「そんな権利が誰にある?」室井慎次 生き続ける者 しのさんの映画レビュー(感想・評価)
そんな権利が誰にある?
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全てのシリーズを映画館で観ているファンです。映画版に関しては第一作と個人的に好きなレインボーブリッジ以外、色々言いたい事はありました。でも今回のは全然違う不満があります。
柳葉敏郎を室井慎次から解放する為にって理由で死なせちゃう権利、制作陣にあります? 穿った見方をすれば今後、織田裕二を主役にした踊るを作りたくても柳葉敏郎は出たがらない、室井慎次が出ないとストーリーが不自然。なら室井慎次を死なせよう。主役なら柳葉敏郎も出演してくれるだろう。そんな理由を想像しました。
それが下衆の勘繰りでも、世に出た作品はそれを支えたファンに誠実にあるべきでしょう。ストーリーでここで死ぬしかない、って言うんなら納得もしますが、そうじゃないでしょう。犬は賢いんだから戻って来ます。車から子供を庇うとかした方がマシじゃないですか? 室井さんを無駄死にさせないで欲しかった。別にトップガンマーヴェリックを作ってくれという無茶振りはしてないです。でも北の国からを作るのは駄目だと思う。トップガンマーヴェリックのスタッフの爪の垢でも煎じて飲め、というのは誹謗中傷が過ぎるでしょうか。それでもこの映画を観た時は、世の中にはあんな完璧な続編を作る人達もいるのに比べてこっちはまあ……でした。
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