「エイリアンファンなら満足できる良作!」エイリアン ロムルス 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
エイリアンファンなら満足できる良作!
クリックして本文を読む
シガニー・ウィーバーの魅力が深く残っているこの作品シリーズに対して、当然期待値はとても高かったです。登場するヒロインや仲間たちについては、大物俳優などは使っておりませんが、十分にエイリアン様の怖さを味わえたので至福の時でした。特にラストに出てくる不思議なエイリアン?ラスボス?については、言葉で表現できない不可解な感触がありましたが、ヒロインが助かるまでの一瞬一瞬が、めちゃくちゃハラハラドキドキでした。一旦は愛するアンドロイドとみごもった仲間と、無事安住の地に向かうというところでハッピーエンドと思いきや、最後に現れたエイリアンに度肝を抜かれました。しかし、そのエイリアンを撃退した時には、本当にヒロインにお疲れ様でしたと言ってあげたくなり、拍手したい気分でした。この作品は、出稼ぎに来た星の苦しい生活から脱出するために乗り込んだ企業の宇宙船のなかで起きたエイリアンパニックという設定ですが、その恐ろしさと恐怖の快感?はクセになりそうです(笑)。ヒロインはシガニー・ウィーバーの若手版というイメージで、持ち合わせた能力をフルに発揮していて、リスペクトできる部分も多々ありました。いずれにしても地球外生命体であるエイリアンの強靭な生命力は、人間が生み出した架空の生物とはいえ、まさに武器を持たなければ最強かもしれません。私はゾンビのようにも見えました(笑)。SFとホラーが大好きな方にとっては、素晴らしい宝物のような作品でした。
コメントする