「ラスト近くまで釘付けでした」夏目アラタの結婚 くまちさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト近くまで釘付けでした
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原作未読です。
後半、ラスト間際までとにかく楽しませてもらいました。
ずっと緊張感があって、真珠さんへの「信じてあげたい」とアラタへの「騙されるな」が常に自分の中でせめぎ合っている感じです。
裁判が毎回面白くて、真珠さんが初めて語ったあと検察が間髪入れず「加害者はどうやって殺したのか」と言い出した時など、どうなるのかと本当にワクワクしました。
知能指数のくだりもすごく納得がいって、脱走するあたりまでは釘付けでした。
それまでが怒涛のミステリーだったせいかもしれませんが、脱走した辺りからがいやにフワッとした?ような印象。
最後アラタが真珠さんの幼少期と会っていたくだりについては、好みもあるとは思いますが、個人的には急にアラタと真珠さんを安売りされたようでガックリ来ました。
アラタが過去に見た可哀想な子の話をした時にまさか違うよな…?という気はしてしまっていたので、ここにきて自分でも予想出来るオチを付けられたのが安売りと思えてしまったのかもしれません。
ラスト近くまではとても面白かったです。
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