「金(GOLD)は重いよ」劇場版 トリリオンゲーム りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
金(GOLD)は重いよ
世界No.1企業の時価総額と同等の1兆ドルを手に入れる目標を立て、トリリオンゲーム社を創業し、日本のトップ企業にしてきた天王寺陽と平学は、更なる金儲けのため、日本初のカジノリゾート開発に挑むことにした。世界一のカジノ王・ウルフと手を組もうとし、宇喜多とパートナー争いに勝つべく、岡山の桃木島で住民の賛同を得ようとし・・・さてどうなる、という話。
テレビドラマは未視聴だが、特に問題はなかった。
1兆ドル・・・150兆円??? 現在の時価総額だと3兆ドル超えの企業が世界には3社も有るから、まんざら夢物語でもなさそうな設定だとは思うが、何でカジノが岡山の島?
交通の便が悪そうな岡山の離島にカジノを作るなら宇喜多の言ってた様に、隣接した国際空港を作らないと海外から客は来ないよ。
後で無人島買ってたが、最初から無人島買ってカジノ、空港、港、ホテル、と作れば良いのに、なんて思った。
ウルフが金塊を運び出す時だけど、金の比重は鉄の倍以上(比重19.3)だから、あれくらいの大きさ(500ccのペットボトル位?)だと1つ10キロ弱は有りそう。アタッシュケースに10個くらい詰めたら100キロ?片手で持てるわけないが。半分の5キロだったとしても50キロ。両手に持てたとしても、もう少し重そうにしないとリアリティが無いと思った。
陽役の目黒蓮はアクションも良くてカッコよかったし、学役の佐野勇斗とのコンビも良かった。今田美桜と福本莉子の美女コンビも良かった。
カジノ王・ウルフ役の石橋凌の悪人ぶりもなかなかだったし、女ディーラー・ラモーナ役のシシド・カフカの謎めいた女も魅力的だった。
色々と雑な脚本と演出だったが、そこそこ面白かった。
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