お母さんが一緒のレビュー・感想・評価
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思ったとおりの4人のドタバタコメディーでしたが😌
お母さんと3人の娘のドタバタコメディーを予想していたら、まさかの彼氏と3人の娘のドタバタコメディーという😂
失礼ながら、ネルソンズと言ったら和田まんじゅうしか思い浮かばない事もあり、本作品でヌボーっと数十倍の存在感を発揮していた青山フォール勝ちはお笑いよりもこっちの方が向いていたりして(笑)
期待した作品ではなかった
オールタイムベストの一本「ぐるりのこと。」、そして「恋人たち」の橋口亮輔監督作。
多くの映画好きが今年の日本映画のベストワンを期待して臨んだと思うけど、そういう類いの作品ではなかった。
これはザ・ホームドラマ。
母親を温泉旅行に連れてきた江口のりこさん、内田慈さん、古川琴音さん演じる三姉妹。お互いに対する積年の思いが爆発して修羅場へと。
自分的には得るものが無かったのが残念😢
会話劇を存分に楽しむ
長女江口のりこ、三女古川琴音を特に観に行った作品。次女の内田慈もこれまでは余り意識していなかったが今作の会話劇での存在感が半端なく、今後他作品も注目してゆきたい。
三人の「お母さん」がいつどのように登場するのかを楽しみにしていたが、最後まで顔出し無し。各人の発言だけで想像させる秀逸な展開で、画の迫力で魅せるのとは正反対の、何気ない一言・仕草や、各人のぶっちゃけトークの被せ合いに、時に笑わされ、時にしんみりさせられた。
三女の恋人が、いい感じでとぼけた発言、そして、愛のある発言で色を添える。
何だかんだ言って家族は良いものだなと感じることができた。
オモロイけど
99本目。
古川琴音、これにも出てるのね。
髪の長さで言ったら、こっちが後か。
シチュエーションから、舞台モノだろう。
セリフの間、展開が如何にもって感じ。
まあオモロイし、周りからも笑い声。
でも、正直うるさい。
夜に旅館であんなん、クレームレベル、帰って下さいと言われてもおかしくない。
そんなん事、考えるなよとは思うんだけど。
仕事が夜勤だから、ついねと言った所。
江口のりこがお母さんかと思った…。
いろいろなお母さん像や家族の繋がりがあるよなー、と改めて実感。結局、3人とも頑固で言いたい放題な家族だけどラストのひと行動で全部許し合えるのが家族。なんか…良かった。
やっぱり◯が好き
3姉妹と男性1人の4人しか登場しない元が舞台劇の映像作品で楽しめました。
冒頭から3人のおしゃべりが止まりません。
端で聞いている分には可笑しくて可笑しくて。
中盤で「まぁしつこいわ、くどい、もうわかったって」となりますが三姉妹のそれぞれの言い分は分かります。
長女なりの親からの期待と応えようとする頑張り、次女の気楽さと姉と比較される理不尽さ、末っ子ならではの姉への遠慮、きっと世間に良くあるあるな家族なんでしょうね。
3人年齢設定は40歳35歳29歳なんでしょ。
人生はまだまだ続くよ。10年後、20年後の姿を観たいです。
88年〜91年のテレビドラマ「やっぱり猫が好き」を思い出しました。
自分ファーストか〜い
父親母親三姉妹人それぞれ様々ですが結局は人の話を聞かないし何かにつけて人のせいにするしブチ切れるし似たもの親子で似たもの姉妹のDNA
最後の締めがチョット物足りなさを覚えた感じと江口のりこのお勉強頑張って学校会社いいトコ行って性格ブスの役どころが「あまろっく」と被ったのがチョット残念
恐らくコメディと思うが、他人事として笑えない(長文)
演出、設定、シナリオ、俳優さんの演技・・・どれもがなかなか秀逸で高純度の作品と思いました。演劇ベースのものを実写映画化したということで、リアル感がかなりアップしてますよね。
ただ正直言って、あまりにリアルを正確に投影しすぎてコメディなのに笑えません!
私は中高年の男性ですが、自分の半生と照らし合わせても思い当たる節が多すぎて、これらを受け入れば自虐的になるしかありません。終始笑いどころと思われるところを他の観客のタイミングに合わせ、顔を引き攣らせながら苦笑するのがやっとでした。
この作品を腹の底から笑えるのは、幼少期から家庭環境に恵まれて両親は健在、兄弟は居ない、または居ても仲良しさんで争いごとなんて皆無。ついでに言うと適齢期に順当に結婚し子宝にも恵まれ、その子供も経済的に独立して人生順風満帆な方じゃないでしょうか。後ろの席の同世代の中年夫婦がまさにそんな感じですよ(苦笑)
・・・なんて、まるで劇中の長女みたいな嫌味をいってしまい見ず知らずのご夫妻様に対しても偏見の目で見てしまい申し訳ないのですが、こんな気持ちになってしまう理由を整理してみました。
まず思ったことは姉妹3人(+婿候補)のキャラ設定に奇抜さがあまりなく、経歴、姿形、思考回路を含めて「善良で常識的な日本人の範疇」に余裕を持って当てはまってしまう、というところです。
つまり人として笑いどころである「ダメなところ」がまるで誇張されてないので逆に一人の苦労してきた人間として深い共感、シンパシーを感じざるをえません。そしてそれらが姉妹の喧嘩の中で「相互に否定されてしまうこと」を他人事として笑い飛ばすことができなくなります。
逆にこの人物の姿形、エピソード、演技などを極端に誇張、デフォルメし「他人事として笑わせること」に成功してるのが、「吉本新喜劇」だったり「サンドウィッチマンのコント」だったりします。
また誇張されたキャラや大胆な行動(新喜劇の人物なんてすべてこれ)に対してそれらを批評する辛辣な毒舌があったとしても、もはや、「言われても仕方ないやろ、こんなでは」と市民権を得ていて全く嫌味に聞こえません。サンドの伊達さんの毒舌で傷つく人、ゼロ%理論をここに提唱したいくらいです(笑)。
その点、この作品は俳優さんの能力が高く外見も演技も自然で違和感が皆無。しかも純粋な笑いに必要な演劇的なオーバーアクションは撮影の際、狭い室内メインだから大幅にスポイルされます。
その結果、現実度が増し共感は誘うが笑いにつながらず、口喧嘩の際の毒舌は時に関係ない観客に対しても牙を剥いてしまうことにもなるのです。
何作か演劇ベースの実写映画を観てきましたが、正直、評価は佳作止まりです。ことコメディ作品においては演劇→実写の変換作業において演劇独自の雰囲気を壊さないのは非常に困難なんだろうな、というのが実感です。
長文失礼いたしました。
お母さんは・・・
親孝行のため母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は二重瞼の妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられたせいで母に褒められなかった恨みを抱えていて、三女・清美はそんな姉たちを冷めた目で見ていた。いつもネガティブな母親みたいな人生を送りたくない、と3人とも思っていて、宿の自室で母親への愚痴を語ってるうちに、お互いを罵り合い手まで出る修羅場となった。そこへ清美がサプライズで呼んだ恋人タカヒロが現れ、母親に紹介する作戦を立てるが・・・さてどうなる、という話。
お母さんが一緒に来てるはずなのに全く登場しないのは狙いなのだろうが、なかなか面白かった。
弥生役の江口のりこ、愛美役の内田慈、清美役の古川琴音ともなかなかの芸達者だなぁ、って演技を楽しめた。
お母さんも登場しないが、お父さんはどうなってるの?
生きてるのか亡くなったのかも話にも出てこない。なぜ?
3人がちから合わせてのりこえるってことね
2024年映画館鑑賞66作品目
7月14日(日)MOVIX仙台
通常料金2000円
監督は『ぐるりのこと。』の橋口亮輔
ペヤンヌマキ脚本作品初鑑賞
舞台の映画化
ペヤンヌとかなめたペンネーム
ブス会などというものを主催しているが本人はさほどブスではない
3人姉妹が母を温泉宿に招き誕生会を開く話
なぜか最後まで母の姿は見えない
三姉妹の口論が1番の売り
女3人寄れば姦しいとはよくできた言葉
嫌いじゃない
江口のりこや古川琴音は主演クラスの売れっ子だが次女役の内田慈はこれまた渋い
たしかに過去に数本主演映画が公開されているがそれでもチョイ役のイメージが強い
それは彼女の主演作を観ていないどころか知らないだけだった
申し訳ない
邦画をよく観る人は「あっこの人どこかで見たことあるけど名前がわからない」の典型的女性俳優
内田慈がこれだけ出演時間が長いなんて自分は初めての体験
内田慈のスクリーンでのドアップは珍しい
泣きじゃくる熱演もさることながら姉や妹の話を聞く時の受けの芝居は脇役が長かったからこそ
素晴らしいぞ内田慈
あんたに惚れたぜ
2人に比べ顔が若干大きい気がするが錯覚だろう
江口のりこは厚化粧すると駆け出しのオカマに見えた
ウルトラマンAで星夕子役を務めた星光子がチョイ役で出演していた
せっかく温泉に来たので3人姉妹が入浴シーンのサービス
しかし露出は当然控えめ
代わりに青山フォール勝ちがおしり丸出し
配役
美人姉妹の妹たちにコンプレックスを持っている長女の弥生に江口のりこ
優等生の姉に比べられ続け姉を恨んでいる次女の愛美に内田慈
2人の姉を冷めた目で見ている三女の清美に古川琴音
清美の彼氏のタカヒロに青山フォール勝ち
食事中の宿泊客に星光子
2時間ずーっと笑笑
江口のり子のネガティヴから始まり2時間ずーっと3姉妹の喧嘩とネガティヴ発言という凄い作品だった
私は江口のり子ファンなのですが、やはりブツブツネガティヴ言い続けるの上手い。
ずーっと喧嘩と文句を見ているともちろんストレスになるのですが、何故か所々クスクスと笑ってしまう^_^
でもいつの間にか作品に飛び入り参加して口挟みたくなる笑笑
あのお姉様たちに挟まれて古川琴音は、今回もいい演技してた。彼氏役の方は初めてみましたが、右耳が餃子になってたので、もしや?と思ったらホントにレスリングキャリアありそうな芸名。
最後に、喧嘩ネタの中心人物のお母さんが出てこないのには驚いた笑笑
お互いの感情をぶつけあえる家族
江口のりこ演じる弥生と内田慈演じる愛美と古川琴音演じる清美の三姉妹が母親と一緒に温泉旅館にやってくる。作品の情報を全く知らなかった自分は、始まってすぐ、弥生が母親で2人の娘と旅行に来てるのかと思った。会話の中で弥生がお母さんって呼んでるのは、2人の娘のお婆ちゃんじゃないかってね。弥生は39歳で、清美は29歳、三姉妹なのはすぐ分かったけどね。
それにしても予想通り、江口のりこって怒鳴り散らす役がハマってる。てか、3人でずっと言い争い。どんだけ仲がいいんだよ。
ずっと3人の言い争いかと思ってたら、清美の結婚相手のタカヒロがやってくる。そりゃみんな驚くわ。サプライズなのは分かるけど、ちょっとね。ラストのタカヒロの意外な行動にビックリ。絶対嘘ついてるよな。あれっ?て思ったのがハッピーバースデーの歌。違う歌で練習してたはずなのにな。
言い争いではあるんだけど、どの考えも間違ってはいなかったと思う。それこそが理想の家族じゃないだろうか。姉妹喧嘩ずっと楽しかったです。今年は琴音ちゃん楽しいね。
演劇的で説明的な脚本と演技の映画。
非支持。
平素から喧嘩出来る家族は何だかんだで仲が良い。
でもそんな家族は何処にも無い。
だからこれはファンタジーだなと。
それを演劇的で説明的な脚本と演技で延々見させられた感。
演り損な熱演は長く感じる。
シンやっぱり猫が好き、を期待したが。
橋口亮輔の次作を待つ。
血は争えないもので
良くも悪くも両親の気質をそれぞれ受け継いだ三姉妹。
ケンカばかりのように見えてもすぐに元に戻っているんだから、何でも言い合えるやっぱり仲のいい三姉妹なのです。
口喧嘩も言った後の切り返され方がそれぞれおかしくて笑わせてもらいました。
結局中心にいるのはお母さんで、お母さんへの不満と言っても、あれだけお母さんの事を話せるのは、やはり良く理解していて、やっぱり好きなんですね。
親も姉妹もそれが家族というものです。
推しの琴音ちゃん目当てで行きましたが、姉妹役3人共に長女・次女・三女がピッタリはまってました。特に内田慈さん演じた愛美が真ん中感満載で面白かったです。
日常のどこにでもあるような何でも無い出来事を描いているだけの映画ですが、何だか温かい作品でした。役者の器量でしょうか。
いい映画を見ました
ひたすらディスり合っているのに、なぜかほっこり
大好きな江口のりこさん主演ということで、公開2日目に鑑賞してきました。姉妹3人のそれぞれに共感する部分も多く、なかなか楽しく、ほっこりする作品でした。
ストーリーは、親孝行をしようと母の誕生日祝いの温泉旅行を計画した、長女・弥生、次女・愛美、三女・清美だったが、幼いときから母や姉妹へ抱いていたそれぞれの不満が愚痴となってこぼれ出し、しだいにエスカレートしていく中、清美がサプライズで呼んだ恋人タカヒロが現れ、さらに事態は混乱し、収拾のつかない修羅場と化していくというもの。
本編の90%は母親への愚痴と姉妹のディスり合いという、かなり攻めた内容の作品なのですが、その中に垣間見える愛情や家族の絆がなかなか沁みてきます。とはいうものの、一緒に旅行に来た母親はなぜか別室で、最後まで顔も映らなければ言葉も発しません。それなのに、三姉妹の言動を通じて、その存在がありありと伝わってくるという構図が、なかなか興味深いです。
そんな本作の大部分を占める姉妹の大舌戦ですが、3人の立場や性格を反映させた話しっぷりと、それぞれの言い分に一理あると思わせるワードチョイスが絶妙です。中でも、最も母親の性格を強く受け継いだであろう弥生が無自覚に発するネガティブな言動は、ことさら周囲をイラつかせます。しかし、本人はむしろ親切心から正しいことを言っていると思っているので、よけいにタチが悪いです。妹たちが我慢の限界を迎えて反撃するのも当然でしょう。
ただ、これだけ本音で激しくぶつかり合えるのは、なんだかんだ言ってもそこに絶対に切れない繋がりがあると感じているからなのかもしれません。安心感と煩わしさ、絆と束縛、優しさとおせっかい、期待とプレッシャー、家族から感じるさまざまな感情は、どれも表裏一体のような気がします。そう考えると、母のネガティブワードも、実は娘たちへの深い愛情に裏打ちされた言葉だったのかもしれません。それは、娘たちが母に吐き捨てる言葉も同じです。
一見すると三者三様の娘たちですが、互いに相手の中に母に似たものを感じて不満に思っていたことでしょう。でも、しかたないのです。だって「お母さんが一緒」なのですから。そんな姉妹が、飾らぬ本音を吐き出し、壮絶にぶつけ合うことで、改めて家族の絆を強く噛みしめたのではないでしょうか。3人とも母に似て面倒な一面をもっているようですが、この旅行を機にちょっとだけポジティブになれたのではないかと思います。なんだか私も、離れて暮らす母や弟妹と久しぶりに旅行に行ってみたくなりました。
三姉妹役は、江口のりこさん、内田慈さん、古川琴音さんで、息の合った本当の姉妹のような演技が秀逸です。脇を固める青山フォール勝ちさんも、姉妹とは全く異なる空気を醸し出し、存在感を発揮しています。
お約束の三姉妹モノ
いにしえからの「三姉妹モノ」あるあるで、そういう意味では期待は裏切られないし、
また期待以上のものがなかったのが残念かな。
ただ、三女古川琴音の彼氏役のトリオコント「ネルソンズ」の青山フォール勝ちが本人の人柄ってこともあるんだろうけど、なかなかいい味を出していました。主要キャスト4人中
一番良かったと言っても過言ではないかも。
そうなんです。主要キャストはこのポスターの4人だけで、影のヒロインたる「母親」は
冒頭の車内での影が見える程度で全く出てきません。しかし、彼女のキャラは三姉妹の
セリフで十分に把握できます。この演出はとても良かったです。
おそらく三姉妹は顔を合わせるたびに、このような諍いを起こし、またすぐに仲良くなっての繰り返し。。。この映画の最後はほのぼのとしていますが、近い将来また大喧嘩するのは目に見えています。それこそフィクションの世界の三姉妹だけではなく、ノンフィクションの世界の三姉妹もこのパターンの繰り返しなのでしょうね。
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