「高齢化問題を取り上げた映画になぜゾンビが?」GEMNIBUS vol.1 パックマンさんの映画レビュー(感想・評価)
高齢化問題を取り上げた映画になぜゾンビが?
途中までそこそこ面白かったが途中からゾンビ映画になってしまった。もっとこの問題を掘り下げて欲しかったし、バーチャルリアルティーと健康との関係を深掘りして欲しかった。このテーマにゾンビはいらない。
それから主人公の年齢設定が変。1965年生まれだと。話の設定が2035年だと言うから70歳か。70歳にしては老け過ぎている。2035年の70歳はこんなんじゃないだろう。また、このテーマで前期高齢者を持ってくるのは如何にもミスマッチ。作者は本当に老人問題を知っているのか?実際に現場をリサーチしたのか。高齢化社会の実態を知らない若い映像作家が、脳内のイメージで作ったような作品だと感じた。
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