劇場公開日 2024年11月29日

「奇妙な映画体験がクセになりそう」雨の中の慾情 よしてさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0奇妙な映画体験がクセになりそう

2024年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主演と監督、原作者くらいだけ知ってる状態で鑑賞

中盤以降の展開は最初こそ戸惑いましたが、各世界観のディテールを見るとなんとなく整理できるため、自分の解釈があっているのなら、現実パートはごく一部。大半が夢や妄想のようなものとしても、そこで描かれているものはところどころで「現実パート」とも薄くリンクしているため、作品トータルとして見せたいものは伝わってきます。

戦中期の占領地のものと思われる日常描写や戦争描写も、台湾で撮影することでより味わい深いものになり、全体の幻想的なイメージをより高めてるのでしょう。

変な映画といえば変な映画ですが、提示された世界観はかなり好きで、機会があればまた見てみたい作品です。

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よして