仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイクのレビュー・感想・評価
全12件を表示
1年間の集大成に相応しい映画
公開初日から今まで、物語と関係性の美しさに惹かれて6回ほど劇場に足を運び鑑賞した。
ガッチャードを1年間見てきた人間として、俳優の成長や物語の文脈の厚さ等をひしひしと感じた。元は90分越えの構成を尺の都合上泣く泣くカットした場面も多いと聞くが、未来の宝太郎と現代の宝太郎の団結して戦おうとする意志やりんねとの戦友としての絆を尺に収まるように丁寧に描いていた。「りんねの言葉は宝太郎にとって呪いなどではなく、ずっと傍で見守る祈りである」、「りんねは宝太郎と一緒に戦い続けたかった未練から20年間宝太郎を見守るケミーに成り代わった」この描写を入れ、宝太郎とりんねのふたりは恋仲ではなく信頼し合っている戦友として最後まで描ききってくれたことに感謝したい。
また、テーマ曲が流れるタイミングが絶妙で、夏になったら何度でも思い出すであろう最高の映画になった。
良くも悪くもいつものガッチャード感漂う映画
個人の独断と偏見を含んだほぼ酷評なので注意
・60分の尺にしては登場人物が多い
まずタイトルにある通りデイブレイクの変身者の未来宝太郎
役者の好演もあってか感情移入がギリギリできる人間味のあるキャラには見えるが逆に現代宝太郎が人間味がないという意味ではミスマッチを感じた
何十年も苦しんだ割に急に立ち直る所は(尺の都合だろうが)現代宝太郎と共通してたのかな
そしてTVシリーズのメンバー
りんねはただ宝太郎と隣にいて戦いたいという戦友関係の落とし所は無難とはいえそれでも役者の可愛さ以外は薄味なキャラクター止まり
スパナ錆丸蓮華は取り敢えず現れたドレッドルーパーらと戦うだけ
風雅はいつもの偽の体で変身もせず序盤少しでるだけ
ミナト先生は…自由な錬金術でもやってたんかね
折角宝太郎とりんねと一緒に未来へやってきた加治木もノルマ頑張れ仮面ライダーするだけ
・仮面ライダーレジェンド
門矢士のカメオは内心盛り上がりはしたがそれも今流行りのノスタルジア演出でしかなくガッチャードの尺割いてまで出る必要がカグヤを短時間で再起成長させた風に見せる為だけでそのカグヤも出る必要は新仕様のレジェンドケミーカードの販促以外にないので余計に本筋割って入るにはノイズになる
なのにその本筋やレギュラーキャラよりは比較的説得力がある描写になってるのは皮肉めいている
小島よしおや避難所の少女はまぁ出てたね、以上。
改めて60分でやるにはキャラも多い上に薄味で印象に残りにくい
・アクション
ただ次の展開に繋がるための、ノルマ消化のような淡白な戦闘が多い
仮面を被った三人組幹部もパッと出てパッと処理される
ドラドに関しても謎に巨大化して分離し亜空間に逃げる始末
そんな中次の新ライダーのガヴの客演がありアクションだけならここがこの映画一番のハイライトになってしまっている。
これはガヴがよかったのかその他のアクションが不甲斐ないのか
・TVシリーズから続くケミーと錬金術の設定の粗さ
これは相変わらずでその上人物描写に尺を割こうとするとその2要素が疎かになるというジレンマも抱えている
(ザ・サンは未来りんねに意志を乗っ取られたり錬金術に関しては後出し上等なので論外等)
・終盤
ケミーと人間の想いを合わせて敵を倒す流れもこの映画内でここまで至る文脈もなければ理屈なんか関係無しで勢いで誤魔化すには唐突過ぎる、
(比較するのも野暮だがまだ去年の劇場版仮面ライダーギーツの、四人に分けられた英寿が次々捕まって残り1人がどの英寿が分からない所で無謀ながらXギーツに立ち向かう、諦めず願い続ける信念を持つ英寿と分かりそれに呼応した仲間達が彼が勝つ事を信じて託された願いから英寿がギーツワンネスに変身して信じ合える仲間達と前にの流れの方が納得できる。)
他にもテレビシリーズで描かれた暁の錬金術師の絵がデイブレイクに書き換えられてそれを映画の経験をしたであろう現代りんねが確認してたりと元の暁の錬金術師どこへ?粗や矛盾のようなものを感じる箇所はあるにはあるが省略
・まとめ
表向きは熱くて楽しそうな絵面、そこに付随する脈絡がない1月程度経てば内容も忘れるような薄いストーリーにアクション展開(実際主人公のはずの現代宝太郎について語れる事が殆ど思い浮かばないくらいには薄い)
一本の映画としてのクオリティは散々だがファストフード感覚で仮面ライダー映画っぽい何かを楽しみたいなら全然ウェルカムな作品
これは良い!最高かも!!
すみません、本当に最高だったのでネタバレアリにさせてください。かなり長文です。
私はガッチャードかなり好きなライダーの中の1つで、映画も期待してたんですが、予想を超えてきましたね。。
宝太郎×りんねのカップリングに公式がここまで本気だと思ってなくて、予想以上に濃く描かれていて公式の""本気度""がうかがえてめちゃくちゃ良かったです。
今の宝太郎は普段、未来の宝太郎のことを「デイブレイク」と呼ぶのですが、ここぞというときに「一ノ瀬宝太郎!」と叫んでいたところも良かった。あの状況から一緒に前を向くまで持っていったのは宝太郎パワーでしかない…!
それにグリオン様の、本編でもじっくりと描いていた性格の悪さと、結局のところ操り人形でしかなかった。という滑稽さもなんというかグッときました。公式はどうしてこうグリオン様の扱いがうまいんだろうか…
あと個人的に最高ポイントがあって、そこが終盤の応援パートなんですよね。
応援パート事態はよくあるというか、ありがちなんですけどあそこにケミーが加わるとひと味もふた味も違ってくるんですよね。
第一話で、現代の平和な世界でカードから解放され人々を襲っていたケミーという存在が、自分達から味方として人々に近寄っていく。それに答えるように人々も笑顔を取り戻す。そこに悪意のある人間はいなくて、廃坑してしまった未来であっても誰一人としてマルガムにはならない…というこの対比がとても美しいかったです。
それとスパナがエンディングでガヴから貰ったグミを食べてたところ、良かったですよね…人を信用しなかった彼が、人から貰ったものを平気で口にしている。この描写がスパナという男の一年間の成長を描いていると思います。スパナは自分自身の力でかなり成長しているキャラクターですしね。
レジェンド関連も良かったです。
門矢司はあくまでも「通りすがる」だけなんです。助けはするけど過度には干渉しない。それはきっとカグヤクォーツという男を信じて成長を見守っているからなんです。坊やと発言した(したはず)のもカグヤ様の性格を知っての上でしょうし。レジェンドライダーも出してくれてありがとう…たまに見たくなるんだよ彼らの姿を…
あとはガヴパート、これはマジで不穏でしたね。なんというか普通じゃないというか。主人公らしからぬというか。明らかにピンチの人間に対して、普通はグミなんて渡さないと思うんですよ。特に主人公というキャラクターなら尚更。彼はきっと人間という生き物から少しはなれたところで生きている人なのだろうと考えてしまいました。
あとはやっぱりデイブレイク!カッコいいんだこれが。DAIGOさんの演技が宝太郎にかなり寄せていたところも「これは未来の宝太郎なんだな~」とわかりやすくて良かったです。DAIGOさん普通に演技がうまい。怒りをぶつけるシーンの迫力が素晴らしかった。
変身後もカッコいい!イグナイターとベルトがほしくなってしまいます。マントはずるいんですよ…!どうやってもカッコよくなる。
最後の強化フォームも後ろにTHE SUNがついていて後ろを預けているように見えるのがすごい良かったです。フォームまでもが宝太郎のカップリングを推している…
最後にグリオン様のベルトにルービックキューブついてて良かった。早く発売してくれ。買うから。
ブンブンジャーは良い意味でいつもどうりの戦隊映画でしたよ。強いて言うなら巨大戦がなかったのがちょっと寂しいくらいですかね?安心してみれます。あと錠さんのバク転がカッコ良かった。HIKAKINさんは…まぁいなくても成り立ちはしたかな…?とにかく、豪華なテレビ本編だと思って貰えれば大丈夫かと思います。サーキットグルマーは声含め安心感がすごい。流石関智一さん…
拙い文章だし、あっちこっち言ったりきたりですみませんでした!
けど、とにかく最高でした!!!二回目行きます!!!
ありがとうございました!
ガッチャードはテレビ2話までと、前回のギーツとの共演映画まで観た。...
ガッチャードはテレビ2話までと、前回のギーツとの共演映画まで観た。
DAIGO、ウルゼロの頃よりはマシな演技…
ディケイド顔見せは嬉しいが、レジェンドのライド選択は…クウガ、もうイジらんで欲しい。
錬金術よりは魔法の方が説明付くけど、ウィザードいるしね、うん。
巨大ラスボスもういいよ。
またもディストピア
正直、テレビシリーズのガッチャードはあまり好きではない。ガッチャガッチャ、うるさいと思ってしまう。子供の頃からこういうのは好きじゃなかった。
錬金術が魔法との違いが上手く描けているとは言えない部分も、魔法で良いじゃない?と思ってしまっていた。
で、その映画版。期待してなかったけど、面白かった。
仮面ライダーの映画では、何故かディストピアモノが多い。
今回の特徴は現代と未来が同時に展開する事。未来の自分と出会う事。それが成功している。
絶望していながらも戦うしかない未来の主人公が、過去の、あの頃の純粋な自分と出会う事で、もう一度立ち上がる。なかなか良い展開だ。
終盤、りんねの魂がケミーに宿っているのも、理屈はよくわからないけど、ケミーという存在をよく活かしていた。人ではなくなってるけど、心は生きている。切なくて良い。ある意味、原作ライダーのオマージュとも言える。
皆の応援で力を得るのも、最近はやり過ぎでありきたりになってはいるものの、ケミーを通してライダーに力が届くのも、勝利のロジックとしては良く出来ている。
ただ、少し短いので強引ではあったかな?もう少し時間が欲しかった。
余談ですが、未来の世界がある意味マルチバースになっているという事は、「オーズ」10周年映画の未来はマルチバースという事で良いですよね?
#仮面ライダーガッチャード
他のみんなが言ってるような高い評価はできない
・総括
他のみんなが言ってるような高い評価はできない。尺が短いのに無駄な要素が多いし、そのせいで仮面ライダー映画として重要視すべき要素が割を食う結果となってしまったのは残念で仕方がない。良いところはもちろんあるが、悪いところがそれを上回っているので、最終的な評価はかなり低め。
■良い点
・デイブレイクは救われた
絶望しかなかった未来において、デイブレイクが心理的に救われたのは素晴らしい点。おまけに本編とちょっとリンクするところもあったのも評価できる。
・仮面ライダーガヴ
先行登場した新ライダーで、今までとは明らかに違うことがよく分かった。ベルトが直接腹から生えてるみたいだし、アーマーがぷるぷるしてるのも面白かった。次の1年に期待できる。
■悪い点
・劇場限定フォーム
個人的に一番の問題点。レインボーよりもどういった点が強くて、ラスボスにどう効果的なのか全くわからなかった。ノルマとして出しました感が強く感じられた。劇場版として一番やってはいけないことだと思う。とても残念だったし、怒りを覚えた。
・ギガントライナー
未来へ行くために4体のケミーを合体させて誕生したが、なぜその4体でないといけなかったのか明確な説明がされず、必要性を感じられなかった。終盤でも登場したが、なんかノリで出ましたって感じで、存在に必然性を感じなかった。
・ホッパー101
可哀そうなケミー。登場経緯がほんとに不明。人々の想いがなにか作用したのか?なぜあのタイミングで誕生しなければならなかったのか?首をかしげるばかりだった。新フォームに必要なのにこの扱いはあまりにもひどすぎる。
・デイブレイクになった理由が不明確
「りんねが死亡し、悲しんでたらなんか変わった」程度のことしかわからず、納得感が薄かった。結局デイブレイク化は、何がどのように影響した結果なのか示されずとても残念だった。本編登場時から知りたいと思ってたのでなおさら。
・りんね以外の死亡の描写が不十分
セリフと墓のシーンだけでさらっと語られてしまったので、デイブレイクの悲しみがどれほど深いのか理解できなかった。浅い感情移入しかできなかった。
・小島よしお
研究をしていたというが、具体的に何を、何の目的で、どのように研究していたのか分からなかった。終盤に求めていた反応を得られたようだが、それを使って特に何かするわけでもなかったので、彼は必要なかったのではないか?
・榊一香
モブキャラかと思ったら、いつの間にかりんねと名前で呼び合ってたし、敵キャラとも面識があったみたいで困惑した。本編にもいたキャラだっけ?と思ったが、初登場のキャラみたいでやっぱり掘り下げが十分でないなと感じた。
・特殊バリア解除装置
無くても展開に支障がないレベルの無駄なアイテムだった。グリオンの基地に入るのに必要なら、使わせないためにグリオン側が何かしら対策を講じるべきだし、それをどう掻い潜って使うのかを描写すべきなのに、そういうのが一切なかった。この要素を削れば、他の描写不足を補えたかもしれない。
・錆丸と蓮華の戦闘
ケミーを身にまとって戦っていたのは驚きだが、今までのケミーライザー召喚と違う点が明確にされず、不可解が勝ってしまった。
・りんねの特殊能力?
ザ・サンのカードにりんねの意識が移ってたけど、あれはどういった錬金術なのか?本編でヒントになるものあったかな?心当たりがない。
・鏡花とミナトの関係
本編でそんな素振り一切見せてなかったのに、急に見せられても困惑するだけ。本編内でそれとなくほのめかす描写があればよかった。
・設定消えた?
過去の自分と接触するなと言ってたデイブレイク。しかし、がっつり過去の自分と握手してた。良いのかよ、それまで服を触ってたからその設定生きてたと思ったのに違うのかよ。タイムロードで時間移動したわけじゃないからセーフ?過去の自分が未来に来たからセーフ?そんな限定的な設定に意味なんてあるのか?
・現代を襲った目的
上で味方側の問題点を挙げたが、敵側も相当問題を抱えてる。まず現代を襲った理由が「この時間は存在してはいけないから」というふわふわな理由。干渉しなければいい話で、わざわざ消しに行く理由として不十分。敵側の目的は「絶望を集め、完全になる」だけで良かった。絶望を集めることがなぜ完全につながるかの説明は必要だが。
・タイムスリップの方法
なんか穴をあけて、そこを通ったら現代に着いた。原理が分からないので、鏡花の作戦に納得感は生まれなかった。
・冥国のデスマスク
グリオンの新部下として登場したキャラ。特殊能力を持ってたが、攻略の面白さを描き切れず、サクッと倒されてもったいないなと感じた。本編キャストを出すために無理やり作ったキャラなのかなと邪推してしまった。
・ラスボス
グリオンが冥国王を吸収したと思ったら、逆に吸収されていた。だからって物語に影響はないと感じた。素直にグリオンが冥国の力を使って巨大化したとしても問題なったと思う。グリオンがかっこ悪く見えるだけなのに、わざわざこの要素を入れた理由が知りたい。小一時間問い詰めたい。
・ケミーと人間の想いを一つに
言いたいことは素晴らしいが、前振りがないままこんなことを言われてもついていけない。人々がケミーとかかわってきた描写がないのに、急に手元にやってきてケミーと心が通じ合ったと言われて、どうして納得できるだろう?絶望を取られ、抜け殻のようになった(これも意味不明だが)人が正気になっても、その喜びに共感できなかった。終盤の大事な展開でこの始末だから、評価を上げるのは不可能だ。
未来の宝太郎が生きる世界に涙
テレビシリーズでガッチャードデイブレイクの声のみアテレコしていたDAIGOさんが満を持して顔出し出演と話題になっていたので映画館に足を運び鑑賞しました
ゲスト俳優とはいえ実質DAIGOさんが主人公の作品だと思いました
DAIGOさんが演じる20年後の宝太郎は荒廃した世界で絶望と落胆の中でただ一人戦ってきた人で、壮絶な雰囲気を醸し出しているDAIGO宝太郎の孤独を考えると序盤から涙が出てきました
テレビシリーズで未来から来た仮面ライダーガッチャードデイブレイクに助けられた現在の宝太郎が今度は未来へ行きデイブレイクを助けようと奮闘する世界です
現在の宝太郎とは違ってしまった世界に生きる20年後の宝太郎は声を荒げ怒りをぶつけることもあるのですが、現宝太郎やりんねたちに出会ってだんだんと希望を取り戻し、ふとしたときに本当にこの2人は過去と未来の同一人物なんだと思えるほど現宝太郎に寄せて行ったDAIGOさんの演技が素晴らしかった
2人が揃ってダブル変身するシーンは見どころのひとつです
20年後の宝太郎がDAIGOさんでよかったと現宝太郎が舞台挨拶で述べていましたが私もそう思います
お二人はよく似ている
DAIGOさんにキャスティングした方は鋭い目をお持ちだなと感じました
ウルトラマンサーガに続き仮面ライダーでも見事にヒーローを演じたDAIGOさんに拍手を贈りたい
未来から今度は現在にまたやってきてくれないかなと見終わってDAIGO宝太郎にまた会いたくなりました
未来パートが酷すぎる
現代パートは平成ライダーや新ライダーなど見所があり、楽しめるのですが、未来パートが酷すぎました。
何か全体的にチープというか、突っ込み所が非常に多いです。泣ける映画にしたいと脚本家の方が仰られてましたが、どこで泣いたらいいんでしょうか。ダイゴのアップも演技も、劇場ではキツいです。ラスト辺りで小島よしおのノリを出されると、興醒めもいい所です。
なぜ未来の宝太郎を現在の宝太郎が励ましたり、鼓舞してばかりなのでしょうか。未来の宝太郎にも、未来で出てくるキャラのどれにも感情移入が出来ないので、どんな辛いシーンになろうとも、お芝居を見てる気分にしかなりません。親子愛も入れたかったのかもしれませんが、その部分も蛇足にしか感じません。
もっとドラマパートを削って、明らかに短いラストバトルの箇所と、様々なキャラの活躍が見れた現代パートを増やして欲しかったです。
ファンにも、子供達にも、どちらにも不義理な作品だなと感じざるを得ません。
映画での新フォームも大して目新しいことはしないですし、正直レインボーガッチャードやゴージャスで戦えば、今回の敵はあっさり倒せそうなのも残念でした。
ブンブンジャーは非常に面白かったので、そちらとゴージャスが出す平成ライダー、新ライダーガヴの活躍をスクリーンで観たいという方以外には全くお勧めできません。これまでの中でもかなり酷いライダーの映画でした。
ガッチャード決定版!
仮面ライダーガッチャード番外篇!本編のデイブレイク篇の続編…成長した宝太郎たちがデイブレイクがいるパラレルに移動してグリオンと戦う物語。付箋は回収しつつ、ガッチャード決定版だと言える内容だった!本当に最高だった!パラレルもののなかでは最高です!
薄味その2
2024年劇場鑑賞189本目の2。
ガッチャードデイブレイクは文句なしでカッコいいです。中身がアレですが声だけの演技よりはまだ良かった気はします。ところどころハラハラする演技してましたが。
現在と未来をまたぐ話なので壮大になりそうなのになんか話が狭いんですよね。不思議な立ち位置のレジェンドの持ってるストーリーは壮大なものを感じるのですが・・・。冬はそこらへん中心に映画化してくれないかな。予告でも出ているのでネタバレにならないと思うので書きますが、レジェンドの出すライダーってゴージャス化するはずなのにどうしてそのまま出てきたんでしょうか。クウガ大好きなので何人か出てくる中に選ばれたのは嬉しいことは嬉しいのですが、魂ないのが攻撃してもそこまで感動はないです。今作最大のサプライズであり、それで0.5加点したくらいの嬉しい出演があったのですが彼こそ戦って欲しかったですね。
本編自体はシンプルなストーリー過ぎて、ようするにめっちや悪いやつに絆と根性で立ち向かい、最後はがんばえーかめんらいだー!ととうとうプリキュア映画化してしまってかなりしんどかったです。
後新ライダーのガブがかなり魅力がなくて次の1年が非常に心配です。素肌にベルト直付けはキツい・・・。ベルトの変なキャラクターもちょっと・・・。
まさかの
同時上映のブンブンジャーで気分がバクアゲになった後だったが、とても楽しめた。
まさかの井上正大さん演じる門矢士が出てくるとは予想外、劇場もざわめいた。
ガッチャード、というより宝太郎の1年間の集大成にすることによって話がわかりやすくなっている。
小島よしおさんの「ガンガン頑張れ!頑張れライダー!」はとても印象的。
見に行く価値はあります
サブタイトルの通り
未来のデイブレイクが主役の話。
テレビ放送がイマイチ面白くないので期待値は随分低く、例年のライダー映画に対するお布施感覚で観に行ったのだが、良い意味で大きく裏切られた。
以下つらつらと
兎にも角にもデイブレイクが超絶格好良い。
ホッパーとライナー、そしてザ・サン。
あんなに格好良い変身シーンは歴代でも指折り。
クロトとデイブレイクの関係がなかなかにエモい。
クロトは尽くす女が似合うなぁ。
ミナト先生デスマスクは俳優の底力を上手くアピール出来ていて良かった。
スパナ&ラキのデスマスクは薄味だったが。
グリオンさん好きなんだけど、どうしても小物感が悲しい。
ザ・中ボス臭。
加治木いいヤツ。
デイブレイクも加治木には強く当たらないし、大切な親友だった感が出ていて良かった。
クライマックスの「頑張れ、仮面ライダー」の声には痺れた。
正直レジェンドは嫌い。
ディケイドで良くね?と思い続けて約半年。
今作に関しては本人が公認しているので、仕方なく渋々応援。
がんばえー、レジェンドー。
ガヴさんことグミのライダー。
カートゥーン調で何処と無くエグゼイドっぽい。
かなり期待値は低いが、果物のライダーは傑作だったので密かに期待している。
プラチナの方がレインボーより好きなので活躍してくれて嬉しい。
ミラクルもファイヤー味が有って好印象。
それにしてもニジゴンはシリアスな空気を破壊する夾雑物だな。
おっぱっぴー。
ギリギリ世界観を壊していない、及第点。
某同時上映ではキモいユーチューバーを擦り倒して、盛大にスベっていたのを考えれば、かなりマシなのだろう。
総評:エンディングにてデイブレイクが冥黒王を倒すのは確定してる訳だが、逃げる冥黒王を追い続けるデイブレイクと云う構図はこれからもデイブレイクの客演に使える良いギミックだなぁ。
全12件を表示