ツイスターズのレビュー・感想・評価
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ディザスタームービー…?
恐怖の竜巻から逃れるために知恵を絞るディザスタームービーだと思ったら、なんだかちょっとジャンルが違いました。
目的はあくまで「竜巻を手懐ける」ことであり、逃げるどころか竜巻のど真ん中に突っ込んでいく。なんならそれをアクティビティにしてる人々もいる。日本ではあまり馴染みがない竜巻ですが、大災害の認識だったのでフィクションとはいえ序盤のストームチェイサーやファンの立ち回りには驚きました。
物語のプロットは王道で意外性はなく、個性的なキャラクターがたくさん登場しますが深い掘り下げもなく、災害の恐怖を映像で堪能できるかというと尺が短い。普通に面白いけれど、突出した部分はなく、個人的はもっとvs竜巻が観たかったな。
何とかしたいからこそ立ち向かう
映画を観たネタバレにならない率直な感想を綴ろうかと思う。
よく個人的にはネットニュース等でアメリカの竜巻に纏わる未曾有の災害を映像や写真を通し被害の大きさを見て絶句してしまう。
映画を見てふと気になった。
アメリカではどうなんだろう。
これから先地球温暖化でさらに竜巻が起きるリスクも高くなると同時に頻繁に発生する可能性も当然ながらあり得る未来が待ち受けている。
我が身を捨ててでも、竜巻とどう向き合い、被害を最小限に食い止めるには何をすべきか。今当に研究されている事案だろうだけに、強い気持ちを持ち竜巻に立ち向かった姿は見ていて思わずかっこいいなあと思った。
きっと天国で亡き仲間たちも、竜巻と戦っていたんだよ~ってのがあればなおグッとくるが、あくまでも科学的根拠に基づき竜巻と対峙するストーリーには不要だったねΣ(´∀`;)
正統派ディザスターもの
トラウマティックな体験をした正義感の強い天才肌少女が、仲間の助けを得てその元凶に近接した事象に立ち向かうことで、元々の生き生きとした心を取り戻し、しかも人々を救う…なんだったら友情と恋愛もゲットしちゃうぜ、という、ストーリーだけを取り出せば古式ゆかしささえ感じさせるような王道の作品である。竜巻追っかけYoutuberたちが出てくるなど新しげなところもなくはないが、彼らも結局主人公に助けられる側に回り、勇者は主人公一人なのである。途中で国旗を背負っちゃうし(そういう柄のシャツを着るのだ)、アメリカを救うヒーロー誕生というわけである(知性ある女性+野性ある中西部代表、ということで現在の米大統領候補両者のイメージを足して2で割ったようなキャラ造形と思う)。個人的には、Youtuber 軍団、中でもドローン戦士が好きだったので、もっとみんなで活躍してほしかった。/というわけで、ディザスターのワクワクが前面に来てストーリーからは意識が反れるので、4DXで見て正解であった。
楽しめた!
タツマキの暴れるところ
うんちくが多く目新しい映像は全く無い
思ったより良かった、ってなる。
これはスクリーンで観て良かったです
竜巻カウボーイ
90年代は「ツイスター」「ボルケーノ」「ダンテズ・ピーク」など自然災害映画ムーブメントがありましたが、たまにはそういう映画を、と言うことで
「ツイスターズ」
過去のトラウマを抱える気象マニアの主人公と「竜巻カウボーイ」グレン・パウエル!
「竜巻カウボーイ」!
声に出して読みたいネーミングです
この「竜巻カウボーイ」、「ストームチェイサー」と呼ばれる気象マニアのユーチューバー
「ストームチェイサー」とは気象図を参考に独自に嵐を追うマニアらしいのですが、大谷翔平の関係者で「ストームチェイサー」がいることをご存知でしょうか!?
エンゼルス時代の同僚(WBCアメリカ代表の四番打者)、あのマイク・トラウト!
幼少期から気象予報が大好きで、常に気象図をチェックし、嵐が近づくと車で観測に行くほどのマニアらしい(同僚も悪天候だと試合前、トラウトに尋ねるのが常)
アメリカの野球選手は野球以外にも才能ある人が多く、日本の野球選手にはあまり聞かない話(日本人プレイヤーは野球○○が殆どなので…)
夏に観るには最高のデートムービー
自分含むアラフィフ世代にとって、竜巻(トルネード)といえば野茂英雄ですけどね オワリ!
映画館で映画見るのっていいですね!
とにかく初っ端からガツンとかましてくれます!
轟音を唸らせオクラホマの大地から天高く伸びる巨大竜巻!それを我先にと、泥を跳ね上げ追走するピックアップトラック!そして走行音がやかましい車と親和性が高いのは単純なリズムが心地よいアメリカンハードロックだ!
これらを劇場の巨大スクリーンと大音響で体感できたのは本当に幸運でした!しかもIMAXで!!
余り劇場へ来る事のない自分ですが、ユーネクストの未使用ポイントを消化するためというケチ臭い理由から久しぶりの映画館へ。というか、世の中にはこんなにも頻繁に映画館へ行く人がいるのか!とこのサイトにきて逆に驚いています。
それはともかく、現在劇場公開されているラインナップ、個人的にはどれも決め手に欠ける感じでとても迷いました。そして最終選考に残ったのが「デッドプール&ウルヴァリン」と本作で、「デッド~」は1も2も見てないし、X-MENシリーズも一つも見ていないため、前作を遥か遠い昔に劇場で見た事のある「ツイスターズ」を見る事に。
事前に前作を見直すこともなく全くの丸腰でやってきて、IMAXなんて偉そうに言っても、人出の少なくなる遅い時間の上映を選んだら自然とそうなっただけなのですが、しかしそれらの偶然が全ていい方向に転がった感じです!
志を同じくする友人や恋人に囲まれ「竜巻を手なずけろ!」と若さゆえの万能感に満ち溢れる主人公ケイト。これから自身の開発した竜巻を消し去る薬剤の実証実験のため、竜巻に接近するというのにウッキウキです。しかし案の定そんなのぼせ上った態度は大自然の力の前に粉砕されます。
だいたいありとあらゆる物を巻き上げて空高く吹き飛ばす竜巻に近づくのに短パン履いて足晒してるっていうのはどうのなか?
自らの軽率さが招いた事とはいえあまりに大きな代償を払い、彼女の青春の思い出は苦いものとなってしまいました。
そして月日は流れ、ケイトは竜巻頻発地帯の故郷オクラホマを遠く離れたニューヨークでオフィス勤めですが、同じ苦い思い出を持つ旧友ハビの頼みで、ハビの竜巻観測システムの研究に力を貸すためオクラホマへ1週間の期限付きで戻ってきます。
そこでは脳内麻薬を分泌するためだけに竜巻を追いかけまわす「竜巻カウボーイ」のタイラーが幅を利かせており、彼と彼のファン達が竜巻の発生を今か今かと待ち構えている様子はちょっとしたお祭り騒ぎです。
こういう界隈が寄り集まってワイワイやっているのを見るのは、彼らの趣味に興味が無くても妙に楽しいものです。菅原文太のトラック野郎シリーズを思い出させます。
(欲を言えばケイトのチームとタイラーのチーム以外にももう二つ三つ個性的なチームがあると嬉しかった)
さて、この竜巻カウボーイのタイラーですが、とにかく彼の愛車のピックアップトラックが良いのです。ケイトやハビのチームが乗るトラックがピカピカに白いのとは対照的に、相当使い込まれて赤色の車体も汚れでくすんでいます。
そして竜巻を追っかける為に色々カスタムされており、雹よけの金網や竜巻に突入しても飛ばされないよう大地に固定できるドリルが付いていたり、花火を打ち上げるための筒が付いていたり!?街宣車のように車外にスピーカーをつけてローハイドのような音楽を流しています。本当にバカな車なのですが、特定の目的のために特化したマシーンはやはり男心をくすぐります。
そしてタイラー自身のキャラクターもいいのです。もう乗ってる車から想像できる通り、アメリカの片田舎のガキ大将がそのまま大人になった感じで、ケイトとは競って竜巻を追いかける仲ですが、案の定彼女の事が気になりアプローチを試みます。このアプローチが意外に紳士的で絶妙な距離感を保ち続けます。変にガツガツしていないので肝心の竜巻との追いかけっこを邪魔せず、映画のアクセント的に恋の予感だけを匂わせてくれます。
映画は見所満載ですが、延々大迫力の映像を垂れ流すのではなく、ケイトが苦い思い出から諦めていた夢をもう一度取り戻す様や、ケイト、タイラー、ハビの間に起こる反目や共感のドラマを程よく挟むことによって映画に心地よい緩急が生まれ、飽きたり疲れたりすることなく最後まで鑑賞できます。
ドラマに意外性が無かったり、ツッコミたくなる描写もありますが、逆に「これそういう映画だったの?」と思わせるような唐突な説教を始める事もないし、登場人物一人一人に一々見せ場を作って間延びした感じにもならず、この映画の一番の売りである巨大竜巻を体感させるという事を邪魔しないバランスの良さがあります。巨大竜巻にハラハラする一方で何故か安心感を持って楽しめる映画です。
それでも若い頃に短パン姿で痛い目にあっているケイトが、その後もノースリーブやタンクトップ姿で竜巻を追いかけているのはやっぱりおかしいと思います!
自然災害である竜巻を消し去る薬剤を開発しようという発想にもいささか傲慢な感じがするのですが、この傲慢で横暴でもういい加減にせえよと思う一方で、ほんの少し憧れもする姿勢こそ、アメリカのフロンティアスピリッツを感じさせるのです。そしてその事がどことなく昔のハリウッドアクション映画を思い出させる作品です。
そういえば前作の「ツイスター」(96年)では敢えて立ち見で劇場の壁にもたれての鑑賞が一部の界隈で推奨されていました。映画の音響をより体感するためです。
今では立ち見をする機会なんてめったにないと思いますし、立ち見などしなくても映画の音響を十分に体感できると思います。
あまり劇場で鑑賞することがなく通常のものとIMAXとでどれほどの違いがあるのかも正直よくわからないくせに言いますが、とにかく映画館の最大の利点である巨大スクリーンと大音響で鑑賞すればこそ意味のある作品です。
鑑賞後も台風一過のような晴れやかな気分で劇場を後にできるこの作品。この夏おすすめの1本です。
竜巻ハンターたちのアクションだけでなく人命救助の話であるのが尊い 恋愛はさらりと描くのがイイ やはり「男はドリルだ!」
竜巻ハンターたちのアクションを描く「ツイスター」の正当な続編。
(今度は牛が2匹鳴きながら飛ばされる…と言うシーンに期待していたがなかった。)
竜巻のあまりに悲しいトラウマを抱えた女と、表面上はチャラいが実は被害に遭った人々を助けているYouTuber男。
竜巻を巡って競う二つのチームの競い合いが面白い。
しかし、竜巻を追いかける人々や、派手なデザスターを描きながら、「人を助けること」をちゃんと描いていることに感心。
データ収集よりも竜巻に襲われる街の人々を救いに向かうことを優先する主人公たち、同行した記者も、すぐにカメラを置いて人を助ける、そういうところが観ていて実に気持ちいい。
そして、恋愛はさらりと描ているのもいい。
終盤の「ドリル」のオチもちょっと笑えて、気持ち良く見終えることができました。
期待外れ(いい意味でw)
映画館で観れて良かった良作。テンポ良く進む展開で飽きることなくあっ...
美しくど迫力なパニックムービー
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