「0点と4点の狭間/信じる男の物語」室井慎次 生き続ける者 ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
0点と4点の狭間/信じる男の物語
クリックして本文を読む
室井慎次を演じるのが辛いから
殉職させて欲しい
かつて柳葉敏郎はそう言ったらしいが
なぜそんな結末にする必要があるのか
不満すぎる、0点だ
ただ、そこ以外は私は好きだった
結末以外は4点にしたい
とりあえず、あと一回は劇場に行くので
細かなレビューはまた改めて書く
【追加レビュー】
2024/11/20 2回目の鑑賞
初恋のメタファー、雪だるま
タカの初恋はその言葉通りに
父親の偏見に満ちた言葉に影響された
好奇心だけの女子は消えた
そんなタカは母をあやめた男を許せるほど
室井からの愛と信頼を受け、自覚している
とんでもないトラブルメーカーの杏に
“自分で気づくのを待ち怒らない”と言う
そうだ、そうだった
室井という男は、青島を信じた
「現場の君たちを信じる」と言って
詳細の判断を各自に委ねた
まさにこれは室井の
“信じる力”の話だったのだ
歪んだ犯罪者に幼少期から洗脳された
杏の心をもとかした
一方、信じてもいないのに
信じたい気持ちだけで血縁を盲信し
せっさくの穏やかな日々をぶち壊す
愚かな児相の職員と
子どもを生活保護額を上げるためと
八つ当たりの道具だと考える父親とが
結局、最後の遭難を招くという皮肉
実の親が求めたら子を返さなくてはならない
“規則”(法律)だから
これまで踊るで何度も描かれてきた
人の心の善悪と伴わない規則が
今作でもまた日常と幸せを壊したのだ
これは続編への振りだろうか
酷評してる人はそういうところを
もう一度、観てほしいと思う
コメントする