「かつては悪ふざけが過ぎて作品を台無しにしてきた堤監督だが、」夏目アラタの結婚 ムーランさんの映画レビュー(感想・評価)
かつては悪ふざけが過ぎて作品を台無しにしてきた堤監督だが、
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本作は真面目モードで上手く作品を纏めたと思ったのに、最後でこれまた台無しにしている。
結局、柳楽は幼き頃のヒロインに出会っている。
これは余計だろう。
確かに劇中、ヒロインが匂いを気にする伏線はあったものの、
これでは、
対等な立場で見てくれる相手を待っていたはずのヒロインが、
幼き頃に手を差しのべてくれた(可哀想と見た)相手を待っていた印象になってしまった。
これでは真逆の意味にならないか?
なんともスッキリしない作品だった。
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