「尻の穴まで舐める女」雨の中の慾情 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
尻の穴まで舐める女
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夢オチを繰り返す映画で、解釈が間違ってなければ現実のシーンは10〜15分程度しかない。
冒頭、あり得ない理由での脱衣、からの強姦、そして何故か仲良く水浴び。
…なんだ、夢か。
その後は粗筋にある3人の共同生活に移るが、義男の気持ちを知りながら行為に及ぶ伊守が鬼畜。
更に尾弥次のつむじ風ビジネスやら尻の穴まで舐める女のバイオレンスなどが展開される。
…なんだ、夢か。
この辺りまではエロさも手伝って面白く観られた。
しかし、すべてが夢(妄想?)だと分かってからの後半は非常に冗長で睡魔との戦いが続いた。
最も幸せなイメージからの腕ボトリに成田凌が返す反応は、スマホを落としたのかってくらい大袈裟だし。
モザイクもなんだかシュールで、車に撥ねられた際の吹っ飛び方もコメディだ。
これが悲哀を引き立てる効果をあげていればよいのだが…
実際に入院し男性機能を失ってからの妄想であれば、タイトルの『慾情』も活きてくるとは思う。
だが恐らく義男はあの場で命を落としてるので、ただ妄想力と性欲の強い男でしかない。
しかも『雨の中の』と言われてしまうと、冒頭のシーンくらいにしかタイトルが対応してないような。
『花腐し』のような作品を想像していたのだが、どう捉えてよいのかイマイチ分からない。
福子役の女性のカタコトが異様に上手かった。
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トミーさんのコメント
2024年12月11日
レビュータイトルを言い淀む子ども、よく躾けてあるなーと思ったら、お父さん見るとそのまま・・。男性器見て見てとか、バッタ目線とか変な笑いを入れてましたね。原作もこんな感じ・・のはず無いですよね。