劇場公開日 2024年9月6日

エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価

全422件中、21~40件目を表示

4.5オマージュのてんこ盛りだが、それに尽きない。

2025年1月12日
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鑑賞方法:VOD

基本的なプロットは踏襲しつつ、1作目から『コヴェナント』までの過去作へのオマージュをこれでもかとぶち込んで作っていて、ちょっと過去作のおいしいところに頼りすぎててズルいな…という感想が頭をよぎる瞬間が無かったわけではない。にもかかわらず、心を掴まれ興奮している自分も間違いなくいた。過去作との連続性と持ち味を踏まえた上で、単独作としての面白さも十分打ち出すことに成功していると言ってよい。

特筆すべきは初期作のものに肉薄しているクリーチャー造形の生々しさ。まったく素晴らしい。そして、クライマックスの気持ち悪さはシリーズ随一と言っても過言ではないぐらいのインパクトがあった。

オリジナリティという面では、やや足りないところもあるので星を0.5減らさせていただいたが、『プロメテウス』&『コヴェナント』を少々蛇足的に捉えている自分的には、リドリー・スコットが自ら監督しなかったことが本作の出来栄えには功を奏したように思えた。『プロメテウス』&『コヴェナント』は創造主スコットの自己主張が過剰でやや暴走気味、それよりもアルバレス監督の「このシリーズに良い形で貢献しよう」という思いの方が優ったのではないか。

どうやら本作には続編が決まったようだ。アルバレス監督には、次作ではオマージュは控えめにして、もうちょっと遊んでもらってもいいのではないかとさえ思った。

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image_taro

4.0一作目観てからの方が良い。

2025年1月11日
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鑑賞方法:VOD

配信で観ましたが面白かったです、この内容だったら一作目観てから続けて観たかったな。
下手なホラーより怖かった、ラストの人型は気持ち悪くて良いエイリアンだったがラストは既視感を感じる。

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はまぐりの短い感想文

4.0ヒロインが可愛いだけじゃ駄目ですか?

2025年1月7日
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鑑賞方法:VOD

興奮

萌える

大まかな展開は1作目と同じ。重力装置の利用や、エイリアンの遺伝子の導入などの新要素もそこまで画期的じゃない。ただ低評価にするには、新ヒロインの Rain (C. Spaeny)があまりに魅力的。 「Civil war」で突っ走り過ぎて命を危うくする新米記者だった C. Spaeny が、宇宙ではエイリアンと見事に対峙。1作目の Ripley (S. Weaver ) には及ばずとも、アンドロイドにも優しいヒロインを最後まで応援できた。C. Spaeny がカワイイってだけじゃ駄目ですか?

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LittleTitan

5.0欲しいものが欲しい時に

2025年1月6日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

来るぞ来るぞ〜というときにちゃんと来てくれる、王道な展開で面白かったです。

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ロメオ

3.0全然怖くなかった、なんでだろう???

2025年1月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

『エイリアン』シリーズはいいよね、1~4まで全部が、もう一度観たくなる。監督もリドリー・スコット(1979年)、ジェームズ・キャメロン(1986年)、デヴィッド・フィンチャー(1992年)、ジャン=ピエール・ジュネ(1997年)の顔ぶれで、もちろん『プロメテウス』(2012年)と『コヴェナント』(2017年)も傑作だし、『vsプレデター』1~2も最悪ではなかったよね。

で、期待して観た『ロムルス』だけど、なぜかまったく怖くなかった、その原因について考えてみた。

1.エイリアンがただの怪物クリーチャーと化していた
2.世代的に若返ったけど、童顔になったという以外の変化がなかった
3.アッシュが登場して、アンドロイドは二台、どちらも中途半端。
4.エイリアンの設定についてのこだわりが詰め込まれ過ぎ。
5.シリーズ各作品の焼き直しがいくら何でも目立ち過ぎた。

考えてみれば、展開早くてテンポよすぎたよね。やっぱ詰め込み過ぎだよ。エイリアンって、ちょっと油断していると、狡猾に忍び寄ってくる得体のしれないモノ的な怖さがあったよね。しかもアンドロイド(アッシュ)が絶賛する完全無欠の攻撃生命体。逃げ場のない状況で襲ってきたら、たまったもんじゃないよね、そのへんの安心感⇒絶望的な恐怖のメリハリがなかったからかな。

第一作は、一人一人やられていくシーンで、それぞれ演出の美学があって、恐怖も盛り上がったんだよね。それがよくできていたんで、その後は大胆に設定を変えてきたんだろうね。酸の血液を無重力で処理とか大量のフェイス・ハガーとかすごい数の小惑星とかのネタはいらないから、一匹でも超怖くてまったく歯が立たない原点に戻ったほうがよかったかもしれない。

ほかにも、登場人物たちにとっては、初めての場所なんだから、もっと迷ってもよかったし、アンドロイドのために、すぐに逃げ出せたのにレインが戻るなどのお約束のパターンも、感情移入できなかったな。

あっ、ごめんなさい、ロムルス・ファンの皆様!

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クラウディア🫶

3.5久しぶりのワクワクエイリアン

2025年1月5日
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鑑賞方法:VOD

とても面白かった。
エイリアンはたぶん全作観てるけど、
それほどエイリアンファンでもないので、
小難しさも設定の説明もなく、
ただただエイリアンに襲われて行くシンプルさは
それこそ「エイリアン」と同じで怖くて面白かった。

主人公たちも子どもにした事で80年代映画の
冒険もののような雰囲気も感じれたし、
CGとセットのバランスも非常に良かった。

愚かしい人間たちの行動にはイライラさせられるのは
いつもの事なのだけど、冷静なアンドロイドたちの活躍
は素晴らしかった。特にアンディの温厚で優しく頼りない
バージョンと時に冷徹に見える判断で
結果優先、手段を選ばない時の切り替えの演技は
見事だった。

ラスト付近の大量のエイリアンに襲われて、
殺したら酸で宇宙船がダメになる時の解決方法など
フリが効いてて面白かった。

エイリアンファンにはシンプル過ぎてもしかしたら
退屈なのかもしれないけど、
なんとなく観てきた僕は久しぶりにワクワクして
楽しく観れたし、エイリアンが始めての方や
特に子どもと観る最初のエイリアンとしても
良いのかもしれない。

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奥嶋ひろまさ

3.5怖くないのがいいのか悪いのか…

2025年1月2日
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鑑賞方法:VOD

やっぱりシガーニーウィーバーはすごかったんやわ、その鬼気迫る恐怖感が深く静かに伝わって来て、エイリアンど〜〜〜ん!みたいな(笑)
今回もストーリーも演出も良かったと思うけど終始〝ドキドキ感〟がなかったのはヒロインのぽやっとした感じが影響してるのかな
シリーズものもここまでくれば飽きてくるけどまだまだエイリアンは不滅です!

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えがたろう

5.0特撮の魅力たっぷり!

2025年1月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

エイリアンシリーズを初めて劇場で観た。ゼノモーフをスクリーンで見れるという喜びがあり、cgばかりではなく特撮の魅力たっぷりアイデアたっぷりハラハラたっぷりの最高な映画だった。
もちろんゼノモーフのかっこよさとキモさも最高だった!

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4423

3.0世界観を作り出すアートワークが素晴らしい

2024年12月22日
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アートワークが非常に素晴らしかったです。当時の懐かしさをしっかりと感じさせつつ、現代の技術を活用して制作されているにもかかわらず、整合性を欠くような違和感がまったくありませんでした。「時代の違いだから仕方ない」と安易に妥協することなく、過去と現在を見事に繋げ、統一感のあるビジュアルに仕上げた点が本当に素晴らしかったです。

ただベースの構成やストーリーは、
普通ってかんじ。サプライズ要素が少なく、
見ていて、この後まぁそうなるんだろなぁ。と誰もがわかるような先が読める内容。
金曜ロードショーで家族全員で見れるくらい分かりやすい。
そんなところも昔の映画っぽく敢えてしてるのかな?と感じた。

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きゃめら

2.5ただのサマーキャンプホラー

2024年11月21日
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位置関係がわかりにくい上に同じようなレベルのピンチがずっと続く。正直、最後は飽きた。

アンドロイドとの心の交流というテーマも、消化不良。モジュールを変えたらあっさり元に戻るんじゃ感動のしようがない。あれは「入れ替えても上位命令が書き換えられず、ダメかと思わせておいて最後の最後に主人公を救う」みたいな展開にしてくれないと。

あと一作目からこんにちはのあいつ、モジュールを抜かれてんのになんで普通に分析したり、命じたりしてるのかもよくわからん。

結論。エイリアンは一作目と二作目だけでよく、あとの続編は全部不要。この作品が初エイリアンという人がいるとすれば可哀想だ。

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水原秀策

4.0命懸けの燃料探し

2024年11月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

西暦2142年の深宇宙を舞台に採掘植民地から生きる希望を求めて宇宙ステーション”ロムルス”にやって来た6人の若者が人間に寄生して進化するエイリアンや絶望の事態に遭遇する。”命懸けの燃料探し”。配給の20世紀スタジオのロゴがエイリアン仕様の緑色に不気味に変色する開幕から、ガンあがりした。シリーズ第七弾!廃船に微かな希望を見出すもエイリアンとの遭遇で、若者の未来がなすすべもなく完膚無きまでに叩き潰されたなという印象。コレは困窮する現代社会とのメタ的読み取りもできる。また今回フェデ・アルバレス監督の手腕がサバイバルスリラーの盛り上げに遺憾無く貢献かつ発揮されていて、とくに中盤の大群のフェイスハガーが共存する空間内で”音”や感情の起伏を消しながら無心で突き進まなければならないくだりは『ドント・ブリーズ』(‘16)を彷彿。ココの一触即発のくだりは、監督の顔を思い浮かべかなりニヤニヤしながら観ていた。またオリジナル版第一弾のシガニー・ウィーヴァー主演『エイリアン』(‘79)における純粋なホラー路線への立ち返りで無数のイースターエッグを散りばめたり、それこそ『エイリアン2』(‘86)におけるガンアクションへのオマージュなどどれもが過去の栄光を汚すことなく忠実にそれを想像させるもので、違和感なくコレをやってるのはかなり良かった。(全員ではないが)若者たちサイドのキャラクターの通り一辺倒な感じは感じなくもない。とくに前半の安易なやられようは(そこまでキャラに思い入れはないにしても)呆気なさ過ぎて観ててつらかった。おもにフェイスハガーやゼノモーフ、???など序盤中盤終盤と場面ごとに雰囲気を切り替えチャプター的に山場を作ったのは正解。開幕でノストロモフ号の残骸が浮遊してたり第一弾から繋がるアレが写しだされたりと、ニヤつけるイースターエッグが多数あったのは本当に良かった。今回1と2の間に時間軸が定められてることから完結はしたがやはりあのラストの続きを描いた続編が観てみたい。ドント1以降での不作続きのスランプからみごとに返り咲いてフェデ・アルバレス監督最高!出来るだけ大画面音響が整った劇場で、まさに”今日を生きる”若者たちや超人的なゼノモーフの悲鳴を全身で浴びて阿鼻叫喚のムーブを浴びてもらいたい。

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𝐵𝐴𝑈𝑀

4.0しっかり怖い

2024年11月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

しっかり怖かった。
プロメテウスシリーズも見たあとだとアンドロイドの怖さが増す。

しっぽでキャッチだけは謎だったけども、
ジャンプスケア、宇宙船、武器、絶望感、アンドロイドの危うさなどなど、エイリアンに求めてるものはたくさん詰まってたし、最後まで楽しめた。

最後も怖かった…
でもやっぱりフェイスハガーが一番恐怖を感じるなと再確認!

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ロックウッド

5.0リドリースコットは深い

2024年11月9日
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プロメテウスの続作ということで、大変楽しめた。鑑賞途中に外に出たが、夕暮れの街にエイリアンが出てきそうで怖かった。自分がもしヨーロピアンで宗教的背景が理解できればもっと楽しめたと思う。

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taro

2.5がっかり

2024年11月2日
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鑑賞方法:その他

怖い

興奮

続編製作も決まり
結構評判が良いので期待していたのだが・・・
正直がっかりした

ファンが撮ったモノマネ映画って感じ。
1~4のどっかで観たシーンがてんこ盛り。
それ故、演出力の無さが露呈して、緊張感が全く感じられず
途中で眠気すら覚えました俺は。
観ていて全然ドキドキしなかった。

決して駄作ではないけれど、無難な作りでつまんない。
やっぱりリドリー・スコット監督は偉大だな!と再認識させられた!

コヴェナントの続編だったら観るけど、
ロムルスの続編は観なくていいかな?
監督がリドリー・スコットなら絶対に観るけど。

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おじ

3.5原点回帰…かどうかは別として、怖いっちゃあ、怖い。

2024年10月17日
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鑑賞方法:映画館

ノストロモ号の惨劇から20年(だったかな?)、植民地惑星の移民たちは不当労働に苦しめられ、病気の蔓延で死者が増加していた。
支配者はおなじみウェイランド・ユタニ社。
W.ユタニ社は、ノストロモ号の残骸から何かを回収し、自滅を招くことが分かりきった危険な研究に取り組んでいた。そして、ご多分に漏れず研究場所の宇宙ステーションは壊滅し難破船となって宇宙を彷徨っているのだった。

リプリー編の最新作『エイリアン5』の企画を20世紀フォックスが却下したというニュースは、2020〜21年頃流れた。インディー・ジョーンズが復活したのだから、リプリーが復活してもおかしくはないと思うが、もう可能性はないだろう。

ということで、本作の戦うヒロインは植民地惑星で両親を亡くして孤児となった少女レイン(ケイリー・スピーニー)が引き継いだ。彼女にはアンディ(デヴィッド・ジョンソン)という弟がいるが、彼はレインの父親がレインを守るようプログラムした中古のアンドロイドだ。

難破宇宙ステーション〝ロムルス〟に忍び込んで冷凍睡眠ポッドを盗み出し、それを使ってW.ユタニ社の管轄外の惑星に逃げようと計画した悪ガキたち。高速で旋回している小惑星帯にロムルスが激突するまでがタイムリミットだ。ところが、ロムルスで彼らを待っていたのはエイリアンだった…当たり前だけど。

ロムルス船内に倒れていた下半身が破壊されたアンドロイド=ルークは『エイリアン』のアッシュと同じ型で、CG合成でイアン・ホルムの容姿を再現している。これは分かりやすい『エイリアン』へのオマージュだが、シリーズ全般からの引用があちこちに散りばめられている。
こういうのは嫌いではないが、われ先にあの場面は〇〇のこの場面の再現だなどと宝探しに躍起になるマニアが出てきたりして、そういう人には本当に頭か下がる。

私としては、エイリアンの幼体(フェイスハガー)は人の体温と音を察知して襲いかかる…という新説がご都合過ぎる気がして、船内の温度を体温と同じまでに上げて、音を立てずに通り過ぎるという安直な作戦が成功するのは納得し難かったりする。

次から次に降りかかる危機は、脅かし演出も上手くて、怖いっちゃあ、怖い。
主演のケイリー・スピーニーが若いだけに、かなりの体力戦に挑んでいてあっぱれだ。正直、このあたりは楽しめた。
しかしながら…ヒロインがエイリアンをかわして生き残るのは決まり事だとはいえ、本作はエイリアンの方がレインをかわしてるんじゃないかと感じるほど、あざとく感じてしまった。
ハラハラ感はあるものの、このあざとさが安っぽくみえちゃったのも正直なところ。

また、『…4』にあったハイブリッド・エイリアンを踏襲したのか、胎児と融合した(のか?)ラスボスは私はキライだ(気持ち悪い)。ホラーだから嫌悪感を刺激するのは当たり前なのかもしれないけれど…。
一点、あのハイブリッドが産みの母ケイ(イザベラ・メルセード)に対して何をしていたのか、そこが非常に気になる。

このシリーズにはアンドロイドの存在が欠かせない。それが敵か味方かのサスペンスを構成する。
本作のアンディーもその役目なのだが、元々レインを守るよう設定されているから味方に決まっている。そこに万が一と思わせる設定は上手いと思った。

さて、W.ユタニ社の危険な研究は、ケイが胎児を守りたいがために自分に注入したことで想定外の効果を示した。
大きく時が経過した『…4』では人間に寄生させてエイリアンを養殖しようとしていたので、先の研究は頓挫したのだろうから、ある意味では良かったな、と。

監督のフェデ・アルバレスは、怖がらせるための構図やカット割りが上手い。編集の力もあるだろうけれど。
原点回帰なのかどうかは何とも言えないが、「エイリアン」はホラー映画なのだという一つの原点にはちゃんと回帰していると思う。

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kazz

4.0悪くない

2024年10月16日
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怖い

第一作は小学校の頃で、どーなるんだどーなるんあ、と言うドキドキ感、突如襲いかかるビックリ系の組み合わせで、マジで心臓が飛び出しそうだった。
今回の作品は、その感覚にかなり近い演出が施されていて、二作目以降の気味の悪いセットもあるし、コヴェナント等での設定もきちんと活かされていており、初期の映像を知っている分懐かしさを感じた。
ユタニ社のブラックっぷりも健在。

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宮内 浩

3.5古典の殿堂入り

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

最初にできた【型】が素晴らしかった。

故に変化球を投げるより、
その【型(フォーマット)】に則る方が
ストーリーとして成立する。

それをマンネリという言い方もできるけれど、
その【型】が素晴らしいのなら
問題ないと思う。

実際この映画も、
その【型】を使い、
見ごたえのある作品になったと
個人的には思う。

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新米エヴァンゲリスト

4.0これぞエイリアン

2024年10月13日
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楽しい

怖い

興奮

久しぶりのエイリアン。種の起源など、リドリー・スコットの人生観が盛り盛りの背景がありながら、1と2の間の物語ということで、新しさのなかに旧作の懐かしさがある。1や2を観ていたファンが一度消化して好きな要素を盛り込んだ感じのいいリブートな気はするので、いい作品ではあるが目新しさはない。近年の映画のゲーム化が著しいが、ゲーム要素、FPS 要素はふんだんにあった。エイリアンが相手なので、自然とそうなるとは思うので問題ない程度ではあった。妊婦がいる時点で想像が出来たり、いい意味でなぞって、いい意味で裏切らない映画てはあった。続編はどんどん作って欲しい。

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しゅんしゅん

4.0レトロな宇宙の描写がたまらん

2024年10月13日
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楽しい

怖い

興奮

エイリアンシリーズは一作目、二作目、プロメテウスを鑑賞済み。
今回は1と2の間の話ということで、最新作なのに宇宙の描写は80年代当時のそれ。ガタゴト揺れる船、無数のスイッチやレバー、砂嵐まみれの通信機...
個人的にはスリムでスマートな宇宙描写よりレトロ感ある方が好きなので、それを観られただけでも満足!

内容はやはり1を超えられない感じはあるけど、十分面白かった。

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はりぷ

1.51.2しか見たことないのですが

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

エイリアン2の放映が38年前ですか。。。

当時10歳のわたしは新聞屋に貰ったタダ券を握りしめ森小路ピカデリーに見に行きました。姉ちゃんとキャーキャー言いながら見た記憶があります。SFの世界観に圧倒され、地球外生命体に思いを馳せた素晴らしい作品でした。

その当時の内容に近い設定で進む『ザ、エイリアン』なエイリアンショーですが。。

ストーリーがなんつーか。

荒い

荒すぎていまいち没頭出来ない。主人公も周りも全員アホすぎて。
何度も同じ失敗を繰り返しながら追い詰められていく様は自業自得やんとしか言いようがないストーリー。

また、子供の頃は受け容れられた先進世界の科学技術の結晶たる設備の数々が、、

なんかすげえチープ。昭和やん。

モニターにドット文字が出てきたり、物理ボタンが多かったり。レバーデカすぎん?

もっと空想科学を発展させたSFにしてほしかったなあ。リアリティが減退するというか、もっと夢をみたかった。

あと自業自得の繰り返しにより生まれたラスボスが、、

え?デザイン悪すぎん?ヒトガタやん、

という最後の最後にエイリアン感の無いラスボス登場で更に残念感が高まり終了。

うーん。

まあ懐かしのエイリアンちょっと見れたからええけど。
もう少しあの生命体の生存意義とかなにか考えさせられる内容だったりとかすれば良かったんですが。

結論つまんないですね。
あとあんまり怖く無かった残念。

アンドロイドの設定はええ感じでした。もう少しええ感じで動かして欲しかったですね。

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tsigaa