ツイスターズのレビュー・感想・評価
全344件中、261~280件目を表示
美しきトルネード・チェイサーのトラウマ
『ツイスター』と言えば、1996年にスティーブン・スピルバーグ製作の元で公開され、牛が竜巻に吹きとばされるシーンが印象に残っている。本作は、その作品のリメイクではなく、別のシチュエーションとして、オクラホマのトルネード・ロードが舞台。命知らずのトルネード・チェイサー達が、巨大な竜巻を鎮めようと、果敢に挑んでいく物語の流れは同じ。
オーソドックスなパニック・アクションで、特に大きなサプライズの展開はないが、5年前の巨大竜巻に巻き込まれたトラウマを抱えていたトルネード・チャイサーが、新たな仲間に支えられて再起していく内容。次々に発生する巨大竜巻に挑んでいく中で、対立するライバルのトルネード・チェイサー・チームとの競り合いを絡めていくことで、アメリカ好みの困難に立ち向かう、サクセス・ストーリーにも仕上げている。
そのトルネード・チェイサーで、若き天才気象学者・ケイトを演じるのが、『ザリガニの鳴くところ』で、主演のカイアを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズ。愛らしく美しい顔立ちの中に、芯のある強い女性を演じ、個人的にも今、一推しの女優さん。本作の様なパニック・アクションでも、トラウマを抱えながら、最後は自分の信念を貫き、その壁を打ち破っていく、逞しく美しい女性を演じ、その姿に魅了された。彼女を観ているだけで、癒される作品のため★4.5。
ケイトは、学生時代に自分の失態から竜巻の調査チームの3人を亡くす過去背負っていた。そんなケイトに、嘗てのチームの1人のハビが、彼の新たなチームに、ケイトを招き入れる。しかし、当時のトラウマから抜け出せないで、思うように動けないケイト。そんな時、ライバルチームで型破りのトルネード・チェイサーのタイラーに出会い、刺激を受けることで、調査への意欲が高まり、自分に課せられた使命に気づき、再び巨大竜巻に立ち向かっていく。
巨大竜巻の映像はCGを駆使して、その猛威と恐怖を煽ってきたが、改めて、アメリカ大陸での竜巻被害は、桁外れの規模に驚かされる。日本では、これほど巨大な竜巻は土地柄、起こることは無いのであろうが、最近では、日本でも竜巻被害のニュースを耳にすることも多くなり、この所の猛暑も含めて、気象が大きく変動していることは、間違いないようだ。
「パンパース」を「おむつ」と字幕にする感性(笑)
俺的には アメリカンヒロイズムの典型作品に感じた。
コレ マジ真面目な感想 『雲仙・普賢岳 テレビ📺放映 に 学べ❗️』
あんまり 未知の領域 危険なのに決まってるのに 近づくのはどうかなぁ。
まあしかし エンタメ アメリカン🇺🇸ヒロイズム ←災害映画というより
として見れば 俺の経験値的に 普通のエンタメだった。
ただ、同じようなシーンが多いのが 当たり前だけども玉に瑕
コレは 過去の観測データに・・という前振りあるけど
そこら辺は 皆さんがスクリーンで確かめて
有料🈶パンフは
①娯楽の瞬間値エンタメ としてみた人は 不要かも
②大自然の理屈を知りたい探究心のある人は必須 専門家の解説等盛りだくさん
変な感想だけど 俺 人生で竜巻🌪️経験してないから未知の世界
だけど 本作はエンタメなだけに 竜巻に対する危機感薄まった。
あっ 作中の フジワラ効果 フジタスケール・竜巻のレベル←有料🈶パンフに載ってるので是非購入を
でも 観客全員 竜巻🌪️が来るって 織り込み済み で観るから 結構普通でした。
劇中 映画館出てきて フランケンシュタイン❓みたいな 昔のモノクロ映画出てくるけど
観てるこちらの映画館 より 作中の映画館の観客が盛況には少しニヤけた。
アメリカ🇺🇸の田舎の単館映画館は 集客力がハンパないんだね
ディジー・エドガー🟰ジョーンズ女👩 グレン・パウエル🧑男 2人の主役感もハンパ無い。
実に アメリカ🇺🇸的な アメリカンな娯楽作品
ただ、俺には 同じような画面続くし トラウマ とか カタルシス 普通というよりイマイチ
ただ ぶっ飛んだアメリカ🇺🇸 ヒロイズム 的ではあります。
大画面が良いかどうかは シロウトの俺にはわからない 普通の画面スクリーンで観ました。
大画面IMAX 、Dolby も是非 お試しください。
まるでアメリカのドキュメンタリー
気象学が好きで竜巻から人民を救おうとするケイト。始まってすぐ、竜巻に仲間が消されてしまう。それから復讐の為に竜巻と闘うのかと思ったら、5年後になった。ケイトはニューヨークで自然災害を防ぐ仕事をしていた。すると学生時代の友人ハビに頼まれて故郷のオクラホマへ。そこで出会う同業者達とユーチューバー達とのやり取り。ずっとバタバタ。
とにかく竜巻のニュースといえばアメリカの印象。日本のニュースであんな大きいの見たことないが、アメリカでも、そんなにしょっちゅうやってくるのか?てか、竜巻を弱める方法なんて存在するの?セリフを聞いてるとマジで科学的にあるみたいに思えた。そのせいもあって、フィクションじゃなくドキュメンタリーを観てる気持ちになった。でも、あんな危険な所に車で行くのはあり得なくね?バンバン飛ばされんじゃん。それにしてもアメリカって竜巻対策してないの?民衆を映画館に避難させてんのに、破壊されちゃうなんて雑過ぎじゃね?最後なんてケイト死んじゃったかと思うくらい危険でしたね。中盤あたりまではずっとハラハラドキドキで楽しかったんだけど、ストーリーが進まないで同じシーンの繰り返しを観てるみたいで少し飽きちゃった。何より残念だったのはケイトが科学的な開発に関係してなかった所。天才って言うより経験値の高い奴だったな。
楽しかった、怖かった、見てて疲れた笑 これを見て初めて、 竜巻って...
楽しかった、怖かった、見てて疲れた笑
これを見て初めて、
竜巻って過ぎちゃったら一気に無くなるものだと実感した
来る時も早いし、台風とは全然違いますね
それと、
アゴ割れ女性の中のいい女率って、
そこそこ高くないですか?
大当たり。
今思えば予告編の出来がとても悪かった。主演のデイジー・エドガー=ジョーンをはじめ出演者がコメントし竜巻の映像が挟まるという内容で作品の本質を全然紹介できていない。グレン・パウエルのコメントはないし。(彼が出演していることは今日まで気づかなかった)
よくあるハリウッド発のディザスター(災害)もので、非科学的な設定にCGの荒っぽい映像がくっつき、ご都合主義のストーリーが乗っかっているやつかと思ってしまいましたよ。(ほら「〇ルケーノ」みたいな。)
でも監督は「ミナリ」のリー・アイザック・チョンだしな、昔の「ツイスター」もヤン・デ・ボンが監督で面白かったしな、と思いつつ観てみたらこれが大当たり。とっても面白かったのです。
そもそもこれはパニック映画ではない。竜巻チェイサーが2チームあり、こちらから竜巻を求めていく、いわば冒険もののニュアンス。そしてどちらのチームも民間グループであり、保険金や補助金云々という話はあるものの政府がどうのとか軍がどうのこうのとかいう権威主義的匂いがない。とってもアメリカ的なのです。
この2チームが竜巻を追い求めてオクラホマの田舎を西へ東に走り回る中盤の面白さは格別です。もちろんヒロインは竜巻を止める研究をしているということなので映画は終盤、話をまとめる方向に向かっていきますがこれはしょうがないでしょうね。若干、もたもたするところもあってあと15分ほど尺を詰めることができていたらもう最高でした。
期待していなかったドラマ部分が良かった
とてもアメリカンな挿入曲がとても良い
2時間があっという間!!!
「日本は自然災害が多い国」と言われることが多いが、果たしてそうなんだろうか?
地震は多いけど建物の耐震化は進んでいるし、
水害(台風、大雨)は、低地を避ける、土砂崩れなら避難する、など対策が容易。
それに比べ、竜巻は違う。
家もクルマも根こそぎ吹き飛ばしてしまう。
被害は局地的かもしれないが、それでも甚大だし、事前にできる被害を減らす対策もなさそう。
やれても命を守るための地下シェルターぐらい。
で本作。
竜巻の映像の迫力と、時々ぶつかってくるモノにやられながら、
「映画館で鑑賞する」ことの醍醐味を味わえる。
ウリの映像だけでなく、主人公の成長、仲間との友情、共同体意識、強欲な投資家、そういった固い話と、適度なユーモアを入れて退屈させないので、2時間ちょいがあっという間。
監督の前作「ミナリ」とは全然違うが、エンタメ超大作も撮れることを証明したと思う。
光の点滅シーンがあるので後方がおすすめ&展開はわかりやすい
今年280本目(合計1,372本目/今月(2024年8月度)5本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「赤羽骨子のボディガード」→この作品「ツイスターズ」→次の作品「DUNE/砂の惑星(初代)」)
いわゆる自然災害ものですね。日本では竜巻は突発的に起きることはありますね。
ストーリーとしては発生した巨大竜巻に関して何ら関係のない人々が集まって竜巻を何とかしようという趣旨のストーリーで、それ以外のダミー描写等がないため展開としては結構わかりやすいです。
一方字幕がマニアックな部分があったり、この映画を見られた方は程度の差はあっても気にされた方もいらっしゃると思うのですが、どこかで必ず音楽が流れているので(ロックかジャズ?)、元の音声が聞き取りづらいところがあります。かといって字幕もちかちかするシーンがあるので、そこがちょっと厳しいかなといった部分があります。
とはいえ、展開としては非常にわかりやすいですし、明日(日曜日)も「インサイド・ヘッド2」などと並んで本命対抗(競馬新聞じゃないけど)になるのではと思います。
採点に関しては以下を考慮しています。
------------------------------------------------------------
(減点0.2/「ヨウ化銀」(AgI)が何を意味するか分かりにくい)
ちらっとだけ説明がでますが、ヨウ化銀は空中から巻くことで「人工降雨」を期待して使われるものですが、映画では若干違う使い方をされています。
つまり、台風・竜巻に関してヨウ化銀を使用することで竜巻の湿度を下げる作用を期待するものですが、ヨウ化銀のこの用法はあまり知られておらず(日本は台風国なので、人工降雨はほとんど必要がない。第二次世界大戦前にはこっそり研究はされていたが、結局実証実験程度でそのまま大戦に突入した)、もう少し説明が欲しかったかなといったところです(ただ本気でこの話をすると学部レベルの化学科の知識になるし難しいところ)。
------------------------------------------------------------
竜巻カウボーイと、竜巻シティガール。
竜巻ディザスター映画と怪獣映画は、どこか通ずるものを感じないだろうか。
突如として脅威が現れ、人々を恐怖に陥れ、街を無惨に破壊し、尊い命をいとも簡単に奪い去っていく。
その脅威に、どうにか立ち向かおうとする人々の勇姿を、ドラマチックに描く。
かく言う本作も、まさにそういう内容だった。
人気YouTuberという時代性の新要素を加味しつつも、陽気さと悲しさを兼ね備えたノリは前作と同じだし、
竜巻と宿命の関係で結ばれた人々が、目的一致のもと共闘していくところなども同じだ。
ふたご竜巻、火柱竜巻、暴れ竜巻、MEGA竜巻という様々な種類の竜巻が出てきたのも楽しかったし、
グレン・パウエルの、ニカッと余裕そうに笑う良い意味でのふてぶてしさも良かった。
ただまあ、総評すると、こんなもんかな、というやや平凡な感想になる。
正直なところ、見せ方が悪いのか演出が悪いのか、竜巻自体の迫力がイマイチだった。10年も前の映画の「イン・トゥ・ザ・ストーム」の方がインパクトがあった。
あと、三角関係っぽい展開が中途半端だった。
前作みたいにしっかり意味があるような展開には思えなかったし、
せっかくなら、ケイトが恋人を喪ったという設定を止めて、仲間を喪ったという設定だけにして、ハビの片想いも無しにして、
で、結局ライバルだったタイラーと結ばれて…というベタなオチの方がまだマシだった気がする。
そもそも、せっかく約30年ぶりの続編という割には、ニヤリとさせるサービス精神が全然無い。ヘレン・ハントがカメオ出演くらいのサプライズは欲しかった。
ちなみに4DXだと、鑑賞に支障が出るレベルで揺れまくるので、ご注意をば。
迫力の映像だけじゃなくドラマも
Dolby Cinemaで鑑賞。
この時代に作られる竜巻映画となると、映像の迫力に期待してしまう。ハードルを少し上げた状態での鑑賞だったが、その期待に十分応える迫力だった。車や建物を破壊し、人間たちも巻き込んで突き進む竜巻の怖さを、これでもかと見せつける映像に圧倒されてしまった。これはすごい。同じアメリカ人でも住むところが違えば危機意識もまったく違ってくるのだろう。危機意識を持っていたとしても吸い込まれてしまうのが龍巻きの怖さ。人の生死を分けるのはいつもちょっとしたことだ。恐ろしい。
話としても冒頭から結構驚きの展開。予告編で見ていたあの人達がメインではないのか。ケイト目線でいえば、失敗、挫折を乗り越える物語になっているし、タイラーの存在が最初のいけ好かない感じから徐々に変わっていく流れもいい。グレン・パウエルってちょっと嫌な奴からいい奴に変わっていく作品にちょうどいいイケメンだ。これからもこんな役が多い気がする。
昔上映された映画「ツイスター」は面白かった印象が残っているが、本作は続編ではなくまったく別物。でもどちらもスピルバーグ先生が製作総指揮だったりするのは面白い。「ミナリ」を監督したリー・アイザック・チョンがどこまでできるのか不安もあったが、こんな映画も見事に面白くしてくれた。今後も期待の監督だ。
⭐︎4.3 / 5.0
「You have a gift.」
全344件中、261~280件目を表示