「「産みの親より育ての親」と言うフレーズが頭の中に浮かんできた映画デス」室井慎次 生き続ける者 映画大好きジジイ💓♥️❤️さんの映画レビュー(感想・評価)
「産みの親より育ての親」と言うフレーズが頭の中に浮かんできた映画デス
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室井は警察を退官し故郷秋田で犯罪者の子供たちと一緒に暮らしていたが、中でも実母に洗脳された無期懲役囚の娘とも暮らすことになったが、彼女は母親の洗脳が解けず室井の居宅に放火をするが室井は何故か責めなかった。
そんな時、犯罪をおかして服役していた父親が出所し指導相談所を通じて室井が預かる小学生の子供を取り返しにくる。
ただ、その父親は服役する前に子供を虐待していた男で、室井は子供を返す条件として、父親に二度と子供に暴力を振るわないことを約束させる。
しかし、父親の暴力は止むことはなく、男の子は父親の所から逃げてきた。保護することを決めた室井の元に父親はやってきたが、室井が応じないので鉈を振りかざして取り返そうとする。
父親は結局駆けつけた警察に拘束されるが、父親が首輪を外して吹雪の中に放った愛犬を探しに山に入り遭難死してしまう。
室井は警察官僚時代の行使した公権力で不幸な家族を産み出した事を悔いており、贖罪の思いから、いつか犯罪被害者、加害者の子供たちと理想の家を作ることを夢見ていたことが子供たちから話される。
また、室井の死後、室井が子供たちの為にお金を貯めていたことも分かる。
最後に室井の元を訪ねる青島刑事が現れるが、緊急呼び出しがあり踵を返す所で終る。
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