「体良くないのなら無理しちゃいかん」室井慎次 生き続ける者 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
体良くないのなら無理しちゃいかん
先月観た布石だけの前編に続く後編。
タカとリクの里親として故郷の秋田で暮らしていた室井慎次だが、家のそばで他殺死体が発見され、さらに猟奇殺人犯・日向真奈美の娘・日向杏が現れ、4人で一緒に暮らしていたが、車庫の火事が起きた。室井は被害届を出さず、犯人探しもしないまま、警視庁の事件に協力していた。ある日、服役を終えて出所してきたリクの父親が現れ、リクを引き取ると言った。手を上げない、と約束したが・・・さてどうなる、という話。
前編で布石ばら撒き状態がどう回収されるのか、それを楽しみに鑑賞した。
しかし、結論から言えば、刺さらなかった。
体悪いなら薬も持たず、雪山に行ってはいけない。いくら犬を探すにしても、子供の面倒を見ると言っておきながら、無責任な行動だと思う。
いなくなったら捜索する人が大変だと知ってるはずなのに、その人たちのことを考えない無鉄砲な行動はおかしすぎる。
杏ももっと不気味な子かと期待してたのに、単なる母親の言いなりで寂しがり屋の女の子とは、ガッカリだった。
リクの父役の狂犬加藤はそこそこ迫力あったのと、雪山の景色は美しかったけど。
ラストは青島かい?
で、まだ続くって?
前後編観ても、これって何だったんだろう、という疑問しか残らなかった。
イマイチ。
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