室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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このラストはなぁ。。。
何で遭難死にしたの?バカみたい。
狭心症で亡くなった方が綺麗じゃん。
ラストの青島登場もクドい。
二人の抱き合うシーンを映画に入れる必要ある?
一回だけでいいよ。
芽が出るのはまだ先
前編と同様にまったりと進む。前後編を通じて、室井をめぐる人間関係、特に「家族」のライフストーリーを描きたかったのだろう。長年の刑事捜査との関わりがもたらしたかりそめの関係であっても、いつか一人で生きていくときまでは、「父」として「子」を守り、教え育てるという役割を見出し、それを全うしたことは、とても室井さんらしかったと思う。
死体発見事案の帰結は一応あるが、謎解きは添えもの。女の子・杏が服役中の母(小泉今日子)の精神的支配を受けて室井に接触し、そこから解放されるまでの過程と、伏線的な情報出しという意味では関連しているものの、もう少し両者をうまく融合させてほしかった感はある。
あと、(捜査するストーリーではないので難しいが)志を共有する新城(筧)や沖田(真矢)との絡みの方ももっと見たかった。その点では、前のレビューで前編は種まきと書いたが、本作ではもうすぐ芽が出るかどうか程度。厳密には登場していない青島も含め、芽が出て伸び出すのは新プロジェクトの方で、ということなのだろう。映画なのかテレビなのか分からないが、期待はしている。
最も強い印象を持ったのは、小学生リクの実父(加藤浩次)。刑期を終え一旦リクを引き取るが、リクは虐待を受け室井の家に逃げ帰る。父は子を連れ戻そうと家に押しかけ、その場にあった刃物を室井に向けて逮捕される。室井に「リクは私が預かります」と告げられた時の彼が、単なる粗暴な人というより、今度こそは父としてやり直そうと思ってきたが、また拳をふるうのを抑えられず子を失ってしまった、暴力性向に囚われた自分自身への怒りと失望、悲しみと悔悟を一瞬の表情変化で表していて、すごい演技だと思った。
だが、何よりもこの映画と分かち難い記憶となってしまったのは「秋田犬」。もう絶対に忘れないだろう(笑)
ヒット作品ならではの奥の深さを期待したのだが・・・・・・・
前作 「室井慎次 敗れざる者」がシリーズに共通したアクション路線からドラマ路線に変更したので、人間ドラマとしての奥の深さを期待したのだが、それは叶わなかったというのが偽らざる印象!
敗れざるものとして警視庁のキャリアからドロップアウトした室井慎次の存在があまりにも大きすぎる為、里親と一緒に暮らす犯罪被害者・加害者の3人があまりにも軽く感じられ、人間ドラマに期待する相互の厚みがあまり感じられなかった。
また作品の流れもエンディングに唐突に室井の死が訪れ、その後青島の登場と、ちょっと雑に流し過ぎているのではないかと感じられたのだが・・・・・・・
前作で室井と3人の子供たちの関係性が丁寧に描かれていただけに、”生き続ける者”達のそれぞれの心模様をもう少しじっくりと描いた方が色々な意味で共感できたのだが・・・・・・・
ちょっと残念な室井慎次のラストである!
脚本が雑 この一言に尽きる
前編後編を一気に鑑賞
タイトルにした通りマジで脚本が雑だなあと思った
最後の結論に向けて無理矢理道を敷いた感じで
終始頭にハテナマークを付けながら見ていました
みんな演技は良いのに勿体ない
特に子供3人は軽すぎる
え?もっと感情沈んだり沸騰したりしないの?という感じ
一例を挙げると
杏ちゃんは、室井に向けた負の感情が一瞬だけで
しでかした事に対してあっさり家族として入りすぎ
タカにいはその杏ちゃんをあっさり受け入れすぎ
りく君は、あれだけ傷つけられた父に対して
あっさり「一緒にいたい」的な発言
それでいてボコられたら室井家に逆戻り
そんな軽い子が傷ついた状態で
たった1人で室井宅に戻る気概があるのが違和感バリバリ
それと室井さんの結論に対しては特に拒否反応はないのだけれど
そこに持って行く方法が、は?って感じで
製作陣は泣かせにきてるのはわかるのに
胸が熱くすらならない
シンペーちゃんは、リク君がお父さんの所に行った時
家に戻らずずっと帰った方向を見て動かないレベルの秋田犬なのよ?
シンペーちゃんからしたら室井家に対して敵対的なほぼ見知らぬ人物に
なんで首輪を外されただけであの吹雪の中外に出て行ってしまうの?
そんなの絶対にありえないよ
リク父に攻撃的になって噛みついて
逃げて行くところを追いかけていなくなる
これも無理矢理だけど、そっちの方がまだ泣ける気がする
シンペーちゃんの演技?もめっちゃ良かっただけに本当に残念すぎる
他にも色々こじつけが過ぎる所が多すぎて
見終わった後にモヤモヤがずーっと残る感じ
一応過去のキャラクターが出てきたり、映像が出たり
懐かしいしみんな歳とったなーって懐かしみながら見られたので
見て後悔したとまではいかないけれど
正直26年予定?の劇場版踊るには期待しない方がいいなと思わされた作品でした
盛り上がりに欠ける
前編の伏線は回収するけど全部雑。
子供たち関連であん姉ちゃんに関するエピソードが幾分よかったぐらい。
室井さん関連は室井さんが積極的に動くのではなく、周りがなぜか急に協力的になって違和感がありすぎます。エピソードを絞ったほうがよかったのでは?
あまりにサクサク解決して、盛り上がる場所を見失ったのか、どうでもいいところで急に盛り上げようとして白けてしまいました。
演者が年齢を重ねて、本来の大捜査線のようなコメディとシリアスを勢いで突っ走るようなドラマにはできないだろうから、人間ドラマになるのは理解できます。でも、やるなら丁寧にやってほしかったです。
前編は尺増ししたような回想が多かったけど、後編は控えめなのが救い。
現場で起きてるんだ
前後編合わせてあり
踊る大捜査線ファンとしては、後日談として総合的にあり。室井慎次が頂点にたどり着けず、という展開だったが、成功したパターンも見たかった気はする。ちょっと北の国から秋田編を見せられてる気にもなったが、終始一本筋は通っていた。室井さん死んでしまったが、死ななくてもよかったんじゃない?なきもする。青島の登場シーンはあれぐらいでちょうどよかったか
エンディング曲が松山千春だったったのは道産子で世代的にど真ん中の私には刺さった。いきなりちょっと泣いた
室井慎次よ、永遠に。
室井さんの意思は永遠に
気持ちはわかるけど
やらないでほしかった。
このキャラクターを死なせたことにやっぱり納得がいかなくて、皆さんのレビューに頷いて。
でも何となくわかりました。
映画の感想ではないけど、テレビの「今だから語る柳葉敏郎と〜」という、映画と柳葉さんの裏話&インタビューを観て思ったこと。
これ、制作側も役者ももう「お爺ちゃん」になっちゃってるんですよね。
当たり前です。みんな歳をとる。私もオバさんになりました。
で、そのお爺ちゃん達が「観てる人(ファン)」より「自分たち」がこのシリーズをどう締めるか、そこに重きを置きまくった結果こうなっちゃったんだなと。
思い入れがある作品。自分の人生において大部分を占める作品。
それを、まだ製作に関われるうちにどうやって「いい思い出」にしていくか、みんなで考えた結果こうなった。つまり観る側(ファン)の希望は入ってないんだと思います。
みんな本当に歳とったなと思った。もうあんなスピード感があるものは作れないでしょう。
現代に即したものを作れば、若い世代から一斉に「それは無い」と言われるし、かといって年齢を重ねた登場人物たちがあの頃のように動き回るものも作れない。
作ってる側の年齢的に、今回のような「◯の国から」テイストになるのは必然なんですよね。
人情とか第二の人生とか、引き際の美学とか、
そういうのが大切になる歳です。
製作側と柳葉さんの意向を汲んで、「死亡」という終わり方にしたのは当然と言えば当然なのかな。
これであちら側にとっての「踊る〜」という作品は、綺麗に幕引きができるわけですし。
自分たちの人生においての「踊る〜」の終活をしたのが今回の作品であり、観てきたファンの方たちや、まして最近ファンになった若い方たちの意向は汲まれるわけもないのでしょう。
ファンの想像の余地も断ち切る映画をわざわざ作ったのは、そういう理由からだと思いました。
個人的に、この作品は無かったことにしようと思います。
あの不器用でただただ真っ直ぐで、人としての楽しみを見つけるのが大変そうな管理官が、歳とったらどうするんだろうな、きっとあのままなんだろうな、と自由に想像します。
それがファンの権利です。
次回作?今度は青島をどう終活させるのか、こわくて観る気にもなれません。
この作品が製作者側の都合で閉じていくのを見届けたくはない。
そういうのは仲間うちでやることであって、公式として大々的に発表するものではないと思うので。
いつまでも自分たちのものとしているよりは、信頼のおける脚本家さん等に託したほうが作品も浮かばれるのではないでしょうか。
偉大なシリーズを生み出した方々のことは、きっとみんな忘れないと思いますよ。
「『踊る~』シリーズを知らざる者」そんなワタシにこれはキビしかった
後編を観終えて、やはり踊るシリーズをほとんど知らなかったので「はあぁ~」と深い溜息をつくほど長い作品だった。
そりゃあ警察をリタイアした人がガンガン操作できる訳も無く、しかも事件の謎解きがメインではなくって、昔からのしがらみやら思い込んでいる約束やらに縛られながらも寡黙で多くを語らない主人公と過去映像の組み合わせは結局よくわからんかった。
遺体をなぜそこに埋めたのかとか、福本莉子や周囲の人たちの心が解けていく明確なターニングポイントなどが「あー、あそこだったか!」ともならず、そして前後編で4時間ほどの作品のラスト30分位で迎える急な展開にも首を捻ってしまいました。
そんなワタシにとって収穫だったのは、柳葉敏郎でも筧利夫でも年齢を重ねればガニ股になって腰も少し曲がるのね、ってことと、いしだあゆみさんが歳を取って活舌が悪くなり、サングラスの左右が真っ直ぐじゃなくて少し傾いていて、正に地方の商店主と思わせてくれる容姿だったことでした。
やっぱり知識のない者にとってはハードルの高い作品でした。
103
色々思うところはあるが、事件必要なかったのでは?と思うくらいストーリーが繋がってない感じがした。
ただ加藤浩次さんの素晴らしさと青島の登場だけが良かった点。でも訳のわかんない電話で室井さんの最後を見もせず踵を返すのは意味がわからなすぎて発狂しました
これは賛否が分かれる
PTS 3袋全部消費
踊るの名を借りた別映画かな
前編はまだ良かった。というか色々と謎めいてたし踊るシリーズのキャラがちょいと出演してて嬉しかったし、これからという流れだったので
で後篇、蓋を開けたら前編と同じ流れ……同じような速度で退屈してました
事件の解決も弱すぎるし、何でもかんでも日向真奈美に結びつけるのが強引で共感しないし、室井さんと日向真奈美の関係ってそんな深いものだった?
何か伏線あるのかなぁと思うところも何もないし、同じような流れを何回やるの?ってなり色々と中途半端で残念でした
ただ室井さん亡くなってからの流れやエンドロール、クランクアップシーン(もっと流して欲しかったけど)は良かったので終わり良ければ……
でも正直もう踊るシリーズはいいかな
綺麗な思い出のままの方が……あの織田裕二の青島はあまり見たくないかも……
他人は変えられなくても自分は変えられる
秋田の大自然と冬景色。よそ者だった室井も周囲とうまく立ち回れるようになる。
彼がなぜ田舎住まいを始め、訳ありで親と別居する子供たちを育てるのかが次第に明らかになっていく。
このシリーズは、エンタメ色を脱し、どこへいくのだろうか。
室井の飽くなき思いの先には、どういった景色が開かれるのだろうか。
室井と青島のかわした約束の先と言ってもよい。
旧態依然とした警察組織を変えたいという願いは果たせなかった。
組織は変わらなくとも、他人は変えられなくても、もしかしたら自分は変えられる。
少なくとも、この作品の室井にはその意志が感じられる。
自分が変われば人とつながることができる。
室井のアイデンティティと自分が重なる。己の意志の大切さを教えてくれる作品である。
見終わりが不愉快……愛が無い
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