「前提を間違えると、本質を見誤りそう。」室井慎次 生き続ける者 空さんの映画レビュー(感想・評価)
前提を間違えると、本質を見誤りそう。
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警察官退官後の話なので、踊る本編と違うのは当然。その前提を見誤ると、踊る本編ではなく、あくまでタイトルは室井慎次なのに、踊る的な要素を期待して、期待はずれとか思ってしまうんでしょうね。 里親と里子たちの家族の姿を通じて、社会の中で行きていく上での人としての室井なりの正義を里子に教えながら人として成長していく姿、そして、家族というもっとも小さな組織の話を描くことで、室井が目指した組織のあり方、組織人のあり方を示唆したかったのかと思います。 ドロップアウト企画なのに、最後に青島が登場しますし、これはこれで良くできていると思う。松山千春の歌がまた、特に親世代の涙を誘う。
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