アビゲイルのレビュー・感想・評価
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誘拐したバレエ少女はヴァンパイアだった! 踊りながら殺しまくる主演少女が凄いアクションホラー
誘拐したバレエ少女はヴァンパイアだった!
「白鳥の湖」の調べにのせて、誘拐犯が一人ずつ犠牲になっていく…。
とにかく圧巻は、踊りながら暴れまくるヴァンパイア少女を演じたアリーシャウィアー!
おびえる少女に、恫喝するヴァンパイア、バレエは踊るは、アクションもこなす。
キャラクタ造詣とも相まって、彼女の大活躍が凄い。
ミュージカル映画で主演を張っていただけのことはある!
ヴァンパイアが単なるモンスターでなく、かといって只のお涙頂戴でもないところがイイ。
誘拐犯メンバーの顔ぞろえも良くて、クールな実働担当、筋肉担当、元海兵隊のスナイパー、金持ち令嬢ハッカー、チンピラ・ソシオパス・ドライバー…。
主演の女性は作戦担当でしたっけ?(よくわからなかった私が悪い。)
みんな、すぐに酔っぱらうは、身元がバレバラだわと、選ばれたプロ集団とは到底も思えない。
・・・と思ったら実は理由があって、意外!
「そして誰もいなくなった」だったというのも面白い。
(人数少ないけど、また見立て殺人でないけど、)
ハッカー少女と筋肉担当の友情が、すごく良かったんだけど、何と大惨事に!!!
ヴァンパイアのルールの線引きも興味深くて、日光だけは効果てきめん!
当たると豪快、大爆発、粉々血まみれ!
終盤の、噛みつき、噛みつかれで大乱戦になるのも面白い。
一気に観れて面白かった!
期待度○鑑賞後の満足度◎ “たらふく血を浴びましたせいで胸一杯、腹一杯になりましたわ。何せわてら日に当たったりしたら昔は灰になったり焼けたりしましたけどな、最近は爆発しますんやで”(某吸血鬼談)
①少しも怖くなかったし、誘拐したアビゲイルを連れ込んだ屋敷なんかこういう映画の舞台としてはあまりにお約束通りでパロディかと思ったし、アビゲイルが吸血鬼の本性を現した後しばらくはコメディかと思った。
②が、その後はツイストの連続で且つ「吸血鬼版仁義なき戦い」みたいになって、クライマックスがああなるとは思わず、ラストに最後の一押しもあってやや胸焼け、腹一杯気味になったけれどもかなり楽しませて貰った。
③アビゲイル役の女の子、もっと可愛い子が良かったのではないかと最初は思ったが、ヴァンパイアの正体を表してからは演技力が必要になるから彼女で良かったのかな。
④ダン・スティーヴンスは『美女と野獣』(大好きです)以降パッとしないけど、そう思うのは私だけかしら。本作ではチャンと野獣になりました。
⑤アビゲイルのお父つぁん役、誰かに似てると思ったらマシュー・グードだったんだ。
“白鳥の湖”のなかで。
富豪の娘バレリーナの少女アビゲイルを誘拐した面識のない男女6人の犯罪グループに起こる話。
郊外の屋敷でアビゲイルを一晩監視、待てば多額の報酬が入るはずだったが、…アビゲイルから話を聞けば父は組織のボスで政界をも動かす実力者、…怯む犯罪グループのなか独りの男の死を機に焦り動き出す犯罪グループとアビゲイルの容姿に変化が…。
過去に息子の事で訳ありなグループ内の呼び名ジョーイと、子供であろうといざとなったらな他のメンバーと見せるなか、手錠の拘束を外してバレリーナの振りを入れてからの変身、逆に閉じ込められてるのは私達だったと気づいていくけれど。
変身して吸血鬼になってもバレリーナというキャラを崩さずターンや振りを入れながら人を追う姿がブレないキャラって感じで良かったし、少女アビゲイルの可愛さと怖さ、作品観てのハラハラもありで飽きずに楽しめた。
盛大な血祭り騒ぎ🩸
バレリーナの女の子がヴァンパイア🧛♀️で、誘拐犯にさらわれるという
設定がまずもって面白いと思いましたし、
チラシのビジュアルも秀逸、予告も面白そうに見れたことが鑑賞動機です。
私個人としてもヴァンパイアのミステリアスさが好きなので、楽しみに鑑賞しました。
前半の溜めが長いな・・・という印象ですが、
後半ジェットコースターのように、アビゲイルによる血祭りが凄まじく展開するので
ハラハラドキドキしましたね。
アビゲイルの子どもらしい可愛さと、ヴァンパイア全開時の恐ろしさのギャップが
すごく面白くてビジュアル的にも飽きませんでした。
アビゲイルを演じたアリーシャ・ウィアーもバレエ始めアクションも身体の柔軟さを活かした
見せ方が素晴らしかったです。
それから、ジョーイ役のメリッサ・バレラの主人公然とした佇まいも
かっこよかったです。
ヴァンパイア設定だけあって、噛まれちゃうとヴァンパイアになるんだなというのは、
サミー(キャスリン・ニュートン)が噛まれた後の見せ方でピンとはきていたものの
ほぼ全員ヴァンパイアになるとは思っておらず、途中で
「これ、全員ヴァンパイアになるんじゃね?ヴァンパイア戦争になるんじゃね?」と思いましたが、
噛んだ奴が死ぬと、噛まれたヤツはヴァンパイアにならないという設定も効いていましたね。
ヴァンパイアの苦手なものも、昔ながらの設定が踏襲されていて、それが希望にもなっているのですが、
太陽光を浴びたときのヴァンパイアの死に方が「ドッパーンっ」と弾け散り、周囲が血まみれになるのが
しつこいくらいで、最後半はもう笑いがでるくらいでした。私、頭の中で「ドッパーン」って言っていましたから(笑)
ヴァンパイアが悪いやつとして描かれているものの、アビゲイルがそうかと言われると、微妙なんですよね。
ヴァンパイアにはヴァンパイアの生きる世界があって、食物連鎖的な考え方をすると、
まあ、人間が弱いので食べられちゃうんだなと何故か冷静に受け止めていました。
締め方も嫌いじゃないですし、鑑賞後感もよかったので、私としては◯です。
ちょっぴり残念だったのは、キャスリン・ニュートンが少し『スイッチ』のときと印象が違ったことです。
『スイッチ』のときの彼女が好きだったなぁ。
もっと欲しかったかも
バレリーナでチュチュを着たまま誘拐した少女が実は吸血鬼だったという面白くならないはずがない最高のシチュエーション。
クルクル回ったり跳ねたりしながらのバトル!考えた人は天才か。
どんな斬新な◯され方をするのかドキドキしながら観てたが、なんと最初の被害者2人の直接的な◯戮シーンは見せずで本当にガッカリだった。
※これは後に述べる理由も影響しているとか?
意味ありげな佇まいの古い洋館も、もっと色々なカラクリがあっても良かったのではないかと思うほど捻りがない。
サバイバーフラグが早い段階で立っており、結果その通りだったのも素直すぎ。
あの人(ジョーイだっけ?)なんであんな完璧なプロファイルができるんだっけ。
サミーはゆうちゃみそっくりだった。
唯一最初から自分の好みで注目してたディーンはヤク中感がえげつなく、セリフを喋るだけでも笑いそうになったのだが、調べてみたらこのアンガス・クラウドという役者さんは昨年の7月に25歳で亡くなったそう。
しかも薬物の過剰摂取の可能性があるとのこと。
マジもんだったんですね。
ご冥福をお祈りします。
見た目がデモンズ
先の読めない展開で基本的には面白かったんだけど
アビゲイルの誘拐から正体現すまでがダルい
アビゲイルの正体なんぞ予告編やポスターの段階でわかってるんだから
その時間使ってアビゲイル自身やヴァンパイアの掘り下げをして欲しかった
映像のクオリティは良かったと思う
馬鹿みたいに血糊ぶちまけるの大好き
こっからちょっとネタバレだけど
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終盤の展開はお前らいつのまにそんなに仲良くなったの!?ってなったよ
序盤の指切りだけであの展開はちょっと無理ないか?
それも結局はアビゲイルというキャラクターの描写が足りないって事になるんだろうけど
全知全能に近いヴァンパイア
映画も始まって23分が経った頃にお目付け役のジョーイにアビゲイルが、こんな意味深な事を言う。
Abigail: Joey?
Joey: Yeah?
Abigail: I'm sorry about what's gonna happen to you.
ワンシチュエーションの撮影場所は、アビゲイル役の少しこまっしゃくれた、訛りのある英語を話す12才の設定のアリーシャ・ウィアーさんの生まれ故郷でギネスビアーの発祥の地であるダブリンにある、そのギネス邸で撮影されている。
もちろん、最近鑑賞した『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』のようにゴシック調の世界観の吸血鬼映画は山ほどある。あるが、この映画ほど愉快で無秩序でアップテンポなものは少ない。たとえば、チュチュを着た 12才の女の子のノスフェラトゥが首のない死体と、バレエのパ・ド・ドゥを踊るシーンは日本では決して見ることができないし、他には記憶がない。
息もつかせぬテンポと、ホラー映画であると同時にコメディ映画にもなり得るブラックユーモアに満ちた本作『アビゲイル』は、ほとんどの時間で非常に楽しめる作品だが、バロック風の物語の華麗さが過剰に重くのしかかるのと並行するようにビランが12歳の女の子の吸血鬼では単調になり、凄みのあるメーキャップも迫力が薄れていき、ワンシチュエーションの持つ繰り返しのような映像は、間延びをしたように負の作用も感じてくる。そうはいってもバレエダンスをはじめスタント・ダブルではなくアリーシャ・ウィアーさん自らがかなりアクションに挑んでいるのが見れば分かるかもしれない。
Abigail: There's a secret door in the library. The bookshelf
on the right wall.
"And Then There Were None."
6人の誘拐犯が人物を特定できないように本名ではなくニックネームでお互いを呼ぶことにしたのは、ある映画から拝借している。
ギミックを使ったゴアな表現はある意味、創造の範疇を越えているし、その事は佳境を迎えるラストシーンの血の池地獄で味わう事が出来ます。
何と言っても『マチルダ・ザ・ミュージカル』で見せたアリーシャ・ウィアーさんの演技力は大人たちを寄せ付けず彼女の人を引き付ける魅惑的な主役の演技がなければ、この本作品はここまでうまくはいかなかっただろうし、小柄な吸血鬼を恐ろしく、皮肉っぽくも滑稽に演じており、ピーター・カッシングでさえも撃退はできないかもしれない。
それを見逃さずにとくとご覧あれ!
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