ツイスターズのレビュー・感想・評価
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ザリガニ女から竜巻女に成長
楽しめるけど、夏休みの自由研究みたいなスケール感かも
十分楽しめる映画ですが、期待したほどのリアル感というか、スケール感は、感じられなかったです。竜巻自体はとんでもなく大きくて、町を壊滅状態にしちゃうほどです。でも、それって、州兵が避難対応に当たるレベルだと思うし、国家を挙げての研究案件だと思うんですけどね、どうなんでしょう?
個人が急に日曜大工で作ったレベルの装置で立ち向う相手ではないです。建物が丸ごと吹っ飛ぶのに、車をドリルで地面に固定って・・・ 土の地面にドリルを打ち込んでも、意味がないと思うんだけど、どうなんでしょうかね。
それに、町を助けに行かないと・・・って、気持ちは分かりますが、仲間数人で駆けつけても、出来ることは限られています。人気ユーチューバーさん、もっと出来ることがあるでしょう? この惨状をちゃんと全世界に伝えないと・・・。
思いきり話の風呂敷を広げて、竜巻も超巨大化させたのに、活躍するのが、ごく数人だけで、やっていることが小さいかな?と言う感じは、ぬぐえなかったです。国家レベルの陰謀話をベースにしたスケール感も大きい「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を見た後っていうのが、ちょっと良くなかったかも知れないです。
綺麗なアサイラム作品
最初から最後まで見逃せないシーンがたくさん。そして自然の恐ろしさがダイレクトに伝わり、あまりの恐ろしさに少しだけ涙が出てしまいました
8月1日公開。
「ファーストデイ」で映画料金が安かったので早速観に行ってきました。
過去に竜巻に挑んで3人の仲間(そのうち1人は恋人)を失ったケイト、
ケイト達とは別行動で生き残ったハビ。
「竜巻チェイサー」と名乗り、陽気な仲間たちとチームを組んで竜巻を追っている
YouTuberのタイラー。
最初は竜巻を巡って互いに競い合っています。
ただただチャラいだけだと思っていたタイラーたちは
竜巻の被災者たちのために動き、
ハビの出資者である不動産屋のリッグスは
実は被災者たちから土地を買い上げていました(悪徳不動産屋?)
事実を知ったケイトは、ハビの元から去りタイラーと行動を共にします。
ロデオのショーを見ている最中に襲来した竜巻から逃げるシーン、
あのプールでのシーンは迫力がすごかったのですが
あまりの恐ろしさに少しだけ涙が出てしまいました。
炎の竜巻のシーン、ハビがやられちゃう!とハラハラドキドキ。
そして、街を襲った竜巻から逃れるために避難した映画館。
流れたままの映画と崩れ落ちる天井や吹き飛ばされる人々との対比が
緊迫感を増大していました。
薬剤を積んだタイラーのトラックに乗って竜巻に挑むケイト。
竜巻によってトラウマを抱えていた彼女が立ち向かっていく姿に
これまたハラハラドキドキでした。
最後の空港でのシーン、タイラーがトラックをドリルでガッツリ固定して
ケイトの元へと行くシーンはよかったです。
最後はラブラブシーンになるかな、と少しだけ期待しました。
でも、そういうシーンは一切なく、
また人々が竜巻に巻き込まれるシーンはありましたが
彼等がどうなったのか……という描写はありませんでした。
それにしても……竜巻があんなに恐ろしいものだったとは……。
竜巻の脅威を描いた体感型娯楽作!
夏休みらしい娯楽作!公開初日が映画の日ということで早速鑑賞してきました。
なお、ヤン・デ・ボン監督の「ツイスター」は未見です。
ストーリー的に最初のほうは5人の学生が軽いノリで竜巻を追いかけるってどうなん??と思いましたがの案の定自然の脅威を思い知らされることになる。
竜巻の迫力はすごいですね。
どうやって撮影しているのだろうか。
臨場感あって見応えありです。
ケイトに扮する女優もきれいな方だなあと思ったら「ザリガニの鳴くところ」で主演を務めたデイジー・エドガー=ジョーンズだと後で知りました。
タイラーとハビの恋のさや当てみたいな展開になり、タイラーのほうがいい男っぽいのですが、ハビの見せ場もあり、3人いい関係で終わって良かったです。
ケイトの母親がタイラーを気に入り、勝手に夕食を一緒に食べようと誘ったり、泊まっていくよう勧めるのが笑えます。
クライマックスでケイト一人が車に乗って竜巻に突っ込み、竜巻を破壊する装置を発射するあたり、強い女性像が描かれており時代を感じました。
車が竜巻に吹き飛ばされないように地面にドリルを打ち込むのですが、あの程度で大丈夫なのかちょっと不安になりましたが。
まあでも細かいことは抜きにして、竜巻のすさまじさを体感する娯楽作としてはよくできていると思いました。
今年の夏はこの映画で暑さを吹き飛ばしましょう!
やっぱりパニック映画観たくなる
内容は割と面白い。4Dはとてもショボかった。
感じたら追え!
冒頭から迫力ある竜巻との対峙シーンでグイグイと映画世界に引き込まれました。
過去にトラウマを抱えた主人公ケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)と
一見軽薄に見えながらも竜巻に襲われた人々の救済を真摯に行う
竜巻チェイサー&Youtuberのタイラー(グレン・パウエル)のキャラクター造形が素晴らしいですし
このふたりの俳優の演技も素晴らしかったです。
ケイトが自分自身の過去を乗り越え前を向いていく、そこにタイラーの影響があることと
タイラーの竜巻の被害にあった人々への向かい合い方が実に素敵なんですよね。
YouTubeの番組オリジナルのTシャツをなぜ作っているのかがわかるくだりの
ケイトの反応がとても心にじんわり沁みて、良い映画だなと感じました。
ラスト近くの竜巻との対峙シーンは、冒頭に受けたトラウマを払拭するかのように
強い意志でケイトが臨み、見事に多くの人を救うという
実に気持ちの良いクライマックスシーンでした。もう最高でしたね。
本作は35mmフィルムで撮影されているそうですが、映像の質感が昔のハリウッド映画みたいで好きですし、
計算されつくされているであろう竜巻の映像も圧倒的な迫力、
且つ本当に怖い&手に汗握る映像で、度肝を抜かれました。
やっぱりラストの空港のシーンがシビれるんですよね。
「感じたら追え」というケイトのセリフが実にシャレていて、ニコニコしてしまいました。
ここで言うか、それを!と。
私が想像していた以上に面白く、思わずパンフレットまで購入してしまう気に入り方をしてしまいました。
デイジー・エドガー=ジョーンズ&グレン・パウエル最高!!
デイジー・エドガー=ジョーンズ待望の新作
「ザリガニの歌うところ」以来の大ファンのデイジー・エドガー=ジョーンズ待望の新作です
予告編を観るとこれにデイジーを使うのはもったいないと思ったんですが
いやいやあれは序盤の枕だけの話で本作でもその実力をいかんなく発揮できる作品に仕上がっています
類まれな表現力と物語を持った女優さんでその破壊力は凄まじく
別の意味でもまさに荒れ狂うツイスターとの対決といえるでしょう
また吹き替え版で観たんですが小芝風花ちゃんがデイジーのイメージにピッタリでめちゃくちゃ上手いです
さすが花屋のモコミさんからカレー屋のミナレさんまでこなす実力者!
字幕でも差し支えない内容ですが是非吹き替え版の方もチェックされてはいかがでしょうか
*原題のsingは日本語タイトルで「鳴く」になってたのねw
「歌う」じゃないからタイトルの意味が分からなかったかも
公開当時ザリガニが鳴くような場所と思った人が多かったんですが
アニメでザリガニが歌っている画が頭に浮かばないと
あの物語が如何に名作なのかが理解できていません
自然は恐ろしいのです…
昨今の夏の暑さ、それだけでもこれから色んな生物を殺していく可能性がありますよね。
全部人間が生活を豊かにするために深く考えずにしでかしてきた事のしっぺ返しなんでしょう…。
夏の暑さのみならず、日本だけでも台風は凶暴化し、冬にも豪雪が増えて…人間だって、一体どこで暮らしたら安泰なんでしょうね。
主人公が美しく可愛くて、最初はそこに見惚れてましたが、すぐにストーリーに夢中になってました。
自然や気象現象に多少興味がある身としては、とても面白かったです!
どうやって撮影しているんだろうと頭の片隅で思いながら、クライマックスでは何粒も涙を流しながら観入ってました。
『トップガン』で覚えたグレン・パウエル君も、なかなかに良かったです。
車酔いするっ
複数形にはなっているが・・・
竜巻を主役に据えた「怪獣映画」的な展開と、破壊スペクタクルを期待したのだか、この点については少し物足りなかった。
その分、過去にトラウマを負ったヒロインが、2つの竜巻チェイサーのチームの間で揺れ動く姿が描かれるのだが、その割には、トラウマを克服する過程が案外あっさりとしているし、何よりも、そんなヒロインだけでなく、登場人物の誰にも、自然の猛威に対する畏敬の念や、謙虚な姿勢が見受けられないのはどうしたことだろう?
いくら異常気象とはいっても、たった数日の間に、あれだけ多くの竜巻に遭遇するのはご都合主義的だし、竜巻多発地帯のはずなのに、モーテルにも映画館にも地下シェルターがないというのも不自然だ。
竜巻を3基のレーダーで立体的に観測するという話も、竜巻の水分を吸い取って消滅させるという話も、竜巻の被害者をカモにして金儲けをするという話も、どれも興味を引かれるエピソードなのだが、すべてが中途半端で、掘り下げ不足の感が否めない。
その一方で、これだけ科学が発達した現代においても、竜巻の発生場所や進路等を予測するのに、個人の「勘」に頼らざるを得ないというところは面白いし、スノッブなエリートよりもワイルドなカウボーイの方が好まれるという、アメリカ人の「いかにも」な気質がしっかり描かれているところも微笑ましい。
ヒロインの気象学者と竜巻チェイサーのカウボーイが急接近する展開は「お決まり」ではあるものの、あまりベタベタとしたラブストーリーにはなっていないところにも好感が持てた。
ところで、レーダーを設置しようとして車から降りて、そのまま置き去りにされてしまったMIT出身の科学者は、その後、どうなったのだろうか?
竜巻を手なずける
8月1発目に選んだ今作!4DXで鑑賞。
めっちゃ面白かった!!!
ずっと圧倒されっぱなしでした。
迫力満点の映像が素晴らしかった。
竜巻の怖さをしっかり描いています。
新しいモンスター?映画でした。
超巨大竜巻破壊計画だけを描くのではなく、人間関係の描写も丁寧に描かれている。
ケイトとタイラーの会話は少し恋愛コメディのような会話のようにも感じた。
また、主人公たちの判断には、心を打たれるシーンばかりだった。
下半期1位の候補です。
めっちゃ楽しかった!!
劇場で観ないと3割減か
監督は「ミナリ」のリー・アイザック・チョン。あまりの作風の違いに、監督の仕事って何だろうと考えてしまった。製作陣は不自然なほどの豪華ヒットメーカーメンバー。このテーマでもう1回映画を撮ろうという意気込みは大したものだとは思うが、テーマパークで儲ける魂胆かな、などと勘繰ってしまう(映画館のシーンが使えそう)。
過去に悲劇の傷を抱えるヒロイン(「ザリガニの鳴くところ」の主演ですね)に、ノリの良い能天気なカウボーイチーム、企業お抱えのスノッブな高学歴チーム、そして竜巻と追って追われてのカーチェイス。竜巻を消す技術アイディアが軽快な音楽とともに2分くらいで固まってしまう。
何だか80年代ハリウッドの懐かしいノリを思い起こさせる舞台設定と演出で、ついつい文句を言いたくなるが、このテーマで真面目くさって批評する方が間違っているのだろう。そういう意味では盛り沢山でバランスが取れている緻密な脚本なのかもしれない。
竜巻の迫力は凄いので、劇場で観ないとこの映画の評価は3割減か。
「トップガン マーベリック」で顔が売れたグレン・パウエルは期待通りの仕事をしたと思うが、次は仕事をよく選ばないと、1種類の芝居しか出来ない役者だと批評されそう。
見てるだけなのにクタクタになりました。
【今作はド迫力過ぎる、トルネードディザスターシーンだけではなく、ヒューマンストーリー要素もふんだんに盛り込んだ見応えある作品である。観測車に装着したドリルの使い方も良き作品でもある。】
■気象学を学んでいたケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)は、高校時代に研究のために巨大トルネードが発生した際に強行策を取ったためにハビ(アンソニー・ラモス)以外の親友をトルネードに呑み込まれ、自責の念に悩まされながら、NYで自然災害を予測する仕事をしていた。
そんなある日、数年振りにハビと再会し、故郷オクラホマ州で巨大トルネードが頻発している事を知らされ、一週間と言う約束でハビと共に、オクラホマへ久しぶりに帰省し、ハビたちのチームと共にトルネード発生予測作業に取り組んで行く。
◆感想
・今作は、レビュータイトルに記した通り、ディザスタームービーではあるが、それだけではなく、ケイトの若き日のトラウマ克服の物語であり、ラヴ・ストーリーでもある。
・冒頭はハビたちの”真面目”チームに突如乱入してきたカウボーイハットを被ったタイラー(グレン・パウエル)率いる一見かなりチャラい、トルネードの姿を撮影し、ユー・チューブに上げるチームが登場し、何となく善VSチャラい人達みたいな展開かなあ、と思いながら観賞。
・だが、徐々にハビたちの”真面目”チームのバックについていたのが、不動産業を営む男で、トルネードにより家屋損壊した人たちに、家の勧誘をしている事が明らかになって来るのである。
ハビは、それを”救済だ。”と苦しそうに説明するのだが・・。
一方、チャラい人達だと思っていたタイラーたちが、自分達のロゴが入ったTシャツを売ったお金で、被災者たちに炊き出しをする姿や、タイラーが実は気象学に精通している事も分かって来るのである。
■この辺りの一連の描写は物凄い迫力である。トルネードに襲われた町の住宅はあっと言う間に損壊し、渦に巻き込まれた人は次々に空に呑み込まれていく。
映画館に逃げ込んだタイラーたちを襲うトルネード。タイラーたちは地下室を探すが無く、近くの公営プールに飛び込んで、頭を低くし耐えるのである。
正しい避難方法である。確か、バスタブを被って助かった人も居た記憶がある。
・そんな中、ケイトはタイラーたちのチームの車に単身乗り込み、自身が考えたピックアップトラックの荷台に薬液を積んだ樽を多数乗せ、トルネードの中に撃ち込むことでトルネードを解消する方法で巨大トルネードに立ち向かうのである。
普通は、車ごとすっ飛んでいきそうなものだが、タイラーの特別仕様の車はドリルを地中に埋め込むことで、車を固定するのである。
そして、ケイトは巨大トルネードを解消させるのである。
■今作は、この辺りからケイトとタイラーの関係が近づいて行く姿も、物語にアクセントを与えていて大変宜しい。
ケイトは過去のトラウマから、オクラホマの全てを知る母との連絡を絶っていたのだが、久しぶりに実家に戻り、且つてトルネードを研究していたを頃の模型を見ている時に、タイラーがやって来てケイトの母の勧めで食事を共にするのである。
タイラーはこの頃には、チャラい男ではなく、真面目にオクラホマの人達をトルネードから助けるイケメンの男として描かれるのである。
<そして、一週間が過ぎケイトはニューヨークに戻ろうとするが、見送りに来たハビはタイラーに対して”行かせていいのかよ。”と笑って言葉を掛けるのである。
タイラーは黙っているが、空港アナウンスで”天候の為、離陸が遅れる。”と流れた時に、タイラーは空港の交通整備の職員から”駐車禁止ゾーンだから、車を動かして‼”と言われるのだが、ニヤッと笑ってナント、ドリルを道路にウイーンと埋め込むのである。(脳内、爆笑シーンである。)
そして、その後、ケイトとタイラーは仲良くトラックの運転席の屋根に腰掛けて、オクラホマの住民を守るために、空を眺めるのである。
今作はド迫力過ぎる、トルネードディザスターシーンだけではなく、ヒューマンストーリー要素もふんだんに盛り込まれた見応えある作品なのである。>
夏のハリウッド大作の復活
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