「想定どおり?」劇場版 トリリオンゲーム 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)
想定どおり?
もちろん目黒蓮には興味は無いのだが、TVドラマも最後まで観てしまったし、ドラマでの今田美桜にはちょっと惹かれたので一応観てみた。
【物語】
ゲームで起業し、様々な事業を組み合わせてトリリオンゲーム社を日本のトップ企業に成長させたハルこと天王寺陽(目黒蓮)と、ガクこと平学(佐野勇斗)。しかし、1兆ドルを目指すハルは、次の戦略を練っていた。トリリオン社の事業と相性が良い事業としてカジノに目をつける。 その足掛かりとして、世界にカジノを展開している世界的実業家ウルフ(石橋凌)に強引に近付き、日本初のカジノ開設に手を組むことを持ち掛ける。
カジノ開設地候補としては瀬戸内の過疎化している小島に目を付けるが、島民の反対と先にカジノ事業に目を付けた財閥系トップ企業がライバルとして立ちはだかる。
ハル達は島民の民意獲得と、その先にあるウルフのパートナーとしての取り込みを目指して突き進む。
【感想】
まあ、想定どおり、そこそこの面白さだった。
ドラマと同じく“痛快さ”は楽しめるので、ドラマファン、目黒蓮ファンは満足できるのではないかと思う。
俺的にはドラマ同様本作の目黒蓮はちょっとウザく映るのだが、佐野勇斗がそのウザさを上手く中和していると思う。そういう意味での2人のバディー感は本作でも生きている。
一方、俺が楽しみにしていた今田美桜についてはドラマほどのインパクトが無かった。本作ドラマ版が、俺が彼女をじっくり見た最初の機会だったような気がするが、ドラマに登場するとハッとするようなインパクトが有った。 が、今回の映画で観た彼女は既に旬を過ぎたかのようにも感じた。俺の気の性なら良いが・・・
一方、福本莉子の魅力は増して来たかも知れない。TOHOシネマズに行けば嫌でも目にするから随分前から知っているわけだが、ドラマ版の頃は「最近良く見るようになったけど、イマひとつだな」と思っていたが、今回観ると魅力を増しているように感じる。最近劇場予告で毎回見せられている“お嬢と番犬くん”も楽しみになって来た(笑)
ということで、ドラマファン、目黒蓮ファン向けの作品です。