「テンポがよく最後まで引き込まれました」夏目アラタの結婚 naoさんの映画レビュー(感想・評価)
テンポがよく最後まで引き込まれました
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原作漫画は3巻くらいまで読んだコトがあった程度で観に行きましたが、ストーリー展開のテンポがよく、黒島さん演じる真珠の行動、言動が全て計算?それとも素?殺した?殺してない?と観ながらどっちだ?っと柳楽さん演じる夏目アラタ同様にココロが振り回されながら観てたらあっと言うまの2時間で楽しめました。殺人事件そのものではなく、あくまでもアラタと真珠のココロの読み合いが焦点になった演出になっている為、殺された人たちの「みんな死にたがっていた」という殺人に至る動機付けは説明不足で弱かった部分が気になりましたが、まぁ2時間と言う枠内に納めるには、削らざるを得ない点ではあったかなとは思いました。
漫画を再現したような黒島さんの顔芸、柳楽さんの目力演技はとても良かったです。ただ、どんな過去、理由があったにせよ、真珠コワッって気持ちは最後まで拭いきれなかったので、受け入れられるアラタも充分おかしい人なんだと思いましたw
結局、どこか似たモノ同士の恋のハナシだったんだろうなと言う感じです。
今回は堤監督のトガりすぎた演出も抑え気味で知らずに観たら堤さんが監督だとは気がつかないくらいだと思います。
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