「後半の尻すぼみ感がすごい」室井慎次 生き続ける者 山田監督さんの映画レビュー(感想・評価)
後半の尻すぼみ感がすごい
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前編は展開がゆるいが後編があるので、わざとそうしてるのかなという想いで観ていた。
そして、いざ後編だが、相変わらずのゆるさで特に大事件も起きず、前編の事件も何の盛り上がりもなくあっさり解決していく。
なにか感じたことといえば、加藤浩次の演技うまいなーと思ったくらい。
加藤浩次が嫌いになるレベルで役になりきっていたと思う。素晴らしい演技力。
ただまあ脚本的にはありきたりな展開が読める役どころでなんだかなー感は拭えない。
半分くらいの尺で年末特番とかで十分な内容。
「踊る」の名前を悪用して金稼ぎしただけの駄作映画。
室井さんが死ぬ理由も到底納得出来ない。
実は死んでませんでしたーっていう展開だったとしても腹が立つだけで「良かった!」とはならん。
青島が出て来て新しい踊るシリーズをやるのかもしれんが、和久さん、室井さん、すみれさんが居ない踊るシリーズの青島を観たいとは思わない。
スピンオフを量産したことでこっちは青島が居ないことに慣れてしまった。
続けたいなら舞台設定だけ使って、主人公を替えて新しい「踊る」を作った方がいいと思う。
松下洸平や矢本悠馬の役柄は良かった。
前編を観たので後編も観たが、別に観なくても良かったなという感想しか残らない。
まだ観てない人は観なくて良い。
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