「 エイリアン1と、事の始まりはもちろん違いますが、ハラハラドッキリ...」エイリアン ロムルス hiroishiさんの映画レビュー(感想・評価)
エイリアン1と、事の始まりはもちろん違いますが、ハラハラドッキリ...
エイリアン1と、事の始まりはもちろん違いますが、ハラハラドッキリ演出や大枠のストーリーは同じ。つまりはエイリアン1と同様のエンタメ性やスリラー感は健在ですので、1を観た方は心に余裕、観てない方はドキドキして楽しめる内容だと思います。
スピンオフゆえに世界観は小さいながらも、1にはない、人間の「宇宙耐性」に言及する視点もあり、その結論がまた、エイリアンとは違う新たな怖さを”生み”だします。
宇宙船の内装が古めかしく思いましたが、エイリアン1(1979年)と2(1986年)の間の時代の話ゆえに、当時の最先端SFセットに合わせたかと納得。エンディングの音楽もスターウォーズのジョン・ウィリアムス調で、「SF観た感」が増し、懐かしかったです。
とはいえ、VFXはもちろん現代モノ。この映画のキーの一つ、重力の有無加減の演出や、物語の終始舞台となる小惑星リング帯の映像はリアルに美しく、SFという、VFXをきっちりやってなんぼのジャンルで、しっかりと魅せてくれた映画でした。
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