「大スクリーンに映える映画」劇場版 トリリオンゲーム Bluetreeさんの映画レビュー(感想・評価)
大スクリーンに映える映画
ドラマの時から全話見て映画を前にもう一度見直したが、ドラマを知らなくても充分楽しめる内容。
脚本が朝ドラで酷評されていたのでもしかするとそこで嫌煙している人が多いかもしれない。ただ、そこに関しては原作者がイメージしているものとかけ離れないようにアイディアを出してくれているということなので問題なし!
今回ももしかするとドラマから映画までが短かったようなので構想自体はドラマ中から出来ていたかもしれない。
今回のテーマがカジノなのでポーカーのルールが分かるとより楽しいかもしれない。(わからなくても見ていれば何となく理解できる)
主演の目黒蓮さんは本当に手足が長くて飛び蹴りのシーンは何度も見たくなるほど美しい。
出演者のなかで1番背が高く吉川晃司さん、田辺誠一さん、シシドカフカさんという高身長な方と並んでも圧倒的存在感を放っていた
天王寺陽という2次元の胡散臭いキャラクターを陰陽を付けながら演技しているのはさすが。リアリティーもありつつ現実にはいないキャラクターを自分のものにしているのはすごい。
相棒のガクもビジュアルからかなり原作に近付いていてハルに翻弄されて振り回されているのは佐野勇斗さんだからこそ演じられたと思う。
今をときめく人気アイドル俳優を集めた映画のように思われてしまうかもしれないが今のご時世で失われつつある若者のハングリー精神や仲間との絆、やりたい事や夢を口に出してなにがあっても突き通すというメッセージ性も入れつつとても景気のいい映画。音響、アクション、カジノシーンなどは映画館で見るべき。
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