「室井慎次という人について・・・」室井慎次 生き続ける者 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
室井慎次という人について・・・
改めて「3」と「4」を見直して、後編の鑑賞となりました。
前編の中途半端な終わりから、モヤモヤしたままが長かった。ホンっと、やっとって感じです。
すっごい楽しみにしてたんですが・・・
う〜ん、微妙ですね。決して、面白くないわけじゃない。好きな作品ではあります。
室井慎次という人を描いた作品としては、良いと思います。でも、「踊る大捜査線」じゃないんだよね。まぁ、元々「室井慎次」というタイトルなんだから、彼の事を描いた作品で間違いはないんだけど、あまりにも踊ると雰囲気が違う感じがした。
【ネタバレ】
警察を辞めてるから、事件がメインになることは無いと思ってたけど、あまりにもあっさりしすぎ?
結局、「2」の時の犯人が出所後、再結集して犯罪を起こしたけど、仲間割れから殺人になったってだけの話。松下さんの妄想が証明されれば面白かったんだけど。
室井さんの最期もね〜・・・
作品自体が、室井さんの想いが生き続けるってことを訴えているんだろうけど、あの死に様ってどうなんだろう?犬を探して遭難・・・
色んな人が訪ねてきてたけど、出来過ぎ感が見え見えで、ちょっと冷めちゃいました。
エンドロールの松山千春さんの歌は良かったです。
最後の最後で織田裕二さんが出てきたけど・・・
単なるサービスカットだね。なくても良かったような。
ratienさん、コメントありがとうございます。
そうですね、意図的に遺影に見えるようにデザインしていると思います。
私の妄想です。
現実の世界なら室井慎次のような人物は、闇の勢力に消されてしまうでしょう。
もしかしたら、このスピンオフ作品は、室井が既に消されてしまっていて、“もしも退職していたらバージョン”という作品だったのかもしれません。