「相変わらず動機が薄い」劇場版 トリリオンゲーム ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
相変わらず動機が薄い
2025年劇場鑑賞48本目。
エンドロール後映像無し。
映画をやると聞いてテレビドラマ版を半年前から見始めたのですが、大体こういう時ドラマ版か面白くてあっという間に見終わるのですが、まぁこれが面白くなくて見終わるのに相当時間がかかりました。
面白くない理由に、まずなんでもかんでも上手く行きすぎてしまう。その上手くいく方法もこんな大金動く話にそんなうっすい方法で解決できるか?ということ、目黒蓮演じるハルの薄ら笑顏が気持ち悪い、そしてこれが一番重要なのですが、主人公たちがこだわる世界が手に入るくらいの金持ちにこだわる動機が描かれない、ということなんですね。ただ金持ちになって成功者になりたいなら、テレビ版の途中で300億手に入れるチャンスがあり、そんな贅沢もしていない様子だからそこでゴールでいいのに、なんか限りなく意味もなく金がもっともっと欲しいという薄い動機で話が進んでいくから何にも共感できません。
映画版もしっかりそこらへん踏襲しており、テレビ版の嫌なところ全部やってくれていました。まぁ、アニメ版を見たらかなりキャラが全員気持ち悪い顔をしていたので、それを忠実に目黒蓮は再現しようとしたのかもしれません。
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