夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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役者の演技力>テレビ的ご都合主義
テレビドラマ的ご都合主義なストーリー展開が
随所に見受けられたが役者の演技力で 丸め込む。
柳楽優弥を久しぶりにスクリーンで見たくて行ってきた
ディストラクションベイビーズ 以来か?
朝ドラ以外見たこと無かった女優もどんな感じなのかと興味もあったし。
安易な演出や飽きさせないストーリー展開
は、良くも悪くもテレビ的だが
見所満載の面白い映画だった。
気になったのは 安易に20年前の是枝作品『誰も知らない』への
オマージュみたいな描写だ
トランク・母子家庭の母親・女の子と化粧品…
両作品とも柳楽優弥主演
山下卓斗役の中学生も20年前の福島明とカブる
新感覚ラブストーリーでした。
サスペンス或いはミステリー物かと思いましたが、結末は恋愛物でした。
真珠は最初から純愛だったけど、アラタは真珠に触発され最後に純愛に目覚めるという展開。
しかも二人は最初から運命の糸で結ばれていたとは。
死刑囚との恋愛というあり得ない設定でしたが、観終わった後、不思議な余韻に浸りました。何だろう、この感覚…。
柳楽(夏目アラタ)さんはちょいワルな児相職員役がぴったりハマってましたし、黒島(品川真珠)さんもサイコパスな役の熱演が良かったです。
最近は日々のニュースや映画の中でも毒親の存在が目立ちますよね…。 「あんのこと」もそうでした。
日本の親たちよ、しっかりしろ!! って思いました。
想像を超えたストーリーの先にある愛
会ったその日に結婚しよう。しかも相手は死刑囚。普通そんなのあり得ない。でもそこから始まる実に良く出来たストーリーですね。
原作読んでないですが想像を遥かに超えておもしろかったです。
殺人事件を扱ってるのでもっとサスペンスタッチでミステリアスな作品だと思っていたら、純粋なラブロマンスも絡んで来るとは恐れ入りました。
柳楽優弥・黒島結菜の両名は元ヤンキーと謎深き死刑囚と役柄にピッタリはまってました。死刑囚マニアなる者を演じた佐藤二朗さんは相変わらずコミカルでおかしかったし、弁護士の中川大志くんも良かったです。
真珠の歯がクローズアップされる場面が度々ありましたが、あの歯も見事に作り込まれてましたね。
僕は法廷シーンの緊迫感とか好きなんですが、それを味わえたのも良かった。
ちょっと分からない所もありました。太ったり痩せたりする真珠ですが、幼少期に成長を早めるためにたくさん食べて太って行くのは分かるのですが、看護学校の頃は痩せてますね。その過程が分からなかったです。もう一つは真珠の今後の戸籍の事。真珠は真珠であって真珠では無い。戸籍無しで結婚とかどうなるのとそんな事が気になってしまいました。
アラタと真珠は会うべくして会った。真珠には匂いでアラタとの再会だと分かっていたのでしょう。
見た後の安堵感も得られたこの作品が漫画を原作にしてるとは驚きです。漫画の世界の無限の可能性を感じます。
いい映画を見ました
不気味さがたまらない
死刑囚との留置所・裁判所の狭い空間でストーリーが展開される。留置された死刑囚なのに何が起こるかわからない雰囲気に怖さを感じる。序盤から多くの伏線が散りばめられており、終盤は全てがつながりだし夢中にさせられる。
黒島結菜さん、よかったです!柳楽優弥さんはもちろん
10年くらい前のCM、NTT docomo『想いをつなぐネットワーク』編で彼を待つ、けなげで可憐な女子高生を見て「なんて可愛い女の子⁉︎」って思ったのが黒島結菜さんを知った最初だったと思います。
CM曲『SPICY CHOCOLATE「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」』がとても印象的で今でも聴くとウン十年前の青春時代を思い出し年甲斐もなくキュンとします。(オヤジのキュンって気持ち悪いかも?)
その後、野菜ジュースのCMでも初々しい新社会人っぽい雰囲気に好感を持ち、近いところでは一人暮らしを始めることになりお父さん(松重豊さん)を寂しがらせておきながら、「遊びにおいでよ!」って喜ばせるツンデレの可愛い娘さんにとても好感を持ちました。でも家を出る理由が『島唄』の息子さんとのできちゃった事実婚かも⁉︎って思いとても落胆しました!(CMだってば!)
関係ない枕が続きましたが、それくらい私の中では黒島結菜さんはCM女優のイメージだったんですが今回の役どころは新境地というかこれからさらに羽ばたく代表作になる予感がします。『見えない目撃者』の吉岡里帆さんみたく。
お年寄りには自分を『ボク』って呼ぶのには違和感がありますが、それはさておき気迫満点の演技には驚きとともに彼女を見る目が大きく変わる作品でした。マウスピースや特殊メイク、ここまでやるとは『天晴れ』です。
柳楽優弥さんを翻弄する二転三転するキャラは本当にサイコパスっぽく、でもラストの展開や本当の初めての出会いの種明かしには少しホッとします。
柳楽優弥さんは想定通りで何の文句もございません!役所広司さんをして「やっと柳楽くんに追いつけた」と言わしめただけのことがあります。(この部分だけを切り取られ誤解を招いていると役所さんはおっしゃってましたが)
とにかく主役お二人のスクリーンいっぱいの表情合戦!監督曰く『顔面歌舞伎』はまさに言い得て妙です。最初の真珠(黒島結菜さん)登場シーンの闇の中に光る眼の不気味さ、その眼がまたクルクル変貌していく様は見応えがあります。
堤幸彦監督作品は私の中では当たり外れがありますが、今回は間違いなく『当たり』でした。隠し技・ネタがたくさんありそうなので2回目の挑戦も近々したいです。面白かったです。
追伸
いつものことですが封切り初日夕方の回、観客は最後列横並び両手で足りてしまいました!
繰り広げられる心理戦からの結末。ちょっと期待しすぎたかな。
原作は知りません。予告で見て堤さん演出だし面白そうだなと思い見てみましたが期待しすぎたか自分的にはいまいちでした。
得体の知れない不気味な品川ピエロを黒島さんが演じてますが、ちょっと自分としては違和感のある演技でした。ま、難しい役どころではありましたので。
役柄的に個人的には杉咲花さんが演じたらもっと化けていたかなーと思う感じでした。
ま、でも黒島さんも頑張っていたと思うし、決して下手ではないんですけど。
でも個人的にはこの役に対してもっと振り切ってやれるんじゃないかなーって思いました。
柳楽さんや中川大志さんなど出ている役者さんは安定の方々ばかりなのでそのあたりは安心して見れました。
ただ、なんというかストーリー的にはちょっとよく分からないというか、イマイチな感じがしました。
特に小ネタとかもなく堤さんの演出って感じもしなかったし、配信とかになったら試しに見てみる感じでいいかと思います。
可もなく不可もなくって感じです。
黒島結菜の演技に拍手!
原作は未読。
被害者の頭部の隠し場所を探る為、死刑囚と獄中結婚をするというとんでも設定に惹かれ、公開を楽しみにしていた作品。
主役は児童相談所職員の夏目アラタ(柳楽優弥)と連続殺人犯品川真珠(黒島結菜)。
面会室と法廷の場がシーンの大半であるものの、先の読めない展開と、二人の駆け引きに目が離せない。
特に黒島結菜のイカれた演技は必見。何が本当で何がウソなのか。そして、コロコロ変わる表情に何をしだすが分からない危なさ。サイコチックなヤバいキャラクターを見事に演じてました。
かと思えば、クライマックスでまさかあんな感動を受けるとは!
想像以上に良い作品でした✨
また、主題歌であるオリヴィア・ロドリゴの「ヴァンパイア」も作品のイメージとリンクしててとても良かったですね☺
⭐︎3.8 / 5.0
9月6日(金) @映画館
夏目アラタの結婚
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予想外の展開😳きっと最初と最後で、真珠が違って見えるはず🥹運命の人を信じてみたいって思いたくなる後味の良い映画🎬
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原作ファンです。
原作完結まで既読です。原作未読の友人と鑑賞。
2人とも楽しめました。
原作完結以前の撮影であったことや、2時間という制限の中で原作の重要な要素が大幅に削られていましたが、ミステリー要素をたぶんに感じさせる導入、登場人物も読者も同様に引き込まれていく品川真珠の魅力が上手く表現されており事前に下げておいたハードルを十分超えてくれる出来でした。
中盤から後半の解決パートの駆け足や映画オリジナルの部分は前半の期待を上回るものではありませんし、
12巻に及ぶ原作を超えるものでは当然ありませんが1本の映画として納得が出来ない程ではありません。
原作の登場人物達の感情の変遷や深いテーマを2時間で描こうとするのは不可能で、2時間にこの物語を纏めてくれたと思えば良い映画であったと原作ファンとしても感謝しています。
ラブシーンに流れる曲は少しだけミスマッチかな?
この映画に魅力を感じた方は是非映画とは違う動機、結末を迎える素晴らしい原作も読んで頂きたいです。
口臭
気にならないのかなあ…アラタ、キスしてたけど。
あと真珠の声が良すぎて発言が全て正当化されてた。(私の中で)
綺麗な肌、整った顔立ち、可愛らしい癖毛、凛と張った涼しい声、ガリガリの体型、病巣だらけの口内、真珠を構成する要素全てがミステリアスで"それ"らしい。
でも"それ"らしくなった原因の半生は同情しちゃうけど、その同情って難しい。かわいそうってどうしても対象を下にみてる言葉だし、言われたくないよね。まさにあれか、同情するならなんとやら。
自分では選べない生いと親からの愛と呪縛に苦しみながらも必死に生きてきた人生を他人から「かわいそう」って言われたくないよね。あまつさえ「かわいそうな人を救ってあげたい」なんて発言凄いな、神を気取ってオ◯ニーからの自己陶酔賢者モードは色々痛い。最初は弁護士の態度がまさにそれだったから真珠からすると利用しやすいのかと思ったが、アラタおまえもかーい。児相職員になった理由が薄っぺらくて拍子抜けしたけど劇中のアラタのキャラの成長具合を反芻してすごい納得した。
評価を上げるにはまず下げるところから描くのね。
本当の自分を知って真剣に向き合って欲しいって欲望はみんな持ってそう。真珠はそういう人を待ってたんだね、アラタに再会できてほんとによかった。
再会できなくても連続殺人鬼にでもなれば向き合ってくれるひとは必ずいるか。愛じゃなくて好奇心や憎悪なんだろうけど。
ふと沸いた疑問なんだけど委託殺人してたのはガリガリのとき?
バラバラにしてた時の背中はふくよかだったけど、時系列ってどうなってるんだろう?
看護学生(ガリガリ)→バラバラ期間中(ガリガリ→ふくよか)→逮捕(ふくよか)→獄中(ガリガリ)
ってこと??
裁判や面会ってあんなにほいほいすすむもんなんかな?
血液がどうのとか裁判前に捜査しとくもんじゃないのかな。(その辺は主演二人の怪演に見入ってしまって後から沸いた疑問なんだけど)
てかそもそも自◯希望者が真珠に集まってくるのって何故??
原作があるみたいだから読んでみようかな。
にしてもアラタも真珠も、真珠と文通してた子供も、みんなどっか壊れてるんだろうな。
その中でも純愛はあるんだ。やっぱり愛ってすごいや。
事前情報なしでの鑑賞がオススメ
圧倒的「夏目アラタ(柳楽優弥)」の映画。このような純愛の形だってあってもいい。今作を観ると運命の赤い糸ってやっぱりあるんじゃないかなと思ってしまう。黒島結菜さんを筆頭に脇を固める役者陣が素晴らしかった。
面白かった!
サスペンスからの、ラブストーリーとは!事前情報なさすぎた(笑)
嘘のような展開でした。
特にラストはかなり良かったー!
ただ勿体無いのが私で、強いアレルギー薬のおかげでウトウトしてましい、、、0.5マイナス→御免なさい。
再度、WOWOWでいつか復習します!
くんかくんか
連続バラバラ殺人事件の犯人として退歩され、一審で死刑判決を受けて控訴中の女と獄中結婚することになった児相職員の男の話。
異臭騒ぎの通報で警察が訪れたアパートで、バラバラになった遺体をカバンに入れようとしていたピエロ姿の太った女が捕まり巻き起こっていくストーリー。
なかなか無茶苦茶な理由で巻き込まれ、ひと肌脱いで面会に行って、そんな理由でした求婚?という流れと、妙なリアクションの心の声でちょっと序盤は安っぽく感じたけれど、だんだんと心の声は減っていき、何を考えているかなかなかみえない真珠と、見透かされまいとするアラタの駆け引きがなかなかアツい。
モモちゃんはちょっと余計だったけれど、友情出演の殺人犯マニアを絡めつつ、法律によほど詳しくないと解らないようなネタを織り込み真実に迫っていく、ちょっと異質のサスペンスであり、それで終わらないヒューマンドラマでもあり、ちょっとあり得ない様なところもあったけれど面白かった。
黒島結菜 新境地かな?
初めは ミステリー?と思って見てましたが だんだんと ロマンスっぽくなり
これは 見るの間違えたかな
やはり洋画が良かったかなあ て思ってしまいましたが、最後のシーンで ああ
納得でした。
待ってた!意味が ようやく 理解できたので まぁ 満足です。
死刑囚との獄中結婚から始まる危険な駆け引きの行方を描いたサスペンス...
死刑囚との獄中結婚から始まる危険な駆け引きの行方を描いたサスペンス映画。
主人公・夏目アラタを柳楽優弥、死刑囚・品川真珠を黒島結菜が演じ、佐藤二朗、中川大志、丸山礼、立川志らく、市村正親が共演。
純愛物語かな、、いいね!
面白い
まず柳楽優弥さんと黒島結菜さんの演技が上手くて、キャストが最高、この一言でしょう。
原作を知らなかったのですがストーリーにも引き込まれ、アラタと真珠から目が離せなくなる。いつの間にか2人に共感してしまって、ラストは胸が熱くなり、驚愕、感情的に揺さぶられる、思わず、涙しました。ただのホラーじゃない、社会的な問題も浮き彫りにしているようで、胸にしっかりと残りました。本当に最高でした。
とくに、黒島さんの表情やイメージが、段々と真珠にしか見えなくなり、翻弄され、いつの間にか応援してしまっていた…どうにかして幸せにしてあげたい、笑顔が見たいとすら思うほどに笑、、とても良かったです!!!!
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