「後編で駄作となる」室井慎次 生き続ける者 shotさんの映画レビュー(感想・評価)
後編で駄作となる
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前編の引きの良さで室井が殺人事件、杏の起こす事件へと巻き込まれていく物語を期待していたが蓋を開けてみれば子供の恋愛話、絶対そうなるだろって思っていた本当の父親の暴力、村民の問題解決をしただけだったりで意味のわからないストーリー。
コンビニにたむろする平成初期のヤンキー
親に言われたからといった理由で好きモード全開だったのに急に付き合いをやめるサイコパスのような女
知らん外国人のちょっと情緒ある曲をレコードで流す小学生
という全てにおいてズレている脚本、演出。
それで最後に犬を探しに行って死ぬエンドなんて誰が望んでんだ?
山奥に連れてかれて捨てられたならまだしも家の外に出された程度じゃ犬は家の周り動かないだろ。飼い主が動かそうとしても動かないような犬だったのに。
あのエンディングに繋げたいがためだとしても無理矢理すぎる。
そしてこれだけの長い期間踊るシリーズとしてのメインキャラクターでもある室井を殺す意味あったか?
前編は悪くないじゃないかと思っていたけどもう踊るは触らない方がいい。最後の青島の出し方にしてもひどすぎる。君塚と本広はもう関わるな。
なんの脈絡もない松山千春も意味わからんしLove Somebodyオーケストラバージョンみたいなの流しとけよ。
ちなみにすごい気になったのは杏は色んな時代の母親の写真を持っていたけどどうやって撮ったんだ?
考えれば考えるほど本当に色々酷すぎますね。
ファイナル以上の駄作です。
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