉さんご自身も「室井のイメージが…」と、視聴者が勝手に「室井と言えば柳葉さん」では無く「柳葉さんと言えば室井慎次」とイメージ付けてしまっているので仕事がやり難いとおっしゃっていましたが、だったら尚更あんな突然死は悪手だと思います。
実際に雪崩で亡くなる方も転落死する方も心筋梗塞で亡くなる方も存在しますが、リクの事も杏の事も方が付いてこれからって時に支えが無くなる3人の子供の精神面は考えなかったのかなぁ?
幾らお金が残されていても、村人達が助けてくれても、高校生と小学生の3人で生きるのは無理があるでしょ。
後、最後に青島が現れて家にも入らず帰るのも不自然。
亡くなっているのならば、幾ら緊急電話が入っても線香の1本も手向けずに帰る?
観賞後に後ろを歩く女性二人組も「お葬式していないから生きているんじゃない?」「青島も平然としていたしね」と話していたし、観客には製作陣の思いが伝わっていないです。
もう踊るは完全に封印した方が良いと思う。
こんな終わり方でいいの?
学生の時に踊るを観て室井慎次という漢に惚れずっと尊敬し続けてきました。
映画館に行くのも十数年ぶりでとてもワクワクしていました。前編は室井さんの哀愁をしみじみと感じる良い映画と感じました。
後編について
◯良かった所
・杏がようやく救われた(猟銃ぶっ放しは一般人の室井さんが責任を取ると言っても「?」とは思いましたが)。
・タカが警察を目指すことを決めた件。
ベタな展開とは思うがそれでも好き。本当に東大入れたら親を超えて成長できた証になるし駄目で東北大に入ってもそれはそれで良いので今後の成長が気になる、新城辺りとの絡みが見られそう。
・地域のギスギスおじさん達と和解できたこと(いきなり向こうから心開いてきたから急だなとは思いましたが)。
・最初で最後の家族旅行が切なくも温かく泣けた。
・子供達がずっと作っていた家の看板が完成したこと。
◯良くなかった所&気になった所
・唐突に出てきた不良にイライラ。前編にはいませんでしたよね、必要ですか?
・タカがフラれる描写が唐突過ぎる。
フラれて次の目標に向かわせるように仕向けるためだとは思いますがすぐに別の男に乗り換えた女の子がただただ不快です。
・殺人事件の犯人逮捕が呆気ない。一応踊る要素入れておきましたよって感じ。
・犯人が日向真奈美信者設定はしつこい。
3で散々擦ったのにまた出すのかと。娘が母親の洗脳で苦しんでいるのはまだ許容できましたがもういいでしょ。この調子だと踊るプロジェクトが続いても全て日向真奈美絡みになりそう。
・杏が母親を思い出す時にスマホに保存していた写真を見ていたが映画のワンシーン切り抜き画像で不自然。
杏はその写真どこから持ってきたんでしょうか...?母親の事件の新聞記事持っているとか信者のホームページを見ているとかなら自然だったかも。
・そもそも日向真奈美は室井さんが警察辞めて幸せに暮らしてるってどうやって知ったのか、日向と室井さんの接点なんてほぼ無いのに嫌がらせする必要はあったのかよく分からない(幸せな人に嫌がらせしたくなるとか言っていたが室井さんより幸せな人は世の中たくさんいますので謎)。
・沖田さんもっと見たかった(室井&新城&沖田トリオ好きなので)。
・リクの父親はもっと序盤から出して争わせるくらいしても良かったかも。
・児童相談所の対応がお粗末。虐待されるのなんて普通に予想できたのでもっと慎重にしてくれよと。現実でもあんな感じだと恐い。
・リクが相談所の車で連れて行かれるシーンで杏の名前しか呼ばなかったこと。
まずずっと親代わりしてくれた室井さんを呼んでくれよ。そしてタカと杏も呼んで追いかけるでいいでしょ。杏だけが玄関の中にいたから呼んだのかなと思いますが一番過ごした時間が短い彼女だけ呼ぶのは不自然に見えました。
・室井さんのまさかの最期。
一番納得いかないのがやはり室井さんのあの最期の描写です。まさか今回の主人公だし踊るシリーズとしてももう一人の主人公だと私は思っていたのでシリーズ再始動の一発目で亡くなるとは予想外過ぎました。
無線で心肺停止の男性が見つかりそのまま場面転換でこれは歴代やってきた死ぬ死ぬ詐欺だなと思い室井さんの「死んでいないが」という台詞を待っていました。新城が室井モデル草案の書類を愛用の椅子に添える所はグッときましたが正装だし皆で敬礼は大げさでしょと思い、地域の人達が献花や拝みに来て商店のおばちゃんは喪服のような黒い服だったのでここでおかしいぞと気づきそのままエンドロールに入って唖然。最後に青島が出てきてもそれどころじゃないよと感動に浸れず終了して心がぐちゃぐちゃになりました。
混乱して最後の場面の記憶が一部曖昧で間違っているかもしれません。涙も引っ込んでしまい呆然、唖然、失望の感情です。
母と見に来ており終了後に私が言ったのは「室井さん死んだの?」でした。母が「拝んでいたんだしそうなんでしょ」と言ってもモヤモヤしたままでした。ちなみに母は踊るシリーズを一応知ってるレベルで今回は感動できたと言っていました。
亡くなる設定にしたのは柳葉さんを室井慎次から解放するためと他のレビューで拝見しましたが別に亡くならなくても今回の映画で室井は最後ですと言えば解放されると思いますが私の考えが甘いのでしょうか?
余命幾ばくも無いけれど子供達と田舎で幸せに暮らしました、めでたしめでたし。で良いのでは?
亡くなるとしても犬追いかけて遭難して寒空の中一人逝くなんて悲しい最期じゃなくてもいいじゃないですか。リクの父親から子供達を身を挺して守ってその傷が原因で亡くなるとか、遭難から発見はされたけれどもう命が尽きる直前で子供達に一言残して温かい布団の中で亡くなるとか。
死ぬ展開が絶対に嫌だとは言いません。死の描写が雑過ぎるので納得いかないのです。
葬儀を行うとか、家に遺骨と遺影があって線香が焚かれている等の描写も無いので本当に亡くなったのか受け入れられない自分がいます。最後子供達が車に乗っていて運転手はまさか...とか変な希望を持ってしまいます。
映画を見終わった後にポスターを見たら遺影に見えたので「あー...」と言葉で表現出来ない気持ちになりました。
今は過去の室井さん見ても「こんなカッコいいこと言っても約束は果たされず無念の死を遂げるんだよな...」ととんでもないノイズが入ってしまい辛いのでしばらく観るのを控えようと思います。
シリーズ続ける気満々な字幕が最後にあって絶対出ないと思っていた青島が出たので彼の物語もいづれやりそうですが、織田さんを青島から解放するとか言って室井さん同様亡くなって終了しても可笑しくないかなと感じました。
どちらにしても室井さんが出ない、室井と青島コンビが見られない踊るシリーズは興味が無いので続編は期待しないです。TVでやってたら観るかもなぁ程度です。
室井さんの子供達のこれからの様子や室井モデルは実現されるのかは気になります。
p.s.入場者特典のポストカード貰ったのですがカッコいいです(悲しくなって涙も出ます)。これ最近追加されたと聞いたので初日に観に行くほどのファンはまた来てねって言ってるようなものなので酷い扱いだなと思いました。映画館のショップに室井さんの遺影...もといクリアファイルが売っていたので今までの感謝と弔いを込めて購入しました。
「すごく感動したしもう一度観てBlu-rayも買います!これからのシリーズも楽しみです!」みたいな感想をここに書きたかったなぁ...。
無念です。
前後編に分けるほどの作品だったのか?
良い作品ではあった。踊る大捜査線シリーズ内では毛色の異なる作品だが室井慎次の引退後の生き様を描いた作品としては。
ただ、現役時代の室井レポートとはあまり関連性が無いような。。ちょっと強引だと思ったけれど、室井慎次役の引退を決断した柳葉敏郎さんに対するレクイエム的作品なのだろうと納得することにした。
前編で少し不安に感じた秋田県の描き方については、きちんとフォローされていて良かった。
少し不満な点を挙げるなら、ラストの展開が少し捻り過ぎていませんか?元警察官が吹雪の夜に犬を追って雪崩に巻き込まれるというのは、ちょっと間抜けな印象を抱いてしまいました。
たかが犬、という価値観でないことは百も承知していますが、いくらなんでも良い歳した大人なんだから、もっと冷静な判断ができたでしょう?
子どもを庇って刺されて、なら安易とは思いますが納得感のあるラストだった。個人的にはそう思います。
生き続ける者の意味
ドラマ当時から「踊る」を見ています。
見終わって「生き続ける者」ってそういう意味だったの?と意外でした。
まさか室井さんがあんな終わり方をするなんて、あっけないくらいで理解するのに時間がかかりました。
前編からの伏線がいくつか回収されましたが、それでも謎は残ります。何故日向真奈美は死体を室井さんの近所に埋めたのか、何故娘杏を室井さんの元に送ったのか?
今回も日向真奈美は犯人を操っていたが、刑務所にいてもそんな何度もできるか疑問。
前編から感じていましたが、家族で食事するシーンが多かったです。あれにはどんな意味があったのか気になります。
過去の作品のような痛快さやユーモアはないですが、室井慎次の人生を描いている作品として観ればそれなりに面白かったです。東京の警視庁でそこそこの役職まで上り詰めた彼が、インターネットもつながらない片田舎で定職につかず犯罪被害者の子ども達と暮らしている姿は、隔世の感はしますが、それが実直な彼の生き方だったんでしょう。この辺りは丁寧に描かれていると思います。
そしてラストに「彼」が登場します。伝説は続くとあったので、まだ続くのでしょう。やっぱりファンとしてはまた観に行くと思います。楽しみに待っています。
無責任
「敗れざる者」が人物描写やストーリー展開など
とても丁寧に作られていると思ったので
「生き続ける者」も同じかなと思っていたけど、
製作側が放り投げたような感じさえした。
2作とも室井さんと一緒に暮らしている子供達を演じている
俳優さんはとても良い味を出している、特に凛久役の子。
それとは逆に新しく作品に加わった大人の俳優さんが、
なんかねぇ〜。
それにエンディングからラストシーンまでが違和感がすごくて
子供達を守っていかないといけないのに。残念です。
生き続けてほしい…
・人付き合いの不器用な室井さんが最後に皆に理解されてよかった…これに尽きる
・杏は、後編で母親譲りの猟奇的キャラかと思ったが、全く逆の展開で、ある意味裏切られてよかった
・前編で自身を見据えたタカであったが、後編では更に警察官を目指す志がうれしかった
・オネショしたくらいで室井さんに叱られるのを畏れるリクには、ちょっとさみしさを覚えた
・シンペイ(秋田犬)を探しての遭難死は残念。4人家族になって1〜2年の短くも幸せな生活を経てから他界するくらいがよかったのでは…
・ラストの青島のとんぼ帰りは不自然すぎる。後ろ姿のみ登場で余韻を残すくらいがよかったかも
******
人は二度死ぬと聞いたことがある
一度目は身体が滅んだとき
二度目は誰からも想い出されなくなったとき
「青島、君に託す。」・・・
託された者がいる限り、室井慎次は「生き続ける」ということなのだと思う
期待してたのに…むろいさぁん
前編を見て後編が気になっていたので観に行ってみました。前もって軽くレビューを見ていたのですが『北の国から』とか『あまりにもよくなかった』と意味がわからなかったので本当にそうなのか…余計に気になってとても楽しみに観に行ってみました。
確かに初めから終わりまで北の国からでした(北の国から見た事ないけど…なんとなく)エンディングの曲もなんかそんな感じだったので私違う映画を見にきてたのかなと頭がこんがらがりました 笑
内容の感想は、室井さんの思いが詰まった話だとすれば定年退職前に警察を辞めて家族と向き合う姿はとても素敵でいい話だな…そう思っていた最後から終わりの10分程前のシーンから一体なんだったのか…許せない思いの方が強くなりました。
結末が最悪でした。踊るファンをなんだと思っているんだと思いました。
今までの踊るをみていると室井さんはとてもカッコよくて何かあると指揮をとりどんな時でもリーダー的な存在なイメージだったのでファイナルでもめちゃめちゃカッコいいとまではいかないかもしれないけど『室井さん!』って言いたくなるような終わり方がよかったなと
あの結末はなくていいんじゃないかな…
約束を果たせなかったあの人にも申し訳ないよ
全体的に北の国からみたいな内容がほとんどで踊るの事件の話がトータル10分程度かな〜と
最後の10分を除けば5段階評価のうち3程度で最後の10分だけの評価は0.5です。
トータルでみるとやっぱり室井さんが事件について指揮とるシーンが一瞬しかないのとカッコいいスーツ姿がそこまでなかった事…最後の結末が私的に好きじゃないのでトータル1.5です。室井さんの優しさには泣けるので満点の星5上げます!そこは期待して見て下さい。
また踊るの映画をするのであればこの最後みたいな感じはやめてほしい思いでいっぱいです。
でももしかしたら…最後色々な付箋があるようなとこがあるのであるとすれば!『室井さぁん』に次回に期待したいです。あったらこんな評価つけてすいませんってなります。
次回があるのかわかんないけど…踊るの映画はいつも最後え⁉︎ってなるとこがあってそのままフェードアウトだったりするので…
よければ最後まで観てみて下さい。
嘘だよねと思った
特典のポストカードの裏を、映画が始まる前に見てしまったので、あ、そういう終わり……?とは思っていました。
室井さんという、口数も少なくいつも眉間に皺が寄っていて、上からも下からも責められ毎回苦渋の決断をせざるを得ないキャリア管理職のキャラクターが、普通に笑って日常を過ごし、そして今でも後輩たちに尊敬され支持される姿を見られたのは、よかったなと思います。
でもまさか本当に退場させるとは思わなかった。
はっきりとそれを描いたわけではないので、違いますと撤回することはできるし、続編を作るのならそこでは明言せざるを得ないんだと思いますが(セリフで済ますとしても)。
このシリーズに限らないけど、本編を生き抜いたキャラクターが、一度終わった作品の"リスタート"で殺されるのは、本当に辛い。なんのために本編を最後まで駆け抜けたのか。もちろん人間みんないつか死ぬので、時間軸的にたまたま生きている場面を切り取ったのがこれまでの作品なだけだ(描かなかったとしてもいつか死ぬ)と言われればそれまでだけど、後出しで殺さないでほしかった。
そして本当に退場するのであれば、その幕引きはなによりもの見せ場にしてあげてほしかった。
あまりにも主張のない終わりで、それこそ人に責められても誤解されても性急に動いたりしない室井さんらしかったのかもしれないですが。
感動ヒューマン映画だった
前編がいい感じに終わったのに事件そっちのけで日常描写てっきり事件物かと思ってたら感動ヒューマン映画だった。
みんなの意識を変えていった室井慎二。北の国からみたいにすればいいのに…まさかの結末納得いかず…
名作じゃん
他の書き込みで、本来の踊るシリーズじゃないとか、あの終わり方はどうの云々と書き込みがあったので、期待しないで見ましたが、一人の価値ある人生を描いた集大成の名作じゃんと、素直なコメントです。
終わっちゃうんだなと…
期待を上回る展開で、胸が熱くなる映画でした。
室井慎次の人柄を前面に出した映画。
驚きの結末を迎えるが、踊るファンなら涙が数回出てもおかしくない。
息子の恋愛面の話など、サイコパスな展開もあったが、室井さんの恋愛話を引き出す伏線かと。
もう今後の作品に出てこないと思うと悲しすぎる。
全482件中、41~60件目を表示