「北の国からを目指したのか?」室井慎次 生き続ける者 NAOさんの映画レビュー(感想・評価)
北の国からを目指したのか?
予約画面に行ったら先行上映始まってたので、フライングで鑑賞。
前作でのどかな秋田の美しい風景と骨太な人間ドラマの印象が強かったですが、雪景色となった今作をみていて思ったのは北の国から感があるなぁ、、、という話。
正直、刑事ドラマ関係ないだろうと。
踊るのリマインド挿入は本当にちょっとToo Muchだなと思います、
前回の終わりでも日向真奈美のピュア悪を引き継いだ悪の子みたいな杏の事件性とか不気味な予告(猟銃、放火など)や、加藤浩次の不気味さなどが気になっていたわけですが。
結局2−3時間の映画で扱うには一つ一つが重すぎるテーマなので、それこそ、2クールドラマとかでやった方がよかったんじゃないですかねえ。。。という印象
ドラマとしては悪くないのだけれども、いかんせん時間制限のせいか、問題解決が一気に進みすぎた感があり、しっくりこない。
世の中そんなうまく行くかい?みたいな感じがありました。
柳葉さんの重苦しいような演技と、少年のピュアさみたいなもののドラマとして作ればよかったので、「踊る」が正直邪魔だったかなと、いう気持ちはあります、
最後えいがかんのなか結構な啜り泣きも聞こえてましたので、感動する作品としては悪くない。
刑事ドラマのアクション感とか、あの軽快さを期待していくと、期待外れになりかねない映画かもしれない
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