室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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前提を間違えると、本質を見誤りそう。
警察官退官後の話なので、踊る本編と違うのは当然。その前提を見誤ると、踊る本編ではなく、あくまでタイトルは室井慎次なのに、踊る的な要素を期待して、期待はずれとか思ってしまうんでしょうね。 里親と里子たちの家族の姿を通じて、社会の中で行きていく上での人としての室井なりの正義を里子に教えながら人として成長していく姿、そして、家族というもっとも小さな組織の話を描くことで、室井が目指した組織のあり方、組織人のあり方を示唆したかったのかと思います。 ドロップアウト企画なのに、最後に青島が登場しますし、これはこれで良くできていると思う。松山千春の歌がまた、特に親世代の涙を誘う。
大味だった
前編は踊るシリーズをみたことあると懐かしく感じる描写もあり、後編の展開もどうなるか気になったが大味すぎる。
人間ドラマ重視なので主人公含め家族全員にスポットを当てるから時間が足りない
もはや殺人要素必要だった?レベル
久しぶりに上映中時計確認してしまった後30分でどうするんの?と
最後の方の台詞やら、いぬ含めイイハナシダナーで終わった感がすごい。
全編のままで済ますわけにはいかない、、と
つい、生き続ける者を見てしまった、、、
世の中に事件はたくさんあるが、家族はみんな被害者、
と思い知らされました。昨今、闇バイトで、運搬の仕事かと思ったら、強盗だった、
なんて話はよくニュースでやってますが、、、とんでもない話です。
警察機構の改革については、ほぼあまりないようでは触れられることなく、
踊る、、、コアなファンだけがその内容を知ることは思いますが、、
福本莉子、がいい演技してました。毒親の母に洗脳され、
人生がだめになりそうだっただけに、室井の思いが通じて変化があるところは、
本当に涙もので感動をいただきました。
え、こんなレベルで泣くなんて、、という方、まあ、見てみてください。
これはこれで結構な内容だと思います。
前編40%、後編60%の比重ではありますが、、、
個人的には信じがたいほどつまらなかった。とりあえず事件のストーリー...
個人的には信じがたいほどつまらなかった。とりあえず事件のストーリーではなくなっていた。
設定や描写、ストーリー展開のあらゆる箇所の詰めが甘く矛盾や手抜きを感じたし、ドラマ当時の気持ちのいい展開をまたやりたいだけの印象で、制作者側の時が止まっていた。
ドラマのコアファンが昔を思い出すためだけの映画。面白くない。
これはイマイチ 踊るシリーズもう見ない ○△○○△
これはダメ
前編が過去の話と人物紹介で終わって、今回がこれでは、今後も見る価値がないと思います
ストーリーがかなりイマイチ
踊るシリーズを観てた人向けの映画なのに、全く期待に応えられていない。
普通に踊るシリーズっぽく謎解きすればまだマシだった、
室井さんのキャラクターも潰れちゃった。
見やすさ○
ストーリー△
キャラクター○
没入感○
個人的好み△
確かに批判は多い。だがよかった・・・かな
多くの人の批判に、これは『踊る・・・ 』でない、というのがいくつもある。しかしこの映画に関わった主演者等々のコメントには、これは『踊る・・・』の室井慎次のその後を描いた映画なのだと言っている。だから、そこを理解して、この二部作を見れば、何の矛盾もない。映画のそこそこに『踊る・・・』のドラマの一コマや出演者を今回の二部作に絡めて出してくれ、作品への懐かしさいっぱいだった。「室井慎次」の縛りを柳葉氏の今後の役者稼業にむけて解き放してあげたいという制作陣の思いを考えれば、室井慎次を死なすのは、個人的には仕方ないとも思ってしまうのだ。しかし、あの終わり方は酷い。どう考えてもありえない。家族であるあの秋田犬が、あんな吹雪の中、わざわざ遠くに走り去ってしまうことなんかあるのか。どう考えてもおかしいだろうと思うのだ。室井を死なすなら、もう少し考えて欲しかった。だが室井と犯罪者の3人の子どもとの関係を考えれば、実際には死なすこともおかしいのではと思ってしまう自分がいる。残された自立もままならない3人が今後生きていくことを考えると、犯罪者の親を持つ彼らへの地域や社会の差別のことを考えてしまうのだ。映画制作者は当然そういう点も考慮していたのだろうが、個人的には残念なのだ。室井を『踊る・・・』から退場させるためには、あの終わり方でよかったのか。残念!!
高評価と低評価の両方とも理解できるが、、、
青島きりたんぽシーンを観る夢叶わずか、、、
2部作だけで見た時に、ツッコミどころはありつつも深みのある内容だったと思う
が、ドラマシリーズから観てた身として、その終わらせ方だけはやめてほしかった、、、
と思ったのが映画終了直後
帰宅してパンフレットを読んでみると、「踊る」と「現実」の話や、「室井」と「俳優柳葉」の話など、納得できる部分も多かった
視聴者としては悲しい終わり方だったけど、踊るチームとしては納得できる終わり方なのだろう
室井さんありがとう
室井さんの不器用な愛情が大好きな人のための映画ではないだろうか。
溢れていた。
もう、溢れすぎていた。
室井さんに感謝し、室井さんの愛を感じ、
室井さんを見送る映画。
室井さんありがとう。
踊るを好きでいて良かった。
でも、お別れはさみしい。
さみしいです、室井さん。
余談ですが、
すみれさんがご無事だとわかって泣きました。
この映画の是非とは?
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
今作は前作の映画『室井慎次 敗れざる者』の後編に当たりますが、多くの人が「踊る大捜査線」シリーズの作品として観たと思われます。
即ち、何か刑事事件が起こり、事件解決のために主人公らが活躍するストーリーを期待して映画を観たと思うのです。
しかし今作を観て驚いたのですが、実は、今回の前編後編の映画は【事件解決が中心の映画ではなかった!】のです。
(殺人事件の解決は、結局、映画の傍流の話で、映画の中心の話ではありませんでした‥)
そうなると、「踊る大捜査線」シリーズの映画だと思って観た1観客の私としては、今回の前編後編を通して、映画としての正当性はあったのかと考え、「踊る大捜査線」シリーズの事件解決映画が期待された所からいえば、正当性は残念ながら「否」となると思われました。
では、「踊る大捜査線」シリーズではなかったと考えた時の、この映画の正当性はどうだったのかとなるのですが、その場合でも1観客の私としては正当性は「否」だったと思われました。
事件解決映画で無かったとすると、今回の前編後編の映画は、犯罪の被害者・加害者の子供を引き取った主人公・室井慎次(柳葉敏郎さん)が、その子供たち(森貴仁(齋藤潤さん)、日向杏(福本莉子さん)、柳町凛久(前山くうがさん・前山こうがさん))と暮らし、その子供たち3人(あるいは秋田の田舎町の人達)との関係が映画のストーリーの中心だったことになります。
すると、犯罪の被害者・加害者の子供との関係という、割と重い題材になるのですが、前作で描かれた母が殺された森貴仁との関係や、猟奇殺人犯の日向真奈美(小泉今日子さん)の娘である日向杏との関係や、柳町凛久やその父で出所して来た柳町明楽(加藤浩次さん)との関係など、その描かれ方が(しっかり描かれているように見えて)どうもそれぞれ深さが足りないように感じたのです。
その理由の大部分が、映画を通して主人公・室井慎次が、心情や考えの変化をほぼしない所にあると思われました。
主人公・室井慎次は、青島刑事(織田裕二さん)との約束であった警察組織改革が出来なかった後悔を持ってはいますが、一方でその考えに留まり、そこから心情や考えを変化させることは映画を通して伝わっては来ませんでした。
なので、犯罪の被害者・加害者の子供である森貴仁や日向杏や柳町凛久に対する時だけでなく、主人公・室井慎次はあらゆる場面で迷ったり考えが変わったりほぼしないのです。
つまり、今回の前編後編の映画は、変わらない主人公・室井慎次の、周りの人々の方が主人公・室井慎次に影響され変わって行くという構成になっているのです。
となると、変わらない主人公・室井慎次は、周りに(本質的に)翻弄されないので、いくら周りと対立があっても、ドラマ性としては面白さに欠けてしまう欠点が出て来てしまいます。
また、変わらない主人公・室井慎次では、彼に影響されて変わって行く周りの人物達が、主人公・室井慎次にとって都合良く、あるいは主人公・室井慎次を引き立たせる役割として存在しているように見えてしまいます。
これが、前編『室井慎次 敗れざる者』と、今作の後編『室井慎次 生き続ける者』が、それぞれ大切な題材を扱いながらの、深さを感じない食い足りない要因だったと、僭越ながら思われました。
仮に事件解決が中心に描かれ、主人公・室井慎次が犯人などに翻弄される映画であれば、もっと面白い映画になっていたのでは、と思われました。
(もちろん、事件解決が中心の映画で無くても、室井慎次が周りにもっと翻弄され考えが変化して行く人物として描かれていれば、もっと面白い映画になったと思われます。)
この映画で1番、観客がわき立ったのは、おそらく今作のラストカットだったと思われます。
しかしその事は逆に、今回の前編後編の映画で翻弄される主人公を見たかったという、欠点を現わしているように感じました。
一方で熱演だったとは思われる柳葉敏郎さんをはじめ、福本莉子さん齋藤潤さんなど、魅力的な演技を見せていた俳優陣が数多く出演していただけに、惜しまれる今回の前編後編だったと、僭越ながら思われました。
踊る大捜査線ではなく室井慎次
結局の所、踊る大捜査線ではなかったって事だな
前編と同じ感想になるが
ドラマとしては面白かったけど
映画としてはあまりにもつまらない
テレビドラマでええやんけって思った
前編での伏線が回収されて驚きの真相みたいなのは皆無
そしてまさかのオチの理由がしょうもなさすぎる
そこはもうちょいドラマチックにいこうぜ(笑)
商魂逞しいテレビ局のおかげで夢を見せて貰いました
予告編の雪景色の美しさに魅せられて、前後編に分けるというあざとすぎる戦略にまんまと引っかかってきました。
前編同様に齋藤潤の清々しさだけでも、私にとっては観る価値ありでした。
元々のドラマ同様に事件自体の謎解きよりも関係者の生き様に焦点を当てたストーリーです。
と言いつつ豪華俳優陣が演じるキャラクターが深く掘り下げられている訳ではなく、往時のドラマを知らない世代へのアピール力はあまり無いかもしれません。
懐かしい同窓会的映画ですが、個人的にはそれなりに満足しました。
キムチラーメン
なんかもったいなくて中々鑑賞に踏み切れず
いゃあ、無茶苦茶よかった!!
途中で まさか室井さん‥まさか、だよね‥ってウルウル
最後の最後に おまけ。最高です。
前編からおかわりしたい。と思いました。
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