ビューティフル・マインドのレビュー・感想・評価
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天才数学者J・ナッシュ
ノーベル賞を受賞した天才数学者、ジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)の半生記。
精神分裂症を患い、頭の中に別人が数人住み込んでいるようだ。
素晴らしい伴侶(ジェニファー・コネリー)を得て、意志の力で治そうとする。
天才であるがゆえに、失っているものもあるようだ。
アカデミーを狙う気満々
最初の立食パーティーのシーンが秀逸。ラッセルクロウが凄すぎる。どんでん返しが真ん中にあって前半と,後半のボリュームが半々くらいなのがいい。星のシーン、ハートのシーン、夢の部分ではなく、話の主軸を愛に置いたところも個人的にはよかった。
美しくしさも狂気ゆえ
二度目の鑑賞。以前どこかでレビューした気がする。がどんな内容だったか忘れた。気を取り直しもう一度◎
ショーンコネリーの娘がズバッとくるしラッセルクロウが痩せている。暗号解読は数学的だが、この世は唯識により成り立つ。全ては脳が引き起こす🧠ブレインパニック🤯人間という生き物はストラグルフォープラウドなの?
インシュリンショック療法とは…?
Netflixにて鑑賞。
ドリームワークス製作の良心的ヒューマンドラマ。
数学の天才の視界を再現したことが当時話題になっていたように思う。
ずいぶん経った今になってようやく観た。こういうことだったのね。。
探偵や学者など、頭脳の天才が出てくる作品ではその天才ぶりをいかにポップに表現するかが鍵になりがちけど、この作品はきっとエポックメイキングとなり、ある時期大層擦られたんだろうなという気がした。「シャーロック」とか観てるとそんな感じ。
というより、前半のスパイアクションパートの盛り上がりっぷり。
トップシーンからガッチリと掴まれ、15分を過ぎる頃に私は、観終わる頃にはきっと心揺さぶられる感動を味わっているのではないかという予感に襲われた。
まるで石油王と出会ったハーレクインロマンスの主人公のように「あ、落ちる…」という感覚を覚えた。
それくらい細やかな役者の演技、シナリオ、映像の見せ方、すべてに無駄がなく圧倒的な安定感。何のひっかかりもなく気づいたら没入してる。さすがは名匠、さすがドリームワークス、と言いたくもなるような、娯楽映画の教科書みたいな作品。
その予感はあながち間違ってはいなかったが。
だだラストシーン、感動しながら自分も善人になったような不思議な高揚感を覚えてることに気づいた。イヤイヤイヤ、そんな訳ないじゃん。2時間座って映画観てただけだよ?
もしかしたら、この手の映画の最大の効能は、こういう心ある物語に心動かされる自分もまた心あるっぽい人間だと確認するためにあるのかも知れないなぁ。
正直、前半部の異様な盛り上がりに比べると、着地のハードルの低さは否めない。きっと現実はこんなにビューティフルじゃない。ヒロインの現実離れした美しさがそれを示唆している。なんなら美人局じゃ、と疑ってたくらい。
想定の範囲内で最大限よくできた予定調和。だからこんな疑念を抱いてしまったのかも知れない。
そもそもインシュリンショック療法ってナニ…? 名前を聞くだけでおそろしいんですけど。昔の精神治療こええ案件はよくあるが、これでも戦後の話っていう。
そしてあれほど強烈な病態を自力で克服って…普通の人にはまずできないだろう。そんなに意志強ナツ子先生なのはやっぱり天才たるゆえんですか?
確かにこの物語はすばらしい。作り手の手腕もけなすところが見つからない。でも、そのぶんだけ危険な作品だと思える。
私は途中何度か「イミテーション・ゲーム」のラストシーンを思い浮かべてしまった。
あっちはこんなに端正じゃない、いくぶん不恰好な作品ではあったけど、あのラストだけはいつまでも忘れることができない。
これを観てすばらしい奇跡だと涙し、それっきり忘れられる立場の人はいい。しょせんは他人事。でも現在進行形で病に苦しむ人はこれを見てどう思うだろう? 手放しで感動した、勇気づけられた、と言ってくれるだろうか。
確かにそう受け止められる人もいるだろう、しかし…
そういう疑問がある限り、危険な作品であり続けると思う。
ラッセル・クロウ様の演技力!!
彼は孤独じゃなかった、彼を見ている人は必ずいるんだな
彼の見ている世界は真実では無かったとしても嘘ではない
あらすじ知らなくてポスターでラブストーリーだと思ってたけど全然違う、もっと深くて芯のある物語
こんな人がノーベル賞取るのか〜凄いな〜
特にラストのペンのシーンは予想はついてたけどこんなに心揺さぶられるとは!
この映画に出てくる人、人間が出来すぎているので見習いたい
天才ならではの恐怖
ラッセルクロウ扮するジョンナッシュは、カーネギー奨学金をもらってプリンストン大学に入った。ジョンは人と接する事は苦手で、古い理論など相手にせず新しい理論を探した。しかし、教授からは成果の無いジョンを何処にも紹介出来ないと言われた。ジョンは、結果を出そうと焦った。ジョンは、アダムスミスは間違っていると言って150年の経済学を否定する理論を書き出し、教授に認められウイラー研究所に入り教授になった。ジョンは、ロシアの暗号解読を行いスパイにさせられた。ジェニファーコネリー扮する女子学生アリシアがジョンをパーティーに誘い出した。ジョンは、星を使ってアリシアと触れ合い結婚した。ところが、ジョンはある日ジョンの仕事がバレて銃撃された。家に帰ってもアリシアには言えない。どんどん精神的に追い詰められていく。果たしてジョンの運命や如何に? 天才ならではの恐怖。なかなか恐い話だったよ。あまり頭が良すぎて国家の機密に関わるとえらい事になるね。ジェニファーコネリーが、くじけない麗しい妻を演じて素晴らしかったよ。
君がいて、私がいる。
この言葉がとても印象的でした。
統合失調症と必死に闘った天才数学者のジョン・ナッシュと彼を支え続けた、その妻、アリシア。
人が困難に直面した時にいかに、傍に居てくれる人が大切か。
不器用でも、良い。
「乗り越えた先に必ず光はある」
「傍に居てくれる人を大切に」
そんなメッセージが込められた作品だと、想いました。
数学に強い教授の話って思いきや
正直、最初は頭の良い人の話でちょっとなーっと思いながら見ましたが、愛について深く考えさせられる映画でした。
ジョン本人の強さも勿論見所ですが、奥さんのアリシアが凄い。
この状況下でずっと支えていられるものだろうか??
「愛があればどんな困難も乗り越えられる」この言葉がまさに似合う女性。
途中の星空のシーンでロマンチックなシーンもあってきゅんともするようなシーンも。
ジョン役のラッセン・クロウさんの演技もまた凄い。
役とかじゃなくて、本当にジョン本人なんじゃないかと思う演技。
そこもみどころ。
語彙力が足りない私ですが、愛とはなんぞやを知りたい方は是非一度は見て欲しい映画でした。
切り口の違うストーリー
個人評価:3.7
妄想の演出のリアルさが他作と切り口が違う。精神の病でさえも、論理的に考え、幻覚を無視する事に決めた発想が面白い。まさに精神の病を自力の理論で乗り切ったタフさ。
ジェニファー・コネリーの美しさも必見。
実話
を元にして描かれ、実在した数学者ジョンナッシュの半生を描く。
アカデミー賞受賞作品。
1時間を過ぎたあたりから話が大きく動き2時間16分を感じさせない。
精神異常になってしまった数学者の話。
終始暗い話ではなくちょうど良いバランスになっています。
実際の現実と相違点があるとの事だが、見やすくまとまって描かれてました。
題材としては結構考えさせられることが多いのですが、ラッセルクロウの演技に見入ってしまいました。
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