「素晴らしい」アンジェントルメン Erinaさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい
ガイ・リッチーって結構観てるけど、自分の中ではあんまり当たらなくて、今回はガイ・リッチーというよりはアクション映画目的で行ったようなもん。
ガイ・リッチーは個人的にアクションシーンの迫力が好きだけど、長すぎるセリフに眠気がさすから苦手というか飽きてしまうし、面白いかと聞かれると面白くはないと100%答えていた。
今回正直言って、普通に面白かった。
え?本当に同じ監督の人?って疑いたくなるほど。
安定にアクションシーンは多く、デジタル処理が目立つものの、カメラワーク含め最高で、いろんな武器による攻撃で見応え満載でとてもよかった。派手だけど紳士的にスタイリッシュに魅せるのがガイ・リッチーらしさを感じた。
そして何よりも音響が素晴らしかった。そのシーンのセリフを引き立てるような音の強弱もよかった。
音楽、会話時の周りの音、銃声音、物を置いた時や水の音などなど、これは映画館でしか体験できないと思う。
また出てくる俳優、女優の引き立て方がとてもよく、全員が主役というか紳士淑女に見える魅せ方に感銘を受けた。
引き立ってない人が誰1人いなかった印象。
どのキャラも自然と推せる存在でした。
といっても私の推しはラッセンとアップル。どちらかといえばラッセン派😂
私も鷲掴みされた💓
ただマージョリーの能力の魅せ方だけは勿体なかった…え、それだけ?って思ったのは私だけでしょうか。、
結構コメディ要素も満載だったと思う。
欲しがっちゃうところや拷問の仕方も笑えたけど、何より、ころし方に何度か笑った😂
今回も安定にストーリーシーンが多かったんだけど、飽きさせない音響のおかげで眠気が来ることなく無事観終えた🙌
私の同じタイプの方、ぜひ劇場へ足を運んでみて下さい!
私はガイ・リッチーの中で1番好きな作品になりました!
そして何より実話ベースだったことにまたエンドロールで知るという。007のモデルになった方がいると言うのは知らなかった…イアン・フレミング(007著作者)がもと諜報員だったから自身のモデルがジェームズ・ボンドだと思ってた…(好きなのに知らなかったのが恥ずかしい…)
確かに言われてみればジェームズボンドっぽいような、、、😂
Mとか言うからめっちゃ007じゃんって思って呑気に観てた私、、、しっかりしろ!