室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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"踊る大捜査線"ではなく、"室井慎次"
この作品を踊る大捜査線として観ると、確かに不満が多いかもしれない。ほとんど捜査シーンはありません。なぜなら、これは室井慎次のその後の物語だからだと思います。青島刑事との約束を果たせなかった彼が選んだ正義が、犯罪被害者の里親だった。
そしてその中で育まれる家族の絆。映像美も圧巻ですし、俳優さんの演技も素晴らしかったと思います。ところどころツッコミどころはありましたが、それでも前後編通して、楽しんで見させていただきました。
そしてあのラストシーン!
"踊る大捜査線"は彼がいなくちゃはじまりません!
時間はあったハズ
犬と子供は好きですが内容は微妙でした。
前作と同じく室井さんが警察退職後里親やってて田舎の軋轢からちょっとタカヒトが牧場の夫婦と話しただけでいきなりの和解はちょっとないと思いました
子供達の成長過程が描かれてますがかなりスローペースで物語が進んでいきます
ラストムービーから10年以上経ってこの出来なら製作陣の才も枯れてます
織田裕二がエンドロール後に出て続編を匂わせても期待出来ないです
和久さんは鬼籍、すみれさんはムービー2で撃たれた後遺症で後に退職、室井さんは銃声にびっくりして逃げたシンペイを探しに行って心肺停止で死亡確定
室井さんを亡き者にするならもっと盛り上げて盛り上げてからにするべきでした
アニメでも映画でも主要キャストが死ぬならそれなりのフラグ、前振り、お膳立てをきっちりやってからがお約束です
斧を振り回そうとしたり杏に猟銃向けられてるのに向かっていく加藤浩次は中々良かったです
いい意味で演技っぽくなかった
最近は鬼太郎、ぼっちざろっく、ウォーリアーのようなよく出来た映画ばかり見てたので作りの雑さや粗さが目立った映画でした
最後に映画は総合芸術であり大衆娯楽でもあるので賛否両論あっていいと思います
人によって賛否がかなり別れる映画だとも思います
よくも駄作作ってくれたな!
久しぶりに裏切られた作品見たと思う。
第一部は良い意味で製作陣は新しくしたけど期待値低めで今回見に行った。
それでも踊るシリーズは小さい頃から大好きだったから
先行公開初日に観に行くことにしたけど改めて初日に観るべき作品、いや踊るファンは観なくても良い作品だったと思う。
先に「結末」について述べるが唖然とする程酷かった。
え、本広・松本・亀山さん達ホントすごい駄作作ってくれたね、マジでこんな感じになるとは思わんかったわ。
私個人でも酷評の多い作品に対してもめちゃくちゃ酷くは感じないことが多かったけど、
久しぶりに酷い作品だと思ったよ。
確かに第一部は賛否両論あったけど個人的には「新しい踊るでも悪くはないじゃん」と割と良い作品だったと思ったよ。なのに一作目よりも事件メインが遥かに薄い内容、
踊るは事件の面白さが売りだと思ってたのにクソ適当に終わらせて「うーん」と思ってしまう終わり方。
加藤浩次演じる凛久の父親が家を訪れた終盤は家族の強い絆みたいに解決していったけどその後のシーンは本当に
踊るファンを馬鹿にしてるのかと思わんばかりの結末。
あのような形で終わらせたのは本当に心から「え、二部作作る意味ある?」と思ってしまった。
エンドクレジットは本当であれば喜びいっぱいの感情で終わりたかったのに本作の内容に失望してしまい、全然嬉しくもなかった。
これまで数々の人気シリーズが数年ぶりの新作が「やる意味あるのか」と言われるように酷評が並んできたように
私は第二作については「本当にクソみたいな作品作ってくれたな」と心から思ってしまった。
ただ悪いことばかりではなく、貴仁、杏、凛久の兄弟としてのストーリーについてはまぁ良かったと思う。
特に杏は真奈美の娘であったからこそ怪しさ全開でどうなるのかと思ったが、彼女はそれでも真奈美とは別の人間。
新たな一歩を踏み出せる子なんだと改めて感じた。
また、室井さんに育てられたからこそそれぞれの子供は
事件や家族に傷を抱えるものの3人で頑張っていくという強い意志を感じることができた。
これこそ室井さんが願っていた夢そのものだったのだと
少しばかりの評価はしたい。
それでも本作は改めて駄作だと思う。
これまで踊るシリーズを愛してきた物達への裏切り
シナリオ次第ではこんなにも酷評することはなかったかも
もしかしたらこの結末自体悪くないのかもしれない。
私自身は本当に「改悪してくれたな」と思う。
なぜあの男は...
秋田くんだりまで来ておきながら、盟友ともいえる男に対して手も合わせようとせずになぜ引き返したのだろう...
本編には関係ないエンドロール後の映像とはいえ、そこが腑に落ちなかった
本当に彼は◯んだのか?
まーとにかく最後の最後でビックリしますよ(笑)
室井神格化の是非‼️遂に“踊る“が再起動か❓あの男が来た‼️
(先行上映がスタートです)
スローペースで地味〜なスタートに、こんなんで大きな展開と終結
出来るのか?と、心配になる。
徹頭徹尾、室井慎次の“警察官としての落とし前をつける事”
ヒューマンドラマ“だ。
そこは前編同様で、少しも揺るがなかった。
事件の加害者、そして被害者、
それ両者の家族の傷と向き合い、その傷を癒すこと。
室井が選んだ生き様は、傷ついた人々の救済。
この後編も主役は徹頭徹尾3人の養子の子供たち。
タカヒト(齋藤潤)、リク(前山くうが、こうが)アン(福本莉子)の
幸せを願う室井の生き様がドカーンと中心に来る。
リクの父親が出所して迎えに来る。
父と息子が一緒に住む事、役所はそれを当然のこととして受け止める。
“不安だ・・・“
過去に暴力をふるい虐待した親が本当に改心するのか?
その杞憂の中、リクは父親の元へ帰る。
ここで大きなことは、タカヒト、リク、アンに
家族としての“連隊“と“絆“が生まれて大きく育っていたのだ。
【不幸な者は、幸福な者を妬み、引きずり落とそうとする】
日向真奈美の(小泉今日子)に洗脳された信者たち犯罪者、
母親に“人を不幸にすること”を洗脳されていたアンもまた、
被害者なのだ。
ラストの持って行き方は、確かにドラマティックだし、盛り上がった。
青島(織田裕二)を再起動しさせるためには、室井慎次は、
去り行くしかない運命なのか?
タカヒト、リク、アンの将来は町のおとなたち(飯島直子、小沢仁志、
いしだあゆみ、など)の手に渡り、
みんなで守って行くのだろう。
それにしても、あの男の登場は嬉しく、ワクワクが止まらない。
今度の「踊る大捜査線」は、
お祭り男の再登場で、大暴れしてくれるのか?
なんとも待ち遠しい‼️
何処まで
逃げていっちゃったんだ?シンペイは。この映画も一種の逃げの様です。
もう出たくない人にご退場いただいた、後になってみるとチラシ、ポスターのヴィジュアルも・・。主要キャスト二人の消息が知れて、エンディングにバーン!もうイイかな。
室井の“愛”の包容力。
室井宅の車庫が炎上し終わった前編からの続きの話。
車庫炎上、凛久のオヤジ出所、殺人事件と、どうなる後編と思った前編の終わり時、ん~冒頭からの流れから事件解決とか、そんな雰囲気じゃないと感じた序盤。
貴仁の恋愛模様、凛久の過去の出来事、杏と母の関係性と見せるなか。
事件解決とかよりも室井慎次の愛、包容力と感じる今作、洗脳されズレてる杏、商店出会ったハンパもんな4人の若者と凛久の…、悪い事したらちゃんと謝られる様になれる凛久、杏、若者だったけれど、室井の愛と包容力でみんな素直でいい子になっちゃう感じは嫌いじゃないし、全て見透かしてても包み込んであげる室井の優しさには涙で、ただ室井のラストの展開だけは残念だったかな。
エンドロール後のサプライズ、イニシャルY.Oにはオ~となった!今までの踊るシリーズとは雰囲気は違ったけれど個人的には今作の雰囲気、世界観の方が好き!作品としても面白かった。
明るくなるまで待って
室井さんの生きざまと、それを受けての子供たちや秋田の人々の反応を描く作品になっていた。
ぶっちゃけ、前編で起きた事件の解決は、実にあっけなく添え物だった。
だから事件を解決するという「『踊る』らしさ」は皆無。
だが、「キャラのその後を描く」という意味の「『踊る』らしさ」だけはたっぷりと。
前編では青島のその後が、後編ではすみれさんのその後が、室井の口から語られ……
そして……えっ?
室井さん、いいのそれ?
からの……
続く(かも)!?
ポストクレジットシーンがある。
というわけで、これから観に行く方はエンドロール後、明るくなるまで席を立たず、スマホの電源は明るくなってからが推奨。
現場からは以上です。
今まで賢かったのに急に!?
今までめちゃくちゃ賢かった秋田犬のしんぺい。
しかし、最後に家から1歩外に出されただけでどっかに行ってしまった。それを探しに行って遭難して、室井さんは帰らぬ人に。
ひどいエンディングだわ!!!!
偉くなれ(ら)なかった室井さんの
正しいことをしたいなら偉くなれ
和久平八郎さんから言われた言葉。
警察の中で偉くなれ(ら)なかった室井さんだからこそ、出来る形で正しい事を実現した姿を存分に柳葉さんに魅せていただきました。
室井さんは【正しい事】を全うした
私の率直な主観です。
事件の背景にいる家族を、室井さんなりの方法で支える。
それが償う事だった。
第一話の柏木雪乃(水野美紀)さんへの償いを心から悔やむ人になり、沢山の子供達を迎えることを夢に見る元官僚の生き様。
踊るファンとして
天晴な室井管理官の姿を見送る事が出来ました。
ここからはネタバレ
最後のBGM…鳥肌が立ちました!!
あのコート。
歩き方。
ちょっとした小走りの背中に胸が熱くなりました!!
室井慎次の生き様
確かに「踊る」のテンポの良い感じはない。後編も子供たちの話がメイン。ただ、室井慎次が退職後に選んだのは、数々の犯罪捜査に関わった経験から犯罪加害者や被害者の家族の里親となり、子供たちに「生きる力」を与えたいという生き方だった。その室井の背中を見て子供たちは成長し己の道を進む・・・。おそらく「踊る」を期待していた方々から見れば、期待外れになったかもしれない。あまり緊迫感もなく、田舎が舞台となり、時間の流れも都会と違いゆっくりと流れている。まあ、それが味といえば味ではあるが・・・。
柳葉さん、室井役お疲れ様でした。
「踊る大捜査線」として見ると、期待を裏切られる
第1作で遅々として進まなかった殺人事件の捜査が、第2作ではテンポ良く進むのだろうと期待したのだが、冒頭から3人の子供たちの話が続くばかりで、どうなってしまうのだろうと不安に思う。
やがて、電話から聞こえた港の音だけで、あっさりと犯人が捕まってしまうところで、これは、犯罪ミステリーではなく、(擬似)家族の繋がりを描こうとした映画なのだということに、ようやく気が付いた。
ただ、その割には、物語の核心部分を担うと思われた日向杏が、すっかり素直で優しい「普通の子」になってしまったのは、物足りないとしか言いようがない。
ここは、母親に洗脳されて邪悪な性格になってしまった杏を、室井の人間性で立ち直らせるというプロセスを、もっと丁寧に描いても良かったのではないだろうか?
前作の流れから、クライマックスは、刑務所の面会室で、室井(と杏)と日向真奈美が対峙する場面になるに違いないと予想したのだが、そうした期待も見事に裏切られてしまった。
一方、本作の最大の山場となっている、下の男の子の養育問題にしても、親としての適性よりも、血縁関係を重視しているような児童相談所の判断には、疑問を感じざるを得ないし、2度と子供に会わないよう、室井に釘を刺す所員の対応も、度を越しているとしか思えない。
何よりも、男の子本人の意向を確かめようとしないのは腑に落ちないし、男の子が逃げ帰って来た時に、室井が、すぐに児童相談所なり、警察なりに通報しないことにも不自然さを感じてしまった。
せっかく、実の父親から男の子を取り戻したところで、室井が、ああいう結末を迎えることにも、「じゃあ、これから先、誰が子供達を育てるんだ?」という、釈然としない疑問が残る。
エンドクレジットを見ると、近所の人達に支えられながら、子供達だけで生活を続けているようなのだが、それは、非現実的だし、もはやファンタジーと言ってもいいだろう。
犯罪が起きた場合、加害者や被害者の家族が苦しむことになるというメッセージは、確かに心に刺さってくる。
上の男の子が、警察官僚になることを目指したり、秋田県警で、現場とキャリアが一体となって活動できるようなモデルケースが作られたり、将来的に、室井の家を児童養護施設にする方向性が示されたりと、室井の意志が確実に引き継がれていることが分かるラストにも、希望を感じる事ができた。
ただ、警察ドラマの傑作だった「踊る大捜査線」に期待するものは、「これじゃない」と思えてならない。
もしかしたら、制作陣が一番やりたかったのは、エンドクレジットの後の、最後のシーンだったのではないだろうか?
【追記あり】例の件も含めほぼ予想通り(以下?)の展開でした(笑)
そして、あまりに薄っぺらい展開でガッカリ😞
どこかのインタビューに、十本くらい出て来たネタを取捨選択して何とか前後編にまとめた…これがすべての元凶なのかと。
本上映も始まるようなので、先行上映で見た時の感想を書いてみます。まぁ本上映が始まる前に既に作品としての評価が決まってしまったような気もしますが(笑)
さーて、いきますかね。
納屋に放火されて懐かしのコートが火に包まれてしまったわけだけど、これに対して被害届を出さないと頑強に言い張る室井サンも意味不明だけど、そもそも放火って親告罪じゃないから被害届って必要なの?
前編のしつこい弁護士の話もそうだったけど、唐突に始まって唐突に終わる雑なエピソードが多すぎる。前編でいい感じだったタカの初恋が後編でいきなり終わる。なんだそれ。
免許を持っていない杏に猟銃を撃たせるのは流石にアウトが過ぎるだろ。「何かあったら責任は俺が取る」ってカッコよく聞こえるけど、それが元警察官の室井サンとしてはどうなのよ。
チンピラたちが雑貨屋でいきなりケンカを始めてお店をぐちゃぐちゃにしたのに、店主(いしだあゆみ)はなんで警察を呼ばないんだよ。脳天気なあの駐在くらいはいるだろうに。
すっかり忘れ去られた感のある猟奇殺人事件だけど(笑)、犯人からの電話を聞いただけでズバズバ言い当てる室井サン、さすが元管理官ですなぁ。その捜査本部に入るのに権力とコネを使っていたけど、それってかつて青島が最も嫌っていなかったっけ?
リクの実の父親(加藤浩次)が子供を連れ戻しに来るけど、その時の児相の対応がなんだかなぁ。まぁ実親の力は強いからああなるのはやむ得ないのかもしれないけど、それにしても対応が杓子定規すぎる。結局はクソ 父親は子供に手を挙げてしまい、室井サンのところに逃げ帰ることになったわけで。
上記の事件の時に逃げ出した犬を追いかけて、室井サンは吹雪の中を探しに出ていくんだけど、心臓が悪いのにたかが犬のために自殺行為とも思えるムチャをする意味が分からない。能天気な作品だから、凍死寸前の室井サンの横で吠え続ける犬のおかげで発見されるのかと思ったら死亡エンドとはね。
最後の青島は何しに来たん?あそこまで来たら線香のひとつも上げていけよ。あんな山の中から帰るなら1分1秒を争うようなことではないだろうに。
室井慎次の物語の完結
先行上映初回で室井慎次の物語を見届けてきました。「踊る」を全シリーズみてきて確実にその系譜は途切れることはないと感じました。
この映画に携わった方々の情熱の成せる映画。
子供たちの演技も良かった。
そして何よりも誠実に生きることを教えてもらった。商店でのすこし無理矢理な設定もあったけど伏線回収でOK。そして以外なエンディング曲で涙が止まらないところにきてラストで拍車がかかって駐車場までずっと泣いてた。
どうか「踊る」の系譜が続いていくことを願います。
こんな映画悪い意味で初めて。
いやー、参った。
ここまで前編見た人間の気持ちを蔑ろにしてくれるとはね。逆に清々しいわ。
最後に胸糞サプライズとファン向けサプライズがありますが、一応それは伏せときます。
思いつくまま書いていきますので乱文失礼します。
まあそのサプライズが一番のダメダメポイントなのですが…
まず、大きな事件は起きません。
前編に引き続きほぼずーっと室井さんと里子たちの話をスローなテンポで見させられます。
それ前編で飽きるほど見たよって話を何度も何度もリピートします。
里子長男の失恋話の脈絡のなさには唖然とした。
前編から続く彼女の無神経さがフリだったのかもしれないが、やっぱ東京いくね!と言い間髪入れず男と楽しげに話す姿はもはやサイコパス。
そして村人との関係。これも和解が突然過ぎる。
脚本的には里子長男が室井さんの想いみたいなものを村の人に話すシーンがキッカケなんだろうけど雑すぎ。
それ以降はまるで人が変わったように協力的になり、室井さんが聞いてもいないのに過去の話をしたりする。
つまり前編のはフリでもなんでもなく、ただの嫌がらせ…
そして事件。これがマジで意味不明。
簡単に解決しすぎなのは一億歩譲って良いとして、端折り過ぎだし犯人の動機すら僕の記憶では語られていないはず。
で、捕まったあとに室井さんが会いに行ったかと思えば人情に訴えかけて自白を促すだけ。
前回意味ありげな極楽加藤さんは、陸を引き取ったがやっぱり暴力振るって戻ってきただけ。
一応加藤さんが室井家を襲撃するのがクライマックスだが、それ自体にはなんのハラハラも無し。
総じて、都合のいいようにキャラクターを動かしすぎて冷める。
室井さんが行く先々でトラブルに見舞われたり良いことっぽいことをを言われたり。。
室井映画は以前の容疑者室井慎次もそうでしたが、あれは1本だし次があるとわかってたから許せた。
今回に次はない。なぜ無いかは胸糞サプライズのせい。もういいや言っちゃお、室井さん死にます。
あーマジで何してくれてんの?
こんな何もない無味乾燥な映画でこんだけ温めたキャラクターを死なせていいのか???
死なせるなと言ってるんじゃないんですよ。
それなりの舞台を用意したうえで、でしょうよ。
たしかにメタ的に見れば二部作で映画も用意したんだから納得できなくはないが、内容がお粗末すぎて今まで作り上げてきたキャラクターに申し訳ないと思わないのか?
前後編合わせ4時間中3時間半以上をスローな里子の話に使って何がしたい!?それが踊るを始めたときに室井というキャラで表現したかったことか?
パトレイバーが好きなんじゃないのかよ。
後藤隊長がこんな結末で納得出来るのか、よく考えてください。
本当にちゃんとしたホームドラマをしたいんなら、直近で言うなら今放送中の「ライオンの隠れ家」というドラマを観てください。
子供との向き合い方の脚本の質が全然違います。
踊る関係なく、泣ける映画、良い話
前作から続けて先行上映で鑑賞。
人を疑う仕事をしていた室井さん。
今は、人を信じる室井さん。
何があっても信じて待つって簡単にできることじゃない、子供に対しても、本当の親ですら難しいのに…
特に杏ちゃんに対しての室井さんの行動(猟銃の金庫の暗証番号をみせる、放火を知っても何も言わない+前作からの不穏な行動に対しても)
終始とても、良い演出だなぁと思いました
杏ちゃんも、猟銃を手にして『こわい』という感情を抱くことができる所に安堵。そんな純粋な部分、犯罪者の娘だからと最初から決めつけていない所も良かった。
信じて暗証番号みせたから、結果的に猟銃で助けることができた。室井さんが信じ続けた事で、家族になれた。
恐怖だったけど、家族を『守るもの』として使ったところ、すごく良かった!
最期まで家族を守る形で終わった室井さん。元凶はお父さんだけど、リクが戻ってきたのも元を辿れば室井さんの愛情、過ごした時間。しんぺいが側を離れず見守られたのも、全部必然だなぁと、納得感というか妥当な終わり方でした。
(長年ファンの方は分からないけど、筆者は古参踊る熱烈ファンでは無かったので 1作品として感動できる満足感あり)
家族って素晴らしい、大切な人と過ごす時間を噛み締めて毎日を生きようと思える作品でした👌🏾
中途半端な幕引きに残念としか…
ドローン使いすぎだろ(笑)
秋田犬舐めんなよ!
どんだけ従順だと(怒)
未回収のまま幕が引かれます。
なんだよこの終わり方…って。
全てをハッピーエンドに持って行きたいと言う気持ちはわかるんですけどね。
『敗れざる者』からの続きが全てにおいて中途半端過ぎた。
『敗れざる者』観た人なら続き観るだろ⁈と思ってるんだろうけどこの終わり方は無いわ。
家で犬飼っている人に謝れ!って。
加藤のジャイアントスイング見れるか?って期待したんだけどね(ナイナイ)
続編作る気満々なのもちょっとなぁ。(まぁ観るけど)
真の、新たなる希望。
前作『敗れざる者』は『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』からの12年間の人生が詰まってた。そのときのモヤモヤが解消され、みなの人生が詰まっていて、個人的には腑に落ちた。
今作は前作よりも、人間を描いていたのではないだろうか。
予想よりも、警察描写は少なく、秋田県警内での事件はあっさりと幕を閉じた。
その部分は、往年の「警察ドラマの踊るらしさ」としては少なく感じる方もいるだろう。
まあ、犯人のアジトに突入する際、銃器対策部隊?的な部隊が突入。大袈裟に感じるかもしれないが、18年前に、拳銃で捜査員(すみれ)が撃たれているのだし、殺人事件も起こしていることから、あそこまでの準備はするのではないだろうか。
現実の世界での特殊詐欺も結構凶悪だし。時代性もあって良いかと。
しかし、前作から登場した地域に住むものたちの設定回収は上手かったと思う。
リーダー等、組織論なこと。
他人の幸せを羨ましくなる人間性。
排他主義。
この辺も上手かった。
日向真奈美も、どこかで一般的な日常を望んでいたのかな、と思った。
そう思うと、結構寂しい人だな、と。
室井さんがシンペイを探すあたりから、結末が見えていて涙が流れた。
本編中で一度もセリフで語られない「死」。
しかし、描写だけで何が起きたのか、
今後、みんなは室井さんの想いをどうやって背負っていくのか。
すべて悟られていて、納得した。
シリーズ全体で描いていた「健康診断」の大切さの凄まじいオチだと思う。
秋田県警で「青島と室井の約束」「和久さんと吉田副総監の想い」のモデルケースをつくるという流れも、かなり地に足ついた流れだと思う。新城秋田県警本部長と沖田警察庁官房審議官なら、実現できると思う。
そして、すみれさん。後遺症に苦しんでいるけど、生きていてよかった。
やっぱり、警察辞めてたんだね。それも人生。
●子どもたちについて
高校生組二人の成長もよかった。
今後、タカが国家公務員I類として警察庁に入庁して、シリーズとして次のフェーズとして受け継がれる流れも期待できる。
年齢的に和久さんのポストになるであろう青島とのタッグも悪くない。
杏も、途中から母性の一面も見られ、児童関係の仕事や、お母さんのように医療の道に進んで“きちんと人の健康を守る仕事”についてもおかしくないなと思った。
なにより「猟奇性が遺伝する」みたいなキャラクターにならなくてよかった。
リクの物語も、里親の難しさ、歯痒さも描かれていて、
初対面のとき、ナマハゲですぐ心を開くものか?と感じたりもしたが、子どもって、結構直感で「いいオトナ、悪いオトナ」を見分けるチカラがあるから、意外と自然なんだろうと思う。あのときだけ、室井さんからギバちゃんだったな。
●次章?
そして、ポストクレジットシーン。
なんとなく想定内だったし、エンディングで記載されていた、本編で使用された記憶のないサントラ。
あ、こういうことか、そうだよね、と思ったし、感極まった。
ここでシリーズが終わってもいいし、次も期待できる。
『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』のときに、「新・踊る大捜査線」と言われていたが、あれはオトナの都合をすごく感じていた、実は。もちろん、好きだけどね。
でも新作2部作は、亀山さんはじめ、製作陣が本当に描きたかったものを製作できたのではないだろうか??
シリーズが大きくなるにつれて、物語が大風呂敷になっていったが、やっぱり「踊る大捜査線シリーズ」は人間の物語、社会性あるドラマだと思うから。「刑事って地味ね」、そう地味なところ(事件とかではないってこと)にフォーカスした面白さが「踊る」なんだと思う。
いろいろ言い分が出てくる映画だとは思うし、中途半端だったり、整合性が取れないところもあると思う。最初のプロットとは変更になった部分、変えた部分、変えざるを得なかった部分があるだろうし。
そもそも、室井慎次が12年前のあと、どういう選択をしたか、どう生きたか、を描きたかったわけだから、これは室井さんの物語。時間的に、少し中途半端になったりするのは仕方がない事なんのかな、と思う。
これが最善なんじゃないかと。
たぶんね、本格的なヒューマンドラマを作ろうとしたら、つくれたと思うの。だけど、そうしたら、踊るぽくないって言われるわけじゃん。まあ、踊るのキャラクターが出る時点で自分は「踊る」だって思っているけど。
うーん、ヒット作って難しい。
それぞれの正しさがあるわけだし…。
でも、本作は、個人的にシリーズ全体を通して、腑に落ちる展開だった。
ありがとう、室井さん。
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