「これぞエイリアンの緊張感」エイリアン ロムルス ささpさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞエイリアンの緊張感
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オールドファンはもちろんのこと、新規鑑賞者も堪能できる内容なのでは。
既に様々な方がおっしゃっているように、各作品のオマージュがふんだんにある。
満点にできないのは、「映画としてのエイリアンにおける映像美、目新しさ」が
最早困難になっていると思われるため。
とはいえ、「格差社会、若者の貧困問題」など今日的なテーマを扱っているので
この点も本作の悲劇的な内容に合致しているように感じた。
これまではどちらかというと、
「企業利益の犠牲となる従業員の悲劇」というニュアンスが強かったし。
これまでの要素を編集しただけでもこんなに面白くなるのかと思った。
その一方で、同じ手法、つまり「オマージュで売る」のはもう難しくなったので、
続編が本当にできるか心配。
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