「人づきあいが苦手な主人公の日常に、自分を投影して、いちいち痛い。 主演のデイジー・リドリーの繊細な演技に感動。こういう映画も大事。」時々、私は考える ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
人づきあいが苦手な主人公の日常に、自分を投影して、いちいち痛い。 主演のデイジー・リドリーの繊細な演技に感動。こういう映画も大事。
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人づきあいが苦手な主人公の日常に、自分を投影して観てしまう。
チャットのやりとりなど、ちょっとしたことに戸惑うことなどに、身につまされてしまい、観ていて、いちいち痛い。
わかる。
彼女にとって、ホームパーティに訪れて、殺人ゲーム?に参加するといのが、いかに大変なことかと思う。
慣れない会話で、言ってしまった一言に週末の間、ずっと一人で後悔して思い悩んでしまう。
月曜日に出社したあと、謝って泣く。
映画としてはとってもミクロな出来事が、取り上げられていることに感動します。
こういう作品が存在することも「映画」のいいところと思う。
主演のデイジー・リドリーが「スター・ウォーズ」のフィンという超大作の主演と言う大役とは真逆の役を好演。
とても繊細な感情の揺れの、大げさではない演技がとても良かった。
「時々、私は考える」として、原題にある目的語を書かないところがいい。
日本語の面白さがある、いい日本語題名と思う。
ちなみに、私も自己紹介では、無難な線でもあるので「映画好きです。」と言います。
つい受けを狙って「年〇〇本見ます!」と言ってしまうのですが、そのときは、引かれないように少なく言うように心がけてますw
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