劇場公開日 2024年11月15日

「室井神格化の是非‼️遂に“踊る“が再起動か❓あの男が来た‼️」室井慎次 生き続ける者 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0室井神格化の是非‼️遂に“踊る“が再起動か❓あの男が来た‼️

2024年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

(先行上映がスタートです)
スローペースで地味〜なスタートに、こんなんで大きな展開と終結
出来るのか?と、心配になる。
徹頭徹尾、室井慎次の“警察官としての落とし前をつける事”
ヒューマンドラマ“だ。
そこは前編同様で、少しも揺るがなかった。
事件の加害者、そして被害者、
それ両者の家族の傷と向き合い、その傷を癒すこと。
室井が選んだ生き様は、傷ついた人々の救済。

この後編も主役は徹頭徹尾3人の養子の子供たち。
タカヒト(齋藤潤)、リク(前山くうが、こうが)アン(福本莉子)の
幸せを願う室井の生き様がドカーンと中心に来る。

リクの父親が出所して迎えに来る。
父と息子が一緒に住む事、役所はそれを当然のこととして受け止める。
“不安だ・・・“
過去に暴力をふるい虐待した親が本当に改心するのか?
その杞憂の中、リクは父親の元へ帰る。
ここで大きなことは、タカヒト、リク、アンに
家族としての“連隊“と“絆“が生まれて大きく育っていたのだ。
【不幸な者は、幸福な者を妬み、引きずり落とそうとする】
日向真奈美の(小泉今日子)に洗脳された信者たち犯罪者、
母親に“人を不幸にすること”を洗脳されていたアンもまた、
被害者なのだ。
ラストの持って行き方は、確かにドラマティックだし、盛り上がった。
青島(織田裕二)を再起動しさせるためには、室井慎次は、
去り行くしかない運命なのか?
タカヒト、リク、アンの将来は町のおとなたち(飯島直子、小沢仁志、
いしだあゆみ、など)の手に渡り、
みんなで守って行くのだろう。

それにしても、あの男の登場は嬉しく、ワクワクが止まらない。
今度の「踊る大捜査線」は、
お祭り男の再登場で、大暴れしてくれるのか?
なんとも待ち遠しい‼️

琥珀糖
ちゆうさんのコメント
2024年11月10日

君塚さんも駆け出しの頃の軽さでお話は書けないような地位にもういらっしゃいますし、なにより世の中があの頃より更に暗く地味になっつきてるので致し方ないのかなとも思います。

ちゆう
なないろさんのコメント
2024年11月10日

室井さんの終わり方にはとても悲しくなりましたし最後まで信じたくなかったですが、社会や組織を変えていくってやっぱりそう簡単には行かなくて逆に現実的かなと自分は思いました。時を経て意思が受け継がれて行くことを望みたいと思います(;_;)

なないろ
ちゆうさんのコメント
2024年11月10日

思えば室井さんは連ドラ版の頃、被害者家族である水野美紀に同情する青島に『被害者家族には国から支援金が支給される。事件はこれだけじゃない。』と言放ってました。人は変われば変わるものだと思います。人は気づくには時間がかかるということでしょう。

ちゆう
なないろさんのコメント
2024年11月9日

犯罪者家族の描き方も考えさせられるものがありました。

なないろ
Mさんのコメント
2024年11月8日

「ワクワクが止まらない」まさにそんな最後でした。
私はあの10秒で、「見にきてよかった」と心から思いました。

M