ツイスターズのレビュー・感想・評価
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何とかしたいからこそ立ち向かう
映画を観たネタバレにならない率直な感想を綴ろうかと思う。
よく個人的にはネットニュース等でアメリカの竜巻に纏わる未曾有の災害を映像や写真を通し被害の大きさを見て絶句してしまう。
映画を見てふと気になった。
アメリカではどうなんだろう。
これから先地球温暖化でさらに竜巻が起きるリスクも高くなると同時に頻繁に発生する可能性も当然ながらあり得る未来が待ち受けている。
我が身を捨ててでも、竜巻とどう向き合い、被害を最小限に食い止めるには何をすべきか。今当に研究されている事案だろうだけに、強い気持ちを持ち竜巻に立ち向かった姿は見ていて思わずかっこいいなあと思った。
きっと天国で亡き仲間たちも、竜巻と戦っていたんだよ~ってのがあればなおグッとくるが、あくまでも科学的根拠に基づき竜巻と対峙するストーリーには不要だったねΣ(´∀`;)
正統派ディザスターもの
トラウマティックな体験をした正義感の強い天才肌少女が、仲間の助けを得てその元凶に近接した事象に立ち向かうことで、元々の生き生きとした心を取り戻し、しかも人々を救う…なんだったら友情と恋愛もゲットしちゃうぜ、という、ストーリーだけを取り出せば古式ゆかしささえ感じさせるような王道の作品である。竜巻追っかけYoutuberたちが出てくるなど新しげなところもなくはないが、彼らも結局主人公に助けられる側に回り、勇者は主人公一人なのである。途中で国旗を背負っちゃうし(そういう柄のシャツを着るのだ)、アメリカを救うヒーロー誕生というわけである(知性ある女性+野性ある中西部代表、ということで現在の米大統領候補両者のイメージを足して2で割ったようなキャラ造形と思う)。個人的には、Youtuber 軍団、中でもドローン戦士が好きだったので、もっとみんなで活躍してほしかった。/というわけで、ディザスターのワクワクが前面に来てストーリーからは意識が反れるので、4DXで見て正解であった。
嵐を手懐けた女
オクラホマの青い空が印象的だった。
草原が広がっていて、空はどこまでも青く広い。とても牧歌的で都会の喧騒とは無縁のような場所。
そんな大地を蹂躙していく嵐の凄まじいことったらない。実際目にした事はないのだけれど、予告にあった地球上で最大級のモンスターって触れ込みに嘘はなかった。
渦巻く黒雲、雷と雨を伴い地表のあらゆる物を根こそぎ天空へとばら撒く。コンビナートを巻きこみ天高く聳える火柱には絶望しか感じなかった。
とてつもない説得力を誇示しながら押し寄せる映像にあてられっぱなしだった。
ちなみに俺は「竜巻観戦ツアー」なるものがもしあったとしたら、1も2もなく参加する不心得者だ。
好奇心に勝てないので、タイラー達の気持ちが理解できる。
ケイトはリアルヒーローなのだと思う。
現地の人達には希望であり救世主のような存在で、ごれが実話に基づくなんて事になったら、とんでもない偉業を成し遂げる女性だ。
竜巻を制圧する。
…海を割ったモーゼに匹敵するかのようだ。
このケイトのキャラも良かったなぁ…。
過去を克服していく訳なのだけど、母親が語るケイトはギフトを与えられていたかのようで…運命や宿命のようなエピソードがあったのも好きだった。
そのケイトの相棒になるタイラーも魅力的で…命知らずのストームチェイサーで、こいつは竜巻に恋焦がれてる。好きなものの全てを知りたいのだそうな。
頭のネジがぶっ飛んでるとも思うのだけど、その状態はわからなくもないし、ケイトはもっとぶっ飛んでるかのような描き方でもあった。
タイラーのチームはしっかりキャラ立ちもしてて、無鉄砲な行動とは裏腹に、被災地を人々を救援もする心優しき無法者なのである。
ケイトの母親も素敵だった。
ケイトの昔からの研究を「捨てればいいのに」というケイトに対し「世界を救うのを待ってるのよ」なんて返すとこなんざ、カッコ良すぎてたまらない。
全然、イケてる感じではなくオクラホマにいるおばちゃんなのに超絶カッコいい!
冒頭から惜しげもなく起こる竜巻にテンションは爆上がりだ。竜巻の目(?)を真下から眺めるカットとか、光の柱みたいに神々しい。
その竜巻が及ぼす被害の甚大さ…。
ケイト達も作中で幾度となく死にそうな目にもあってる。超弩級の竜巻に突っ込んだ時のケイトは、死を覚悟したかのような潔さまであった。
台風一過もとい竜巻一過…
晴れ渡るオクラホマの空の下、尚も竜巻を追っかけるケイトとタイラーが談笑している。タフな連中だなぁと頼もしくなってくる。
そんな連中に、いかなる障害をも打破し突き進む人間の強さを垣間見たりもする。
爽快なヒーロー譚でもあった。
楽しめた!
竜巻がテーマの映画を観るのは初めて。
ストーリーも良くて見応えあった。
主演の女の子、可愛かった。
ザリガニの女の子だったんだ!と解説を読んで気がつきました。
竜巻を見に行くとか中に入るとか本当にすごい、怖い…。
終わり方も良いし楽しめました。
タツマキの暴れるところ
注目していたデイジー・エドガー=ジョーンズが主演!前作のザリガニの鳴くところから、今作はタツマキの暴れるところへ。どちらのジョーンズもとても魅力的でした。
1996年公開の「ツイスター」を観たときも映像の迫力に感動しましたが、今作はまたその何倍ものド迫力 。やはり映像技術ってスゴい進化してますね。
あっ、ストーリーもとても楽しめましたよ♪
オススメです!
うんちくが多く目新しい映像は全く無い
25年前の前作と比べ映像技術は格段に進歩しているはずだが、全く前作を超えている映像は無いとても残念
その分竜巻のうんちくが多く興味がある方には良いのかも、前作を音響のリマスターをしてリバイバルをして欲しいと心から願います
思ったより良かった、ってなる。
一昔前のパニックムービーとは違うと思う。明確な悪役はいなく、それぞれのキャラクターが自然な感じで描かれている。台風だって必要以上に悪役にしない、という監督の意志を感じた。私は、それが好きだった。
もちろん、大作とは言えない。これからの時代、ナチュラルというものが何なのか考えてしまう映画。
これはスクリーンで観て良かったです
ストーリー、それぞれの登場人物、キャスト、劇中の曲、それになんといっても映像がすごい迫力でした
竜巻のこわさがとても伝わってきました
そこに車で飛び込んでいく主人公達
ガタガタという車に、観ていてハラハラドキドキしまくりでした
そんな臨場感いっぱいのストーリーに登場人物も良くて、パニック作品でありながら人間関係もしっかり描かれてさらに楽しめました
芯の強い主人公のケイト、最初チャラ男と思ったタイラーが中盤からとっても良い人、ハビも良かったし、好感が持てる登場人物ばかりで良かったです
そして爽やかなラスト
なんかもう全てがアメリカでした笑
竜巻カウボーイ
90年代は「ツイスター」「ボルケーノ」「ダンテズ・ピーク」など自然災害映画ムーブメントがありましたが、たまにはそういう映画を、と言うことで
「ツイスターズ」
過去のトラウマを抱える気象マニアの主人公と「竜巻カウボーイ」グレン・パウエル!
「竜巻カウボーイ」!
声に出して読みたいネーミングです
この「竜巻カウボーイ」、「ストームチェイサー」と呼ばれる気象マニアのユーチューバー
「ストームチェイサー」とは気象図を参考に独自に嵐を追うマニアらしいのですが、大谷翔平の関係者で「ストームチェイサー」がいることをご存知でしょうか!?
エンゼルス時代の同僚(WBCアメリカ代表の四番打者)、あのマイク・トラウト!
幼少期から気象予報が大好きで、常に気象図をチェックし、嵐が近づくと車で観測に行くほどのマニアらしい(同僚も悪天候だと試合前、トラウトに尋ねるのが常)
アメリカの野球選手は野球以外にも才能ある人が多く、日本の野球選手にはあまり聞かない話(日本人プレイヤーは野球○○が殆どなので…)
夏に観るには最高のデートムービー
自分含むアラフィフ世代にとって、竜巻(トルネード)といえば野茂英雄ですけどね オワリ!
期待通りの作品!
前作から28年 リメイクとの噂もありましたが、続編でした!
と言っても、ストーリーが繋がっている訳ではなく前作から28年後という感じ
ドロシーが出てきたり、車の色が白VS赤だったり、双子や夜の竜巻など、前作のオマージュも良かった!
俳優さんの演技力も良くて素晴らしいエンタメ作品になってました!
映画館で映画見るのっていいですね!
とにかく初っ端からガツンとかましてくれます!
轟音を唸らせオクラホマの大地から天高く伸びる巨大竜巻!それを我先にと、泥を跳ね上げ追走するピックアップトラック!そして走行音がやかましい車と親和性が高いのは単純なリズムが心地よいアメリカンハードロックだ!
これらを劇場の巨大スクリーンと大音響で体感できたのは本当に幸運でした!しかもIMAXで!!
余り劇場へ来る事のない自分ですが、ユーネクストの未使用ポイントを消化するためというケチ臭い理由から久しぶりの映画館へ。というか、世の中にはこんなにも頻繁に映画館へ行く人がいるのか!とこのサイトにきて逆に驚いています。
それはともかく、現在劇場公開されているラインナップ、個人的にはどれも決め手に欠ける感じでとても迷いました。そして最終選考に残ったのが「デッドプール&ウルヴァリン」と本作で、「デッド~」は1も2も見てないし、X-MENシリーズも一つも見ていないため、前作を遥か遠い昔に劇場で見た事のある「ツイスターズ」を見る事に。
事前に前作を見直すこともなく全くの丸腰でやってきて、IMAXなんて偉そうに言っても、人出の少なくなる遅い時間の上映を選んだら自然とそうなっただけなのですが、しかしそれらの偶然が全ていい方向に転がった感じです!
志を同じくする友人や恋人に囲まれ「竜巻を手なずけろ!」と若さゆえの万能感に満ち溢れる主人公ケイト。これから自身の開発した竜巻を消し去る薬剤の実証実験のため、竜巻に接近するというのにウッキウキです。しかし案の定そんなのぼせ上った態度は大自然の力の前に粉砕されます。
だいたいありとあらゆる物を巻き上げて空高く吹き飛ばす竜巻に近づくのに短パン履いて足晒してるっていうのはどうのなか?
自らの軽率さが招いた事とはいえあまりに大きな代償を払い、彼女の青春の思い出は苦いものとなってしまいました。
そして月日は流れ、ケイトは竜巻頻発地帯の故郷オクラホマを遠く離れたニューヨークでオフィス勤めですが、同じ苦い思い出を持つ旧友ハビの頼みで、ハビの竜巻観測システムの研究に力を貸すためオクラホマへ1週間の期限付きで戻ってきます。
そこでは脳内麻薬を分泌するためだけに竜巻を追いかけまわす「竜巻カウボーイ」のタイラーが幅を利かせており、彼と彼のファン達が竜巻の発生を今か今かと待ち構えている様子はちょっとしたお祭り騒ぎです。
こういう界隈が寄り集まってワイワイやっているのを見るのは、彼らの趣味に興味が無くても妙に楽しいものです。菅原文太のトラック野郎シリーズを思い出させます。
(欲を言えばケイトのチームとタイラーのチーム以外にももう二つ三つ個性的なチームがあると嬉しかった)
さて、この竜巻カウボーイのタイラーですが、とにかく彼の愛車のピックアップトラックが良いのです。ケイトやハビのチームが乗るトラックがピカピカに白いのとは対照的に、相当使い込まれて赤色の車体も汚れでくすんでいます。
そして竜巻を追っかける為に色々カスタムされており、雹よけの金網や竜巻に突入しても飛ばされないよう大地に固定できるドリルが付いていたり、花火を打ち上げるための筒が付いていたり!?街宣車のように車外にスピーカーをつけてローハイドのような音楽を流しています。本当にバカな車なのですが、特定の目的のために特化したマシーンはやはり男心をくすぐります。
そしてタイラー自身のキャラクターもいいのです。もう乗ってる車から想像できる通り、アメリカの片田舎のガキ大将がそのまま大人になった感じで、ケイトとは競って竜巻を追いかける仲ですが、案の定彼女の事が気になりアプローチを試みます。このアプローチが意外に紳士的で絶妙な距離感を保ち続けます。変にガツガツしていないので肝心の竜巻との追いかけっこを邪魔せず、映画のアクセント的に恋の予感だけを匂わせてくれます。
映画は見所満載ですが、延々大迫力の映像を垂れ流すのではなく、ケイトが苦い思い出から諦めていた夢をもう一度取り戻す様や、ケイト、タイラー、ハビの間に起こる反目や共感のドラマを程よく挟むことによって映画に心地よい緩急が生まれ、飽きたり疲れたりすることなく最後まで鑑賞できます。
ドラマに意外性が無かったり、ツッコミたくなる描写もありますが、逆に「これそういう映画だったの?」と思わせるような唐突な説教を始める事もないし、登場人物一人一人に一々見せ場を作って間延びした感じにもならず、この映画の一番の売りである巨大竜巻を体感させるという事を邪魔しないバランスの良さがあります。巨大竜巻にハラハラする一方で何故か安心感を持って楽しめる映画です。
それでも若い頃に短パン姿で痛い目にあっているケイトが、その後もノースリーブやタンクトップ姿で竜巻を追いかけているのはやっぱりおかしいと思います!
自然災害である竜巻を消し去る薬剤を開発しようという発想にもいささか傲慢な感じがするのですが、この傲慢で横暴でもういい加減にせえよと思う一方で、ほんの少し憧れもする姿勢こそ、アメリカのフロンティアスピリッツを感じさせるのです。そしてその事がどことなく昔のハリウッドアクション映画を思い出させる作品です。
そういえば前作の「ツイスター」(96年)では敢えて立ち見で劇場の壁にもたれての鑑賞が一部の界隈で推奨されていました。映画の音響をより体感するためです。
今では立ち見をする機会なんてめったにないと思いますし、立ち見などしなくても映画の音響を十分に体感できると思います。
あまり劇場で鑑賞することがなく通常のものとIMAXとでどれほどの違いがあるのかも正直よくわからないくせに言いますが、とにかく映画館の最大の利点である巨大スクリーンと大音響で鑑賞すればこそ意味のある作品です。
鑑賞後も台風一過のような晴れやかな気分で劇場を後にできるこの作品。この夏おすすめの1本です。
竜巻ハンターたちのアクションだけでなく人命救助の話であるのが尊い 恋愛はさらりと描くのがイイ やはり「男はドリルだ!」
竜巻ハンターたちのアクションを描く「ツイスター」の正当な続編。
(今度は牛が2匹鳴きながら飛ばされる…と言うシーンに期待していたがなかった。)
竜巻のあまりに悲しいトラウマを抱えた女と、表面上はチャラいが実は被害に遭った人々を助けているYouTuber男。
竜巻を巡って競う二つのチームの競い合いが面白い。
しかし、竜巻を追いかける人々や、派手なデザスターを描きながら、「人を助けること」をちゃんと描いていることに感心。
データ収集よりも竜巻に襲われる街の人々を救いに向かうことを優先する主人公たち、同行した記者も、すぐにカメラを置いて人を助ける、そういうところが観ていて実に気持ちいい。
そして、恋愛はさらりと描ているのもいい。
終盤の「ドリル」のオチもちょっと笑えて、気持ち良く見終えることができました。
期待外れ(いい意味でw)
同様に竜巻🌪️をテーマにした過去作のスピルバーグのツイスター🌪️のリメイクかと思っていたんですが関係ないようですね
でも、制作陣や俳優さんたちはかなり意識をして制作されていたそうですがw(当たり前か😆)
随所に過去作のオマージュが散りばめられていたりするのも良いですね👍️
話的にはどうしても過去作と同じ感じになるのは仕方がないのであえて評価はしません
テンポもよく最後まで見ていて飽きない作品でした
久しぶりにつまらない映画をみた
あらすじはザクっと見ていたが
冒頭から観客置き去りでストーリーが進む。
一体何と戦ってるんだ、この人達は?という感じ。
終始、竜巻があーだこーだあーだこーだと、何も進展せず最後までものすごくつまらない。
能力系のスキルでも使って竜巻から人々を守るシーンでもあれば多少面白いと思うが、結局最後も成功したと騒いでいたが散々街は大被害受けて人も何人か犠牲になっていたとは思うが、、。
主人公の予知能力の描写も非常に薄くて竜巻に街が襲われるシーンも平凡すぎてだから何なんだ?というか退屈である。
ストームではなく元凶は未知の大怪獣とかいって出てくれば話は別だが。
この映画を楽しいと言っている人達は一体何が楽しかったのか逆に教えて欲しいくらいである。
ムダに大音響のシネマ体験が味わえる料金高めのスクリーンで見てしまって後悔。
このレベルならDVDが出てから一週間50円で見れるのを待つべきだった。
本当に2時間一体何を見せられていたのか、、。
映画館で観れて良かった良作。テンポ良く進む展開で飽きることなくあっ...
映画館で観れて良かった良作。テンポ良く進む展開で飽きることなくあっという間の鑑賞。脇役キャラにもしっかりとスポットをあてた丁寧な作りで分かりにくさも無かった。
恋愛的パートも、利を取るか実を取るかのパートもサラッとした使い方で◎。様は「感じたら追いかけろ!」って事みたいですな。
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