爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキットのレビュー・感想・評価
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正統派の素晴らしさ
基本的に正統派戦隊のブンブンジャー。その躍動感とポップな感じが好きで観続けてますが、ここのところ其々のキャラクターの特性があまり描かれていなかった。特にブンピンクの運転屋(だっけ?)の部分が描かれずにずっとバイトしている。作品のテーマである車要素も弱くなってないか?
しかし、今回の映画、そんな不満を一掃してくれた。サーキットという要素から、其々の特性を活かした展開、それをもう一度しっかりと描いている作品だった。「これがブンブンジャーだ!」という瞬間には、何故か不覚にも泣きそうになった。
脚本がしっかりしている上、画面構成の素晴らしさと共に小品ながらも良い映画を観た気分になった。
また、島本先生デザインの悪役も沢山の観れて満足!中古車には笑った😁
#ブンブンジャー
#島本和彦 先生
わざわざ劇場版にした意味
・総括
わざわざ劇場版にした意味を感じられない作品だった。敵キャラに魅力を感じないし、巨大戦は無いし、伏線も回収しない。はっきり言ってテレビ版よりも劣化してると言わざるを得ない出来だった。
■良い点
・登場人物が役割を全うする
登場人物にはそれぞれ○○屋という称号が与えられていて、今作ではそれを活かして敵を追い詰める展開が見事だった。
■悪い点
・ユーズド苦魔獣軍団
突然沸いて出てきた雑魚キャラ。どのように生成したのか一切不明。あっさり倒されて何のために生まれたのか分からない存在だった。
・サーキットグルマー
劇場版の敵だが、テレビ本編の敵との差別化が出来てないと思った。せっかくサーキット場を丸ごとイグニッションしたんだから、もっとすごい強みが欲しかったところ。実にもったいない。高速移動ができるんだから先斗とスピード対決してほしかったけど、それもなかった。ほんと期待外れ。
・ニコーラ王女
見た目は可愛くて好きだが、バックボーンの掘り下げがいまいちなので、自分でハンドルを握る決断に納得感は生まれなかった。他人に決断を任せた描写が皆無だったのだから。あと、意味ありげに何度も見せたペンダントが特に意味もなかったのが本当に許せない。何だったの?あれ。
例年の如く
ライダー映画に寄生し、貴重な上映時間と予算を奪う仇敵。
去年のキングオージャーはまあまあ面白くて見直したのだが、今作は歴代でも特に酷い。
どれだけキモいユーチューバーを擦り倒すんや。
エンドクレジットも一番最後だし。
今年はライダーが巨大戦闘あるから、ロボ戦無しな、と釘を刺されたかの様にアッサリ終わる。
火薬とヒカキンを使わずにもっと別のことに予算使えば良いのにな。
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