「出だしからぐいぐい映画の世界に引き込まれました。」夏目アラタの結婚 のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
出だしからぐいぐい映画の世界に引き込まれました。
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予告を観て想像していたのと全然違ってびっくりした。
ホラー、サスペンス、法廷モノ、ラブストーリーと移り変わり、最後どうなるの?とドキドキしてたら、オチは真珠の初恋だったんかい!というラスト。
前半の死体解体や児童虐待が全部吹っ飛んで、帰り道、なんか幸せな気分だった。
佐藤二朗さん、「あんのこと」で観た時よりバージョンアップした変な人の役だった。
キモ!!!の二文字を進呈します。
死刑囚の人たちにちょっかいをかけることをやめることができない自分の闇に、まず向き合いなさい。
現代にこういう人、いそうだし、いるんだろうなー。
今回、私が感じたのは、その人の成育歴は、歯に出るということ。
親に手を掛けられて育った子は、20歳で永久歯はそろっていて、歯並びもキレイ。
かたや、歯医者に行くことを親に禁じられた子の歯は、ボロボロ。
私は、実際に、40代で歯が一本もない男性に会ったことがあります。
にかっと笑うと、歯茎のみ。
ホラーかよと、背筋が寒くなった。
毎日の丁寧な歯磨きや、歯科に歯のクリーニングに行く習慣は、きちんと親からインストールされていないと、身につかない。
真珠の歯、ちゃんとケアをしてあげてね、アラタくん。
この映画が、もし小説だったら、読み始めたら徹夜で朝まで泣きながら読むコースでした(*^▽^*)
2時間で終わる映画でよかった。
主演2人には、スタンディングオーベーションです。
出だし、アラタに真珠に会ってとお願いする少年のリアルなお母さんにも、拍手を送ります!
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