お母さんが一緒のレビュー・感想・評価
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ストーリーはどうでもよくて
ハリウッド映画にありがちな、「血を分けた家族なんだから」というだけで全てを投げ打つというくだらん展開とは一線を画し、血縁というものに注ぐ制作者のちょっと悪意ある視線が面白い。
三姉妹の芸達者ぶりを堪能させてもらったわけだが、特に「めんどくさい女」を演じるときの江口のりこには圧倒された。
温泉行きたくなってきた
むかーしむかし、ビートたけしさんが
普段から悪い態度を見せているとちょっとした良い態度がその人をより良い人っぽく見える、そんなことを言ってましたね
喧嘩をすると何故だろう、思ってもいない言葉の暴力を投げつけてしまうのは
相手を、より怒らせるようなことをしたり言ったりしてしまう
後悔しても仕切れないような
人はみんなそうなのだろうか?
そんな事ないと思いたい、でも怒りが大きくなればなるほど理性はどこかへ押しやられてしまう
理性や感情って人間だけにあるのだろうか?
いやいや違うだろう、きっと昆虫や魚や動物全般にあるのじゃないか、もしかしたら植物や物や場所にも……
八百万の神が宿る、そんな世界に私は生きているし生かされている
そんな思いまでしてしまうとても良い作品でした
のっけから「私は何を見せられているのだろう?」
しかし、最後まで見て考えるのはそれからだ
だから映画はやめられない
現実も、どこか落ちどころを作らなきゃ、その役目を誰もが出来るタイミングや力があるはずと思いたい。
アイデアと演技力の勝利 スタッフロールがあっという間に終わる映画
ホームドラマって最高だなー
むちゃくちゃ面白かったー!
声出して笑っちゃったー!!
三姉妹と末娘の彼氏とで、登場人物4人、温泉旅館でのほぼ密室劇なのだけど、
飽きない飽きない、ずーっと笑いっぱなし。
江口のりこさん(長女 弥生), 内田慈さん(次女 愛美), 古川琴音さん(三女 清美)が、もう、本当にお上手!
ホンマに喧嘩しているみたいなのだけど、ちゃんとオモシロ要素も入れいてるから、笑えるの!!
自分は二人姉妹だけど、もうねぇ、ケンカのシーンとか、判りすぎるぐらい判って、昔を思い出して苦笑いよ。
三人三様なのだけど、気持ちもだし、動きもだし、それぞれ共感する部分ありありで、
例えば、弥生が愛美の手を振り払うところとか、お姉ちゃんに、私やられてたしー。
愛美が弥生に、口じゃ負けるから、わぁ~って泣き出すところとか、自分も感情昂ぶって我慢できなくて泣き叫んでたし、
愛美と清美が最終的に、殴り合いみたいになるのも、リアル〜。
スゴいねぇ、女優さんって!
といっても、自分の場合、一緒に暮らしていた10代の頃のお話しで、
さすがに20代になって離れて暮らし出してからは、ケンカもしなくなったけどね…。
この三姉妹は、お母さんに甘えているのかな…でも、お母さんの性格も、三姉妹の口から聞く限りは、ちょっと難ありね。
でも、根っこの部分は、みんな大好きなんだね。
彼氏役の青山フォール勝ちさん、良い味出していました。
男子が女子の喧嘩みたら、あーなるよね…笑
清美は、本当に良い男と出会えたよー。
清美がヒドイこと言ったのを次の日忘れてあげるところ、キュンッとしました。
はぁ〜、本当に面白くて、少しホロリとして、最後にはホッコリする、
ホームドラマって最高だなー。
舞台でも観たいかも〜。
思ったとおりの4人のドタバタコメディーでしたが😌
期待した作品ではなかった
会話劇を存分に楽しむ
オモロイけど
やっぱり◯が好き
自分ファーストか〜い
恐らくコメディと思うが、他人事として笑えない(長文)
演出、設定、シナリオ、俳優さんの演技・・・どれもがなかなか秀逸で高純度の作品と思いました。演劇ベースのものを実写映画化したということで、リアル感がかなりアップしてますよね。
ただ正直言って、あまりにリアルを正確に投影しすぎてコメディなのに笑えません!
私は中高年の男性ですが、自分の半生と照らし合わせても思い当たる節が多すぎて、これらを受け入れば自虐的になるしかありません。終始笑いどころと思われるところを他の観客のタイミングに合わせ、顔を引き攣らせながら苦笑するのがやっとでした。
この作品を腹の底から笑えるのは、幼少期から家庭環境に恵まれて両親は健在、兄弟は居ない、または居ても仲良しさんで争いごとなんて皆無。ついでに言うと適齢期に順当に結婚し子宝にも恵まれ、その子供も経済的に独立して人生順風満帆な方じゃないでしょうか。後ろの席の同世代の中年夫婦がまさにそんな感じですよ(苦笑)
・・・なんて、まるで劇中の長女みたいな嫌味をいってしまい見ず知らずのご夫妻様に対しても偏見の目で見てしまい申し訳ないのですが、こんな気持ちになってしまう理由を整理してみました。
まず思ったことは姉妹3人(+婿候補)のキャラ設定に奇抜さがあまりなく、経歴、姿形、思考回路を含めて「善良で常識的な日本人の範疇」に余裕を持って当てはまってしまう、というところです。
つまり人として笑いどころである「ダメなところ」がまるで誇張されてないので逆に一人の苦労してきた人間として深い共感、シンパシーを感じざるをえません。そしてそれらが姉妹の喧嘩の中で「相互に否定されてしまうこと」を他人事として笑い飛ばすことができなくなります。
逆にこの人物の姿形、エピソード、演技などを極端に誇張、デフォルメし「他人事として笑わせること」に成功してるのが、「吉本新喜劇」だったり「サンドウィッチマンのコント」だったりします。
また誇張されたキャラや大胆な行動(新喜劇の人物なんてすべてこれ)に対してそれらを批評する辛辣な毒舌があったとしても、もはや、「言われても仕方ないやろ、こんなでは」と市民権を得ていて全く嫌味に聞こえません。サンドの伊達さんの毒舌で傷つく人、ゼロ%理論をここに提唱したいくらいです(笑)。
その点、この作品は俳優さんの能力が高く外見も演技も自然で違和感が皆無。しかも純粋な笑いに必要な演劇的なオーバーアクションは撮影の際、狭い室内メインだから大幅にスポイルされます。
その結果、現実度が増し共感は誘うが笑いにつながらず、口喧嘩の際の毒舌は時に関係ない観客に対しても牙を剥いてしまうことにもなるのです。
何作か演劇ベースの実写映画を観てきましたが、正直、評価は佳作止まりです。ことコメディ作品においては演劇→実写の変換作業において演劇独自の雰囲気を壊さないのは非常に困難なんだろうな、というのが実感です。
長文失礼いたしました。
お母さんは・・・
親孝行のため母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は二重瞼の妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられたせいで母に褒められなかった恨みを抱えていて、三女・清美はそんな姉たちを冷めた目で見ていた。いつもネガティブな母親みたいな人生を送りたくない、と3人とも思っていて、宿の自室で母親への愚痴を語ってるうちに、お互いを罵り合い手まで出る修羅場となった。そこへ清美がサプライズで呼んだ恋人タカヒロが現れ、母親に紹介する作戦を立てるが・・・さてどうなる、という話。
お母さんが一緒に来てるはずなのに全く登場しないのは狙いなのだろうが、なかなか面白かった。
弥生役の江口のりこ、愛美役の内田慈、清美役の古川琴音ともなかなかの芸達者だなぁ、って演技を楽しめた。
お母さんも登場しないが、お父さんはどうなってるの?
生きてるのか亡くなったのかも話にも出てこない。なぜ?
3人がちから合わせてのりこえるってことね
2024年映画館鑑賞66作品目
7月14日(日)MOVIX仙台
通常料金2000円
監督は『ぐるりのこと。』の橋口亮輔
ペヤンヌマキ脚本作品初鑑賞
舞台の映画化
ペヤンヌとかなめたペンネーム
ブス会などというものを主催しているが本人はさほどブスではない
3人姉妹が母を温泉宿に招き誕生会を開く話
なぜか最後まで母の姿は見えない
三姉妹の口論が1番の売り
女3人寄れば姦しいとはよくできた言葉
嫌いじゃない
江口のりこや古川琴音は主演クラスの売れっ子だが次女役の内田慈はこれまた渋い
たしかに過去に数本主演映画が公開されているがそれでもチョイ役のイメージが強い
それは彼女の主演作を観ていないどころか知らないだけだった
申し訳ない
邦画をよく観る人は「あっこの人どこかで見たことあるけど名前がわからない」の典型的女性俳優
内田慈がこれだけ出演時間が長いなんて自分は初めての体験
内田慈のスクリーンでのドアップは珍しい
泣きじゃくる熱演もさることながら姉や妹の話を聞く時の受けの芝居は脇役が長かったからこそ
素晴らしいぞ内田慈
あんたに惚れたぜ
2人に比べ顔が若干大きい気がするが錯覚だろう
江口のりこは厚化粧すると駆け出しのオカマに見えた
ウルトラマンAで星夕子役を務めた星光子がチョイ役で出演していた
せっかく温泉に来たので3人姉妹が入浴シーンのサービス
しかし露出は当然控えめ
代わりに青山フォール勝ちがおしり丸出し
配役
美人姉妹の妹たちにコンプレックスを持っている長女の弥生に江口のりこ
優等生の姉に比べられ続け姉を恨んでいる次女の愛美に内田慈
2人の姉を冷めた目で見ている三女の清美に古川琴音
清美の彼氏のタカヒロに青山フォール勝ち
食事中の宿泊客に星光子
2時間ずーっと笑笑
お互いの感情をぶつけあえる家族
江口のりこ演じる弥生と内田慈演じる愛美と古川琴音演じる清美の三姉妹が母親と一緒に温泉旅館にやってくる。作品の情報を全く知らなかった自分は、始まってすぐ、弥生が母親で2人の娘と旅行に来てるのかと思った。会話の中で弥生がお母さんって呼んでるのは、2人の娘のお婆ちゃんじゃないかってね。弥生は39歳で、清美は29歳、三姉妹なのはすぐ分かったけどね。
それにしても予想通り、江口のりこって怒鳴り散らす役がハマってる。てか、3人でずっと言い争い。どんだけ仲がいいんだよ。
ずっと3人の言い争いかと思ってたら、清美の結婚相手のタカヒロがやってくる。そりゃみんな驚くわ。サプライズなのは分かるけど、ちょっとね。ラストのタカヒロの意外な行動にビックリ。絶対嘘ついてるよな。あれっ?て思ったのがハッピーバースデーの歌。違う歌で練習してたはずなのにな。
言い争いではあるんだけど、どの考えも間違ってはいなかったと思う。それこそが理想の家族じゃないだろうか。姉妹喧嘩ずっと楽しかったです。今年は琴音ちゃん楽しいね。
演劇的で説明的な脚本と演技の映画。
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