劇場公開日 2024年9月6日

「傑作!!」エイリアン ロムルス ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5傑作!!

2024年9月8日
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若者が盗みに入った家にいたのはヤバい奴だった!ってつくりは「ドント・ブリーズ」そのまま!!

フェデ・アルバレス監督はサム・ライミ監督に見出されライミ監督リメイク作「死霊のはらわた」から、ライミ監督プロデュースの「ドント・ブリーズ」が話題となり、その後は北欧スリラーの傑作シリーズ"ミレニアム"から「ドラゴンタトゥーの女」の続編「蜘蛛の巣を払う女」でハリウッドメジャー映画の監督になってしまったなぁと思いました。
その後は(私は大傑作だと思っています)「悪魔のいけにえ」の正当?続編「悪魔のいけにえ レザーフェイス リターンズ」の製作をするなど、ホラー映画界のいい感じのポジションにいる良い感じの監督です。

本作「エイリアン ロムルス」ではSF映画は初だと思いますが、宇宙ステーションとのドッキングシーンや無重力表現、小惑星帯を常に窓の外に感じさせる背景の美しさなど、めちゃくちゃこだわっていてすげー!!と思いました。

ホラー表現はさすがに手堅く、しっかり怖くて面白い。
舞台美術はよくこんなに予算が集まったと思うくらい超豪華。植民地の惑星から宇宙ステーションまで実際に360°見回せるくらいセットを作りこんだようで、さすがディズニー 20世紀FOXと大巨匠リドリー・スコットのプロデュースだと思いました。

フェデ・アルバレス監督は巨匠に気に入られるのが上手いのかな笑

前半は映像が凄まじくて引き込まれたのですが、後半はほんのちょっとだけ映像が窮屈だったような。
貨物室を切り離すくだりは主人公が下に降りて上に登ってまた下に降りてと、もうちょっとスムーズにならなかったのかなーと思いましたし、ワイヤー引っかかてあんなに上手くレバー倒せるのなんて奇跡でしょ笑

ただ、ヤツのフォルムと表情はキモくてよかったですね〜笑

エイリアンファンとしてはグッズ展開をもう少し頑張って欲しかったなぁ。パンフレットの最後のページにフィギュアやグッズ載っているのを見るのが好きだったのですが本作は一切なし。
昔はフィギュアだけの展開でコウモリみたいな羽が生えたエイリアンや動物モチーフのエイリアンがあったり色々あったなぁと思い出しました。

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コヴェナント続編は作らないのかな?

ヘルスポーン