「プーさん、えっ、まさか!?」プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
プーさん、えっ、まさか!?
前作に引き続き、2作目となる今作も鑑賞。
前作は制作費の問題だろうか、恐怖演出があまりにもチープで、B級であることは否定できない内容ではあったもののそこそこ楽しませてくれた。特にプーさんは子供に見せてはいけないね。
夢を叩き潰すことになるからね。
前作を振り返ったとこで、今作へ。
前回の騒動でクリストファー・ロビンも、プーさんもお互い立場が苦しいことに変わりなく、クリストファーは医療機関でやっと働けるようになったのも束の間、保身を守りたい病院サイドから出ていくようにと云われ辞めざるをえなくなる。
そんな最中に、プーさんがもう一度自らの威信をかけたいという強い思いに仲間のピグレットやオウル、そしてティガーが協力しあい再び100エーカーの森でハンティングを再開することにした。
新しく加わったオウルやらティガーが、原作と違いすぎて笑い泣けてくる( ;∀;)
チャイニーズのキャラクターの偽物とどっちがいい勝負しているのだろうか?そんなことはさておき、クリストファーにはかつて行方不明のまま消息を絶ってしまった同級生の存在がいた。その同級生がふとした瞬間に脳裏をよぎった際に、100エーカーの森に埋められたプーさん、オウル、イーヨー、ピグレット、ティガーという怪物に生まれ変わっていたのだった。
つまり、クリストファーが遊んでいたのは秘密の動物ではなく、元は同級生で人間だった。
だから、動物にしては知性が高く、致命傷を負わせることに対して効果的に攻めることをよくよく考えて攻撃していたのかと。しかし、しっくりこないのは、社会に対する恨みを持ち復讐する流れは理解できたが誰が何の目的で罪なき子供を攫い動物化したのかということだ。
続編もありそうだ。
少なくともこのまま完結では、消化不良と云われても否めないと思うな。