劇場公開日 2024年11月15日

「ついに「踊る」ではなくなった」室井慎次 生き続ける者 sazanamiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ついに「踊る」ではなくなった

2024年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

この映画を観る人はどうしても踊る大捜査線の室井慎次を期待する人が多いだろう。
自分もその一人だ。
だから前編のレビューではこの前編だけでは判断出来ないと書いた。
そういう意味でこの後編は大きく期待を裏切られた。
過去のスピンオフ作品では青島他主要メンバーが出演しないとしても「踊る」要素が含まれていた。
しかし今回の作品でついにそれを放棄してしまったようだ。

警察を退職した室井慎次の人生ドラマとしては良かったと思う。
現役時代に犯罪者を捕まえることに没頭し犯罪者の家族の存在を考えていなかったことを反省し犯罪者の子供達に寄り添うことに退職後の生きる希望を見出すのも理解出来る。
子供達に愛情を注ぐ姿は室井慎次というよりは北の国からの黒板五郎に見えた。

簡単に言うと私の期待した作品ではなかった。

sazanami
よしてさんのコメント
2024年12月1日

コメントありがとうございました。確かに表現として、言い過ぎだった部分はあります。しかし、踊るプロジェクト再始動と銘打った作品で、「踊る」要素も少なく、貢献した俳優やその役自体にここまでリスペクトを欠く作品はなかったと思ってます。
かつて「踊る」シリーズのファンだったものとして、織田さんが本作に出てしまったことも含めて、本当にガッカリしてるのはじじつです。

よして